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30:新たな問題発生?
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「なんだ、あいつらは?今迄見た事無い、パターンだな?まあ、そんなに周辺を確認した訳じゃないからよく解らんが・・・」
そうその石碑の周囲には、変な奴らがいるのであった。
-☆-☆-
どう見ても普通の奴では無いようだが、その石碑の周りにいる奴らは人のようにも見える。まあ、大きさは疎らではあるが大きいので俺くらい小さいのでアクアくらいの大きさである。
ただ、今迄見たことある生物と様子が違う。それはたいがいこれまでに見た小動物らしきモノやファルくんは黒いモノに覆われて、正体が解らないうえに何か禍々しい嫌な感じの状態ではあった。
しかし、いま石碑の周りにいる奴らは、その様な黒いモノが付いている感じは一切無いのである。だが、禍々しく嫌な感じはするし、どことなく何かに似ている様な感じがする。
「あいつら・・・どっかで見たことがあるんだけどなぁぁ、どこで見たのかな?」
ヒビキは何故か石碑の周りに居る奴らを、見たことがあるような気がしていたのである。
しかし、この世界ではそんな奴らを見た記憶などは無く、それに会った事さえない。一切憶えてないのに見たことだけがあるような気がする。ならどこで見たのだろうと考えていたのである
その様な事を大きな岩の陰から覗き必死に考えていると、アクアが不思議がってシーちゃんと共に、ヒビキが隠れている大きな岩に近付いてきた。その周りには不思議と現状瘴気などが殆ど無いところであった。
そんな俺の様子がおかしい事に気が付き、声を出さずにアクア達は近付いてきたのであった。
まあ、それにしても、なんとも勘の言い娘だと関心していたヒビキであった。
普通だったら大声で確認したり状況を把握せずに近付いてくるのだが、俺が考えている事が解るような感じで、そのような静かな行動とってくれているからである。
「ヒビキ、どうしたの?石碑は見付ったの?」
『くぅっ?』
俺が何かから隠れている事に気が付き、気を利かせ小声で話し掛けてきてくれた。
まあ、恐らくアクアも何か感じているのだろうと思い、あいつらの事を尋ねてみる事にした。
「ああ、石碑は見付ったけど、変な奴らがその石碑の周りにいるんだよ。それにそいつらが今迄と違う感じがする。ちなみにアクアはあいつ等がなんなのか解るか?」
俺の話しを聞き俺に乗りかかって声を掛けてきた。
「うん、ちょっと待ってね見てみるの」
俺に乗りかかり俺の肩越しから、その石碑とそいつらをジッと見て確認をしてくれている。もちろんシーちゃんも身体を隠したまま、首を伸ばしその場所を一緒に確認して見ている。
実を言うと俺には、そいつらの大きさとか形は見えるのだが、如何せん瘴気である黒い霧が邪魔で、はっきりと全体像が解らないのである。
まあ、もう少し近付けば普通に見えるのだが、ここからでもそいつらの周りにはフェルくん時や、たま瘴気が漂う森で見かける小動物みたいなモノのように、黒い物体は身体の周りには付いて無い事だけは確認できたし、そのおかげでそいつらの存在も確認できたのである。
ただ、何となくだが先程思ったように何かに似ているのだが思い出せない。
「なあ、アクア。あいつらがなんなのか解ったか?フェルくん達みたいな状態では無いと思うけど?人のようにも見えるんだが」
それでそいつらを、今はアクアに確認してもらっていると、何故かアクアの横顔を見ると不思議な顔をしている事に気が付いた。
「ん?どうした。アクア?なんか不思議そうな顔をしてるけど?それにどうした嫌なものでも見たような顔は、もしかしてヤバイ奴なのか」
確かアクアとシーちゃんにはあの黒い霧は見えなかった筈なのに、なんで不思議そうな顔をしたあとに、気持ち悪そうな顔をしているのかが、ヒビキには不思議に思っていた。
その事が気がかりになり、もしかして嫌な奴だったのかと思っていたら・・・。
「うぇ?ヒビキ、アクアの目がおかしくなったのかな?石碑の周りが黒い霧が見えるの?さっきまでこんなの見えなかったのに、どうして?なんでなのこれ?」
「はっ、何でって・・・えっ、どう言う事、アクア?お前今迄は黒い霧は見えなかったじゃ?」
「うんなの、ヒビキが前に言ってたのが、よく解ったのあれはよくないの。気持ち悪いの」
おおい、今更かよ今迄散々見えないで平気な顔で近付いてたのに・・・なんで、今頃になって見える様に、なんでなでんだ?
