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第一章:第一節
4:赤ん坊を連れて?
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それから大魔王であるエリザは男の子の赤ん坊を抱き抱えたまま、マリーが抱きかかえてる女の子の赤ん坊と少女と共に、セシリーの待つ馬車まで戻っていく事にした。
エリザは赤ん坊達を救ったあの後に、特に男の子の赤ん坊には不思議に思い、セシリーの待つ馬車へ戻って行くと、セシリーはエリザの抱いている赤ん坊を見て、ものすごく驚いて声をかけた。
「えっ、エリザちゃん。その子はどうしたの?それにマリーの抱えている子達は?」
「ええ、この子達は魔物達に襲われていたわ。まあ、助けの行ったのだけれども、殆どこの子が自分を犠牲に倒していたわよ」
「えっ、この赤ん坊が?・・・ホントなのマリー?」
エリザの言った事が信じられない訳ではないが、ただの赤ん坊がそんな事が出来る方がおかしいので、セシリーはとりあえずマリーに聞いてみたのだ。
「ええ、お姉ちゃん。それは事実みたいよ。しかもその子、男の子なのよ。どっちかって言うと私はそっちの方が驚きなんだけどね」
セシリーは、マリーのその答えを聞き、更に驚いた顔をして、エリザが今だ抱いている赤ん坊に近付き、その赤ん坊を除き込んだ。
「えっ、エリザちゃん?どうなってるの・・・この赤ん坊、男の子じゃない。何でこの子エリザちゃんの側にいて平気なの?しかも、何?この子、自分でエリザちゃんにしがみついてる」
何せエリザに抱かれている赤ん坊は、すやすやと寝てるうえに、エリザから離れない様に必死にしがみついていたのだ。
その光景に驚いていたセシリーは、ますますこの赤ん坊はなぜ平気なのと不思議がっていると、その横をマリーが抱いていた女の子の赤ん坊と小さな少女の2人を馬車の中へと連れて行った。
とりあえずエリザは、自分の抱いている赤ん坊をセシリーに預けようとするが、この赤ん坊は何故かエリザから離れよう寄せずに、必死に抱きついたままであったのだ。
「あらあら、この子は余程エリザちゃんから離れたくないようね。どうしますエリザちゃん?」
「いいわ、このままで、この子私に懐いてるし別に不快でもないから」
その様に答えて馬車へと入って行った。
それから先程マリーが連れ込んだ女の子の赤ん坊と小さな少女と共に、馬車の中にある椅子を倒したベットの上に腰を下ろした。
しかし相変わらずエリザの抱いている男の子の方の赤ん坊は一向に離れようとしないのであった。
まあそれは仕方無いので、エリザは抱いたままベットに腰を下ろしたまま、セシリーとマリーにこの子達をどうしようと聞いてみた。
「ねえ、ところでこの子達どうしよう。流石に赤ん坊の方はこのままじゃ可哀想よね。この娘もだけど・・・えっ?」
「どうしたんですか?エリザ様」
マリーは話し掛けてきたエリザに近付き、何んだろうと確認した。すると男の子の赤ん坊だけでなく、もう女の子の赤ん坊と小さな少女の方までエリザに抱きついていたのである。
「これは・・・どういう事なの、エリザちゃん?男の子は解ったのだけど・・・他の娘達まで引っ付いちゃってるじゃない。今間でこんなの私も見たこと無いわね」
この時点で何故か、女の子の2人まで引っ付いてきたのであり、今迄エリザが生きてきた中で始めての経験であった。
それから、この不思議な事を考えながら、とりあえずこのあとどうするかを話し合った。
「それで、どうするこの子達を、出来る事なら親元に連れて行ってやりたいわね。どうもさっきの馬車は、普通の馬車じゃなかったみたいだし、この子達の他は姿が見当たらなかったから、恐らくさらわれてきたんじゃないかしら」
「あっ、ならこの近くに確か人族の者達の村があった様な気がしますが?どうします。とりあえず確認の為にその村に行ってみますか?」
エリザは先程の馬車に関しては、恐らく普通の者が移動で使うような馬車では無い事は、この子達を見つけた時には解っていた。それで近くにこの子達の親らしい人影はおろか、その様な品物も無かったからである。
