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43:アクアの目覚め?
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それでマナの決死の捜索から数日が経ち、アクアが目覚めたのが実を言うとその響が行方不明になってから、3日後の昼ごろであったのであった。何故か響が居なくなった後から眠り続け、不思議と目覚めなかったのである。
-☆-☆-
アクアが目覚めてから周囲を見渡し、その場で立ち上げリその場で誰かを探しだしてた。
「ヒビキ?どこ・・・・。どこなのヒビキ!アクア起きたよ。今日も一緒に散歩に・・・・?」
それでも、やはり響居ない事を確認しているのに、必死にヒビキの姿を、テクテクと部屋の隅々を探しまわり、近くにいた世界樹の精であるマナに、アクアは尋ねたのである。。
「・・・あれっ、母様。ヒビキは?ヒビキはどこに行ったの。どこにもいないの。アクアおいてどこか行ったの?」
この時マナは、アクアが必死に響を探していて、困った顔をして自分にアクアが聞いて来たので、どう答えていいのか困っていたのである。
それはあの響が沼に落ちた出来事があって、既に3日経っていた事と、今だ響の行方が解らなかったからである。
それに何故かあの日から、今だ水竜のシーちゃんと聖狼であるフェンリルのフェルくんも、この場所に戻って来てい無い状態だったからであった。
それにマナの今の能力で探しても響どころか、水竜のシーちゃんと聖狼であるフェンリルのフェルくんも姿を確認出来なくなっていたのであった。
それで、まずマナは、アクアに響の事をやんわりと説明する事にした。
『アクア・・・。あのねっ、ヒビキはもうここにはいないの・・・いえ、恐らくもうこの世には・・・・』
マナもそう喋っている途中で言葉を詰らせてしまっていた。
何故ならマナ自身も、その言葉をはっきりと言いたくなかったのである。何故ならその先の言葉を言ってしまうと自分も希望を持てていたのに、自分のせいでその希望を絶ってしまったような感じもあったからである。
それで微かな希望を持ちつつ今日までアクアを起こさない様に深い眠りを与えていたのであった。
事実もしホントに響が生きて無事でいるのなら、次の日でもここに戻って来ていてもおかしくないと思っていた。
だが、もう既にあれから3日も経っていたので、もう望みがないと考えアクアに施していた眠り続ける魔法をといたのであった。
それでマナは、アクアには残酷ではあるが、正直に伝えるしかなかったのであった。
そう響は、既にこの世に居ないと言う事を・・・しかし、自分自身が確認した訳ではないし、その響の亡骸事態も確認した訳では無いので、どう説明しようか悩んでると、何故かアクアが不思議な事を答えたのであった。
「母様?ヒビキは居るの。ここには居ないみたいだけど、この森の中のどこかにいるの。それに今は困ってるの」
このときマナは、やはりアクアの心は既に壊れていたのかと思っていたが、どうやらそうでは無いようなのであった。
それはどうやら響が、アクアに渡した聖霊の腕輪と聖婚の指輪による能力だったようだ。アクアがその事を喋っている間も、腕輪と指輪が光輝いていたのであった。
何故アクアが響の存在が確認出来たかと言うと、まずそれは光り輝く聖婚の指輪の能力であったのである。
この指輪には、これを持つ者が危険にさらされた時は双方共に助け合う事が出来るのと、離れていたとしても何らかの理由と方法で窮地にはその縁を結んだ者を助ける事ができる能力があったからである。ただし、それは強い力を持つ者が上位者となり、下位の者が危機な時にその契約社が助けに現れるという、機能があったのである。
ただこの場合は、響が上位者となる為、響危険に侵されてとしても、アクアがその響の元に何らかの方法で行く事は無いが、それでも縁が切れている訳ではなく、指輪の能力が働き響が無事である事が、アクアには感じ取れて解っていたのであった。それで指輪が光輝いていたのである。