「なんで今頃気が付くんだ。今迄、そんな事・・・?あっ、あれか、もしかして」
「えっ、ヒビキ。なんなのか解ったの?アクア知りたいの。どうしてなの?」
たぶん腕輪のせいだろうと思う。確かあの時、魔力と能力の供給と意思疎通が、できるなどと音声で言っていたのを思い出した。
そうその石碑の周囲には、変な奴らがいるのであった。
-☆-☆-
どう見ても普通の奴では無いようだが、その石碑の周りにいる奴らは人のようにも見える。まあ、大きさは疎らではあるが大きいので俺くらい小さいのでアクアくらいの大きさである。
ただ、今迄見たことある生物と様子が違う。それはたいがいこれまでに見た小動物らしきモノやファルくんは黒いモノに覆われて、正体が解らないうえに何か禍々しい嫌な感じの状態ではあった。
しかし、いま石碑の周りにいる奴らは、その様な黒いモノが付いている感じは一切無いのである。だが、禍々しく嫌な感じはするし、どことなく何かに似ている様な感じがする。
「あいつら・・・どっかで見たことがあるんだけどなぁぁ、どこで見たのかな?」
ヒビキは何故か石碑の周りに居る奴らを、見たことがあるような気がしていたのである。
しかし、この世界ではそんな奴らを見た記憶などは無く、それに会った事さえない。一切憶えてないのに見たことだけがあるような気がする。ならどこで見たのだろうと考えていたのである
その様な事を大きな岩の陰から覗き必死に考えていると、アクアが不思議がってシーちゃんと共に、ヒビキが隠れている大きな岩に近付いてきた。その周りには不思議と現状瘴気などが殆ど無いところであった。
そんな俺の様子がおかしい事に気が付き、声を出さずにアクア達は近付いてきたのであった。
まあ、それにしても、なんとも勘の言い娘だと関心していたヒビキであった。
普通だったら大声で確認したり状況を把握せずに近付いてくるのだが、俺が考えている事が解るような感じで、そのような静かな行動とってくれているからである。
「ヒビキ、どうしたの?石碑は見付ったの?」
『くぅっ?』
俺が何かから隠れている事に気が付き、気を利かせ小声で話し掛けてきてくれた。
まあ、恐らくアクアも何か感じているのだろうと思い、あいつらの事を尋ねてみる事にした。
「ああ、石碑は見付ったけど、変な奴らがその石碑の周りにいるんだよ。それにそいつらが今迄と違う感じがする。ちなみにアクアはあいつ等がなんなのか解るか?」
俺の話しを聞き俺に乗りかかって声を掛けてきた。
「うん、ちょっと待ってね見てみるの」
俺に乗りかかり俺の肩越しから、その石碑とそいつらをジッと見て確認をしてくれている。もちろんシーちゃんも身体を隠したまま、首を伸ばしその場所を一緒に確認して見ている。
実を言うと俺には、そいつらの大きさとか形は見えるのだが、如何せん瘴気である黒い霧が邪魔で、はっきりと全体像が解らないのである。
まあ、もう少し近付けば普通に見えるのだが、ここからでもそいつらの周りにはフェルくん時や、たま瘴気が漂う森で見かける小動物みたいなモノのように、黒い物体は身体の周りには付いて無い事だけは確認できたし、そのおかげでそいつらの存在も確認できたのである。
ただ、何となくだが先程思ったように何かに似ているのだが思い出せない。
「なあ、アクア。あいつらがなんなのか解ったか?フェルくん達みたいな状態では無いと思うけど?人のようにも見えるんだが」
それでそいつらを、今はアクアに確認してもらっていると、何故かアクアの横顔を見ると不思議な顔をしている事に気が付いた。
「ん?どうした。アクア?なんか不思議そうな顔をしてるけど?それにどうした嫌なものでも見たような顔は、もしかしてヤバイ奴なのか」
確かアクアとシーちゃんにはあの黒い霧は見えなかった筈なのに、なんで不思議そうな顔をしたあとに、気持ち悪そうな顔をしているのかが、ヒビキには不思議に思っていた。
その事が気がかりになり、もしかして嫌な奴だったのかと思っていたら・・・。
「うぇ?ヒビキ、アクアの目がおかしくなったのかな?石碑の周りが黒い霧が見えるの?さっきまでこんなの見えなかったのに、どうして?なんでなのこれ?」
「はっ、何でって・・・えっ、どう言う事、アクア?お前今迄は黒い霧は見えなかったじゃ?」
「うんなの、ヒビキが前に言ってたのが、よく解ったのあれはよくないの。気持ち悪いの」
おおい、今更かよ今迄散々見えないで平気な顔で近付いてたのに・・・なんで、今頃になって見える様に、なんでなでんだ?
「なんで今頃気が付くんだ。今迄、そんな事・・・?あっ、あれか、もしかして」
「えっ、ヒビキ。なんなのか解ったの?アクア知りたいの。どうしてなの?」
たぶん腕輪のせいだろうと思う。確かあの時、魔力と能力の供給と意思疎通が、できるなどと音声で言っていたのを思い出した。
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