4 / 66
4:その場所は森と湖?そして目を覚まして?
しおりを挟む
その事でこの世界を創ったある存在の神様より、彼、一条 響に特別な力を授けてくれていたのである。しかし 響がそれに気が付くのはずっと後になるのだった。
ー☆ー☆ー
それから時空の彼方に飛ばされた一条 響は・・・その時間から数時間後?いや過去に戻っているので正確な時間は、解らないが意識が覚醒して目を覚ますと、地面の柔らかい感触とジメッとした感触が背中付近にあった。
「うっ、う~ん、目が回る・・・それに、背中が・・・!?」
背中からお尻の辺りまでグッチョリと濡れている感触があった。
「まっ、まさか・・・こんな歳になってオネショをしまったのか・・・」
一瞬、顔を青ざめさせて、俺、一条 響はすぐに飛び起きた。するといつも以上に俊敏に動けたような感じがしたがそんな事よりも驚くことがあった。
それに何故か肥満体形だった自分の身体に違和感を覚え、視線の高さが妙に低く感じたのである。
「あれ?なんか妙に視線が低い感じがする?それに無駄に出ていたお腹が・・・なくなってる?・・・!?うぇ、お尻が・・・」
確かに、無駄に大きかったお腹がスッキリとした体形に変わっていて、視線が若干低いような感じがしたが、それよりも背中からお尻までがずぶ濡れ状態になっているのが、すごく気になったのである。というより気持ちが悪い状態になっている。
しかし、背中とお尻を気にしながらも、その周囲と自分が寝ていた箇所を確認して安堵の溜息を吐いた。
「ふぅぅっ、よっ、よかったん。お漏らしじゃなかった・・・しかし、ここはどこだ?・・・それになんだか、この辺りは・・・」
ちょうど自分が寝ていた付近は、湖の中心部で島みたいな箇所であり、その中間部には恐ろしくでかい樹が生えていたのである。それにちょうど俺が倒れていた場所にはコケのような物が生えており、全体的に水が染み出していたのであった。
それにここは危険とは程遠く、とても安らぎを感じていて、清々しい気分の場所であった。
「でも、どうしてこんなとこで寝てたんだ?確か・・・非現実的な生物にあった様な・・・?ああ、そうだそうだドラゴンとフェニックス・・・あっ、そうだ古神竜のエナジー様と鳳凰神のフレイヤ様だったかな?・・・それに何かを頼まれたような・・・!?あっ、そうだそうだ、女の子を2人見つけて護らないといけなかったんだ。忘れるところだった」
とても大切なお願いされていた事を、一旦忘れていたが、ふと思い出した。恐らくこれは時空の彼方を通って時間をさかのぼった時に起こった、一種の記憶の混乱であったのであるが、強い身体と若返った事によりちょっとした事にすぐに記憶を取り戻したと思われる。
確かこの森のどこかに、今から約一年後のこの場所に、古神竜のエナジー様と鳳凰神のフレイヤ様の力と加護を持った2人の女の子が、召喚されて来る事になっていた事を思い出した。
「うん、思い出したぞ!ただなんで一年後?てっ、解ったかが良く解らん。とにかく2人がこの場所にやってくる事になってる。問題はこの場所が物騒で危険って・・・?」
エナジーの話しでは、危険で問題のある場所に、落ちてくるって言っていたのだが・・・。
しかし、今、自分が居る場所は危険とは、かけ離れた場所でどちらかと言うと自然が豊かで過ごし易い場所に思えたのだ。
「どうなってんだ?・・・ここがそんなに物騒で危険なような感じはしないが・・・それに・・・!?」
そんな風に思っていると、何かの気配を感じたので振り返った。
そこには小さな女の子がいて、髪はロングの水色で瞳は緑色の可愛らしい少女が水色のレースのような服を着て、そこに立っていた。
「おりょ?なんで、こんな所に小さな女の子が?」
その少女はこちらに視線を送りながら、どうも警戒をしているようだった。
「でも、どうしてこんな所に・・・しかもこんな湖の真ん中にある島みたいなところに女の子が1人だけでいるんだ?よう解らんが・・・なあ、お嬢ちゃんさぁ、なんでこんなとこいるの?」
とりあえずその女の子に話し掛けてみたが、やはり警戒しているのか、視線を向けてくるだけで近付くどころかどこか身を隠されて返事もしてくれなかったのである。
やっぱり別に俺には子供に好かれる能力なんて無いんじゃ無いか?まあ、あれは恐らく冗談だったんだろう。