それにもう1つの聖霊の腕輪には、お互いの魔力と能力を共有できる能力があり、響との意思疎通が簡単に出来ていたからである。ただ、響は何故かこの能力を、使いこなしていなかったのであった。
それに実はこの2つのアイテムには、もう一つの能力があったのだ。それは1つ1つでは、その能力は別のモノになるのだが2つを同時に使う事により、その能力はかなりランクが上がり、まさしくお互いの絆と縁を結び付け、それこそ家族と同じ状態になるのであった。しかし、この事は実は響も気が付いてなかったし、知らなかったのであった。
事実ホントなら2つのアイテムは、同時には渡す事はなかったのであるが、そんな事とは響は知らず、アクアに両方を渡していたのであったのだ。
本来なら信頼の置ける者に聖霊の腕輪を、それで自分との縁を深く結び付けるために聖婚の指輪を受け渡す事になっていた。だがその事を誰も響に教える事も、説明する人もいなかったのである。と、言うよりもホントならアクアと共に訪れた場所で、説明を受ける筈だったが、アクアがそこにいた妖精に腹を立てて話を聞かずに飛び出したので何も知らない状態であった。
しかも実際響にそれらを渡した者が、誰なのか全く解らなかったのであった。まあ、その内に誰なのかは解ると思う。
それでアクアには、何故かその2つの腕輪と指輪の能力を使い、今現在響が困っている事を感じていたのであった。ただ問題は、現状響がこの森、そう瘴気に満たされ今は殆どが死の森となってしまっている森の中の何所に居るかは、はっきりと解らなかったのである。
それで自分の母親である世界樹の精であるマナに、もう一度尋ねる事にしたのである。
「母様!ヒビキはこの森にいるみたいだけど、何所に居るか解んないの。母様は解るの?」
『いえ、解らないけど・・・アクア!それがホントならちょっと待ってなさい。もう一度探ってみるから・・・』
そうアクアに聞かれ、マナはもう一度自分の力を使い探ってみる事にしたのであった。そう、アクアの言葉を信じ希望をこめて・・・・。
それで、その肝心の響はというと、実はアクアが感じてマナに説明したように、森のある場所で生きていていたのであった。
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アクアが目覚めてから周囲を見渡し、その場で立ち上げリその場で誰かを探しだしてた。
「ヒビキ?どこ・・・・。どこなのヒビキ!アクア起きたよ。今日も一緒に散歩に・・・・?」
それでも、やはり響居ない事を確認しているのに、必死にヒビキの姿を、テクテクと部屋の隅々を探しまわり、近くにいた世界樹の精であるマナに、アクアは尋ねたのである。。
「・・・あれっ、母様。ヒビキは?ヒビキはどこに行ったの。どこにもいないの。アクアおいてどこか行ったの?」
この時マナは、アクアが必死に響を探していて、困った顔をして自分にアクアが聞いて来たので、どう答えていいのか困っていたのである。
それはあの響が沼に落ちた出来事があって、既に3日経っていた事と、今だ響の行方が解らなかったからである。
それに何故かあの日から、今だ水竜のシーちゃんと聖狼であるフェンリルのフェルくんも、この場所に戻って来てい無い状態だったからであった。
それにマナの今の能力で探しても響どころか、水竜のシーちゃんと聖狼であるフェンリルのフェルくんも姿を確認出来なくなっていたのであった。
それで、まずマナは、アクアに響の事をやんわりと説明する事にした。
『アクア・・・。あのねっ、ヒビキはもうここにはいないの・・・いえ、恐らくもうこの世には・・・・』
マナもそう喋っている途中で言葉を詰らせてしまっていた。
何故ならマナ自身も、その言葉をはっきりと言いたくなかったのである。何故ならその先の言葉を言ってしまうと自分も希望を持てていたのに、自分のせいでその希望を絶ってしまったような感じもあったからである。
それで微かな希望を持ちつつ今日までアクアを起こさない様に深い眠りを与えていたのであった。