それでとりあえずセシリーが答えたように、この近くに人族の村があったはずなのでそちらに向かう事になった。
エリザは赤ん坊達を救ったあの後に、特に男の子の赤ん坊には不思議に思い、セシリーの待つ馬車へ戻って行くと、セシリーはエリザの抱いている赤ん坊を見て、ものすごく驚いて声をかけた。
「えっ、エリザちゃん。その子はどうしたの?それにマリーの抱えている子達は?」
「ええ、この子達は魔物達に襲われていたわ。まあ、助けの行ったのだけれども、殆どこの子が自分を犠牲に倒していたわよ」
「えっ、この赤ん坊が?・・・ホントなのマリー?」
エリザの言った事が信じられない訳ではないが、ただの赤ん坊がそんな事が出来る方がおかしいので、セシリーはとりあえずマリーに聞いてみたのだ。
「ええ、お姉ちゃん。それは事実みたいよ。しかもその子、男の子なのよ。どっちかって言うと私はそっちの方が驚きなんだけどね」
セシリーは、マリーのその答えを聞き、更に驚いた顔をして、エリザが今だ抱いている赤ん坊に近付き、その赤ん坊を除き込んだ。
「えっ、エリザちゃん?どうなってるの・・・この赤ん坊、男の子じゃない。何でこの子エリザちゃんの側にいて平気なの?しかも、何?この子、自分でエリザちゃんにしがみついてる」
何せエリザに抱かれている赤ん坊は、すやすやと寝てるうえに、エリザから離れない様に必死にしがみついていたのだ。
その光景に驚いていたセシリーは、ますますこの赤ん坊はなぜ平気なのと不思議がっていると、その横をマリーが抱いていた女の子の赤ん坊と小さな少女の2人を馬車の中へと連れて行った。
とりあえずエリザは、自分の抱いている赤ん坊をセシリーに預けようとするが、この赤ん坊は何故かエリザから離れよう寄せずに、必死に抱きついたままであったのだ。
「あらあら、この子は余程エリザちゃんから離れたくないようね。どうしますエリザちゃん?」
「いいわ、このままで、この子私に懐いてるし別に不快でもないから」
その様に答えて馬車へと入って行った。
それから先程マリーが連れ込んだ女の子の赤ん坊と小さな少女と共に、馬車の中にある椅子を倒したベットの上に腰を下ろした。
しかし相変わらずエリザの抱いている男の子の方の赤ん坊は一向に離れようとしないのであった。
まあそれは仕方無いので、エリザは抱いたままベットに腰を下ろしたまま、セシリーとマリーにこの子達をどうしようと聞いてみた。
「ねえ、ところでこの子達どうしよう。流石に赤ん坊の方はこのままじゃ可哀想よね。この娘もだけど・・・えっ?」
「どうしたんですか?エリザ様」
マリーは話し掛けてきたエリザに近付き、何んだろうと確認した。すると男の子の赤ん坊だけでなく、もう女の子の赤ん坊と小さな少女の方までエリザに抱きついていたのである。
「これは・・・どういう事なの、エリザちゃん?男の子は解ったのだけど・・・他の娘達まで引っ付いちゃってるじゃない。今間でこんなの私も見たこと無いわね」
この時点で何故か、女の子の2人まで引っ付いてきたのであり、今迄エリザが生きてきた中で始めての経験であった。
それから、この不思議な事を考えながら、とりあえずこのあとどうするかを話し合った。
「それで、どうするこの子達を、出来る事なら親元に連れて行ってやりたいわね。どうもさっきの馬車は、普通の馬車じゃなかったみたいだし、この子達の他は姿が見当たらなかったから、恐らくさらわれてきたんじゃないかしら」
「あっ、ならこの近くに確か人族の者達の村があった様な気がしますが?どうします。とりあえず確認の為にその村に行ってみますか?」
エリザは先程の馬車に関しては、恐らく普通の者が移動で使うような馬車では無い事は、この子達を見つけた時には解っていた。それで近くにこの子達の親らしい人影はおろか、その様な品物も無かったからである。
それでとりあえずセシリーが答えたように、この近くに人族の村があったはずなのでそちらに向かう事になった。
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