まあ、解らんでもないが、こんなおっさんに声を掛けられて、近付く奴なんて普通いないか?まあ、そのうち興味をなくすだろう。
今だ背中に視線を感じていたがそれどころではなかった。話しに聞いていた場所の雰囲気と異なり、自分の周囲はどう考えても危険とはかけ離れていた。だからその事を考えていると、先程少女の視線は別にたいした事は無かったのだ。
それから背中とお尻が濡れているのは、我慢することにして今から何か行動する前に、自分の身なりを確認する事にした。
「おっ、ちょうどいい岩がある。ここに腰掛けて確認しよう」
服装は青っぽい少し大きめのシャツに茶色いベスト、黒のズボンそれと茶色いブーツを履いていた。それとズボンのポケットの中に指輪と腕輪が入っていた。
「なんだこの指輪と腕輪は?よく解らん。まあ、俺のポケットに入っていたという事は俺の物かな?」
その指輪と腕輪を確認していると、自分の手首に刺青みたいな痣があるのに気が付いた。
右側は俺をここに送ったエンシェントドラゴンのエナジーのような姿の痣と、左腕にはエルダーフェニックスのフレイヤのような姿の痣があったのだ。
「もしかして、これが・・・まあ、いいや。それよりも他には何か無いかな?」
先程の指輪と腕輪をポケットに戻し、他のポケットを探ったが別に何も出て来なかった。
「さて、どうしたものかな・・・持ち物があんまり無い。というよりどうやって、ここで待つかな・・・いや、ここで待たなくてもいいのか?」
そう思い湖のほとり方まで歩いていき、向こう側の岸に見える森を見てみたのだ。
ー☆ー☆ー
それから時空の彼方に飛ばされた一条 響は・・・その時間から数時間後?いや過去に戻っているので正確な時間は、解らないが意識が覚醒して目を覚ますと、地面の柔らかい感触とジメッとした感触が背中付近にあった。
「うっ、う~ん、目が回る・・・それに、背中が・・・!?」
背中からお尻の辺りまでグッチョリと濡れている感触があった。
「まっ、まさか・・・こんな歳になってオネショをしまったのか・・・」
一瞬、顔を青ざめさせて、俺、一条 響はすぐに飛び起きた。するといつも以上に俊敏に動けたような感じがしたがそんな事よりも驚くことがあった。
それに何故か肥満体形だった自分の身体に違和感を覚え、視線の高さが妙に低く感じたのである。
「あれ?なんか妙に視線が低い感じがする?それに無駄に出ていたお腹が・・・なくなってる?・・・!?うぇ、お尻が・・・」
確かに、無駄に大きかったお腹がスッキリとした体形に変わっていて、視線が若干低いような感じがしたが、それよりも背中からお尻までがずぶ濡れ状態になっているのが、すごく気になったのである。というより気持ちが悪い状態になっている。
しかし、背中とお尻を気にしながらも、その周囲と自分が寝ていた箇所を確認して安堵の溜息を吐いた。
「ふぅぅっ、よっ、よかったん。お漏らしじゃなかった・・・しかし、ここはどこだ?・・・それになんだか、この辺りは・・・」
ちょうど自分が寝ていた付近は、湖の中心部で島みたいな箇所であり、その中間部には恐ろしくでかい樹が生えていたのである。それにちょうど俺が倒れていた場所にはコケのような物が生えており、全体的に水が染み出していたのであった。
それにここは危険とは程遠く、とても安らぎを感じていて、清々しい気分の場所であった。
「でも、どうしてこんなとこで寝てたんだ?確か・・・非現実的な生物にあった様な・・・?ああ、そうだそうだドラゴンとフェニックス・・・あっ、そうだ古神竜のエナジー様と鳳凰神のフレイヤ様だったかな?・・・それに何かを頼まれたような・・・!?あっ、そうだそうだ、女の子を2人見つけて護らないといけなかったんだ。忘れるところだった」
とても大切なお願いされていた事を、一旦忘れていたが、ふと思い出した。恐らくこれは時空の彼方を通って時間をさかのぼった時に起こった、一種の記憶の混乱であったのであるが、強い身体と若返った事によりちょっとした事にすぐに記憶を取り戻したと思われる。
確かこの森のどこかに、今から約一年後のこの場所に、古神竜のエナジー様と鳳凰神のフレイヤ様の力と加護を持った2人の女の子が、召喚されて来る事になっていた事を思い出した。