事実もしホントに響が生きて無事でいるのなら、次の日でもここに戻って来ていてもおかしくないと思っていた。
だが、もう既にあれから3日も経っていたので、もう望みがないと考えアクアに施していた眠り続ける魔法をといたのであった。
それでマナは、アクアには残酷ではあるが、正直に伝えるしかなかったのであった。
そう響は、既にこの世に居ないと言う事を・・・しかし、自分自身が確認した訳ではないし、その響の亡骸事態も確認した訳では無いので、どう説明しようか悩んでると、何故かアクアが不思議な事を答えたのであった。
「母様?ヒビキは居るの。ここには居ないみたいだけど、この森の中のどこかにいるの。それに今は困ってるの」
このときマナは、やはりアクアの心は既に壊れていたのかと思っていたが、どうやらそうでは無いようなのであった。
それはどうやら響が、アクアに渡した聖霊の腕輪と聖婚の指輪による能力だったようだ。アクアがその事を喋っている間も、腕輪と指輪が光輝いていたのであった。
何故アクアが響の存在が確認出来たかと言うと、まずそれは光り輝く聖婚の指輪の能力であったのである。
この指輪には、これを持つ者が危険にさらされた時は双方共に助け合う事が出来るのと、離れていたとしても何らかの理由と方法で窮地にはその縁を結んだ者を助ける事ができる能力があったからである。ただし、それは強い力を持つ者が上位者となり、下位の者が危機な時にその契約社が助けに現れるという、機能があったのである。
ただこの場合は、響が上位者となる為、響危険に侵されてとしても、アクアがその響の元に何らかの方法で行く事は無いが、それでも縁が切れている訳ではなく、指輪の能力が働き響が無事である事が、アクアには感じ取れて解っていたのであった。それで指輪が光輝いていたのである。
それにもう1つの聖霊の腕輪には、お互いの魔力と能力を共有できる能力があり、響との意思疎通が簡単に出来ていたからである。ただ、響は何故かこの能力を、使いこなしていなかったのであった。
それに実はこの2つのアイテムには、もう一つの能力があったのだ。それは1つ1つでは、その能力は別のモノになるのだが2つを同時に使う事により、その能力はかなりランクが上がり、まさしくお互いの絆と縁を結び付け、それこそ家族と同じ状態になるのであった。しかし、この事は実は響も気が付いてなかったし、知らなかったのであった。
事実ホントなら2つのアイテムは、同時には渡す事はなかったのであるが、そんな事とは響は知らず、アクアに両方を渡していたのであったのだ。
本来なら信頼の置ける者に聖霊の腕輪を、それで自分との縁を深く結び付けるために聖婚の指輪を受け渡す事になっていた。だがその事を誰も響に教える事も、説明する人もいなかったのである。と、言うよりもホントならアクアと共に訪れた場所で、説明を受ける筈だったが、アクアがそこにいた妖精に腹を立てて話を聞かずに飛び出したので何も知らない状態であった。
しかも実際響にそれらを渡した者が、誰なのか全く解らなかったのであった。まあ、その内に誰なのかは解ると思う。
それでアクアには、何故かその2つの腕輪と指輪の能力を使い、今現在響が困っている事を感じていたのであった。ただ問題は、現状響がこの森、そう瘴気に満たされ今は殆どが死の森となってしまっている森の中の何所に居るかは、はっきりと解らなかったのである。
それで自分の母親である世界樹の精であるマナに、もう一度尋ねる事にしたのである。
「母様!ヒビキはこの森にいるみたいだけど、何所に居るか解んないの。母様は解るの?」
『いえ、解らないけど・・・アクア!それがホントならちょっと待ってなさい。もう一度探ってみるから・・・』
そうアクアに聞かれ、マナはもう一度自分の力を使い探ってみる事にしたのであった。そう、アクアの言葉を信じ希望をこめて・・・・。
それで、その肝心の響はというと、実はアクアが感じてマナに説明したように、森のある場所で生きていていたのであった。
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