「うん、思い出したぞ!ただなんで一年後?てっ、解ったかが良く解らん。とにかく2人がこの場所にやってくる事になってる。問題はこの場所が物騒で危険って・・・?」
エナジーの話しでは、危険で問題のある場所に、落ちてくるって言っていたのだが・・・。
しかし、今、自分が居る場所は危険とは、かけ離れた場所でどちらかと言うと自然が豊かで過ごし易い場所に思えたのだ。
「どうなってんだ?・・・ここがそんなに物騒で危険なような感じはしないが・・・それに・・・!?」
そんな風に思っていると、何かの気配を感じたので振り返った。
そこには小さな女の子がいて、髪はロングの水色で瞳は緑色の可愛らしい少女が水色のレースのような服を着て、そこに立っていた。
「おりょ?なんで、こんな所に小さな女の子が?」
その少女はこちらに視線を送りながら、どうも警戒をしているようだった。
「でも、どうしてこんな所に・・・しかもこんな湖の真ん中にある島みたいなところに女の子が1人だけでいるんだ?よう解らんが・・・なあ、お嬢ちゃんさぁ、なんでこんなとこいるの?」
とりあえずその女の子に話し掛けてみたが、やはり警戒しているのか、視線を向けてくるだけで近付くどころかどこか身を隠されて返事もしてくれなかったのである。
やっぱり別に俺には子供に好かれる能力なんて無いんじゃ無いか?まあ、あれは恐らく冗談だったんだろう。
まあ、解らんでもないが、こんなおっさんに声を掛けられて、近付く奴なんて普通いないか?まあ、そのうち興味をなくすだろう。
今だ背中に視線を感じていたがそれどころではなかった。話しに聞いていた場所の雰囲気と異なり、自分の周囲はどう考えても危険とはかけ離れていた。だからその事を考えていると、先程少女の視線は別にたいした事は無かったのだ。
それから背中とお尻が濡れているのは、我慢することにして今から何か行動する前に、自分の身なりを確認する事にした。
「おっ、ちょうどいい岩がある。ここに腰掛けて確認しよう」
服装は青っぽい少し大きめのシャツに茶色いベスト、黒のズボンそれと茶色いブーツを履いていた。それとズボンのポケットの中に指輪と腕輪が入っていた。
「なんだこの指輪と腕輪は?よく解らん。まあ、俺のポケットに入っていたという事は俺の物かな?」
その指輪と腕輪を確認していると、自分の手首に刺青みたいな痣があるのに気が付いた。
右側は俺をここに送ったエンシェントドラゴンのエナジーのような姿の痣と、左腕にはエルダーフェニックスのフレイヤのような姿の痣があったのだ。
「もしかして、これが・・・まあ、いいや。それよりも他には何か無いかな?」
先程の指輪と腕輪をポケットに戻し、他のポケットを探ったが別に何も出て来なかった。
「さて、どうしたものかな・・・持ち物があんまり無い。というよりどうやって、ここで待つかな・・・いや、ここで待たなくてもいいのか?」
そう思い湖のほとり方まで歩いていき、向こう側の岸に見える森を見てみたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【完結】能力が無くても聖女ですか?
天冨 七緒
恋愛
孤児院で育ったケイトリーン。
十二歳になった時特殊な能力が開花し、体調を崩していた王妃を治療する事に…
無事に王妃を完治させ、聖女と呼ばれるようになっていたが王妃の治癒と引き換えに能力を使い果たしてしまった。能力を失ったにも関わらず国王はケイトリーンを王子の婚約者に決定した。
周囲は国王の命令だと我慢する日々。
だが国王が崩御したことで、王子は周囲の「能力の無くなった聖女との婚約を今すぐにでも解消すべき」と押され婚約を解消に…
行く宛もないが婚約解消されたのでケイトリーンは王宮を去る事に…門を抜け歩いて城を後にすると突然足元に魔方陣が現れ光に包まれる…
「おぉー聖女様ぁ」
眩い光が落ち着くと歓声と共に周囲に沢山の人に迎えられていた。ケイトリーンは見知らぬ国の聖女として召喚されてしまっていた…
タイトル変更しました
召喚されましたが聖女様ではありません…私は聖女様の世話係です
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる