1 / 40
第零章:プロローグ
第01話:プロローグ
しおりを挟む
この物語の舞台である星の名はアースティアと言う。
この星には様々な種族が暮らし、他の世界や星とも交流のある不思議なところである。
それは天使や鳥人が多く住む天界、ドワーフや闇人が多く住む地底、この星で最も多い種族は人族で、殆どは地上で暮らしている。
同じく地上で暮らしているのが、獣の力や一部が獣の姿をしているのが獣人族、エルフやノーム等の不思議な種族が妖精族等と呼ばれる種族もいる。ただこれらの種族は非常に少なかった。
そして、それらとは違い姿は人族と殆ど変わらないが、魔力を多く保持していて長寿の種族、魔族と邪な心を持ち性格が悪人ぞろいの種族を邪心族と言われていた。
その為この星には、天界族、地底族、人族、獣人族、妖精族、魔族、邪心族の7種族が共に暮していた。
この星アースティアの中央の大陸、そこには人族がもっとも多く住むメルフィス中央大陸がある。
そこにある王国の名はヒルバルディア王国と言い、今その国で重要な話をされようとしていた。
そこは王城内の神光教会本部があり、その神殿内でこの国の国王と教会の教皇、そして重要な役職を持つ大臣と各地に滞在している筈の神官達が集められていた。
ここで人族の脅威である、ある種族の対策とこの大陸での今後のあり方についての会議を、行なう事になっていた。
この会議が中番に差し掛かる頃、そこへ1人の若い神官が慌てて入ってきた。
「しっ、失礼します。会議中申し訳ありません。先程神殿内で御神体ヴァルファス神様の像が輝き出し神託が下されました」
「「「おおっ!」」」
「して、その神託の内容は如何様な事を御告げになられておるのだ?」
「はっ、教皇様、こちらが今回下された神託の書に御座います。お受け取り下さい」
「うむ、受け取ろう」
王様を含む全員が一斉に声を上げ、教皇が代表してその若い神官に訪ね、神託の書を受け取った。
そして、その神託の書を教皇が確認して、国王にその書封を切らずに渡したのである。
国王がその受け取った書の内容を険しい顔で確認して、その書を教皇に戻し頷き確認させた。そこには《勇者の力を持つ赤子をこの世に授ける》と、そのような神託の書に記載されていたのである。
すると国王は教皇と視線を合わせ、その場で会議を中断させて先程の神託の内容を伝えた。
「皆の者、落ち着くのじゃ。今この場で会議は中止する。それで今から国王様より先程の神託についてお話をして頂く。静まれ」
教皇の言葉を聞き、直ぐに皆が静まり返った。そして国王がその様子を確認して口を開いた。
「我より先程頂いた神託の内容を申し渡す。此度嬉しい事に我が種族より勇者の力を持つ者が誕生する御告げが下された。これは喜ばしい事だ。これで我が種族は脅威である邪心族に対抗できる」
「「「おおっ!」」」
「やりましたな。国王様」
「やっとで、ありますな」
王様の言葉に、この会議に参加していた皆が一斉に声をあげ喜びだした。
「それで、直ちに神託にあった勇者の力を持つ赤ん坊を探しだし、この城へ連れてまいれ。そして大切に育てるようにするのだ」
王様は大臣と神官達に、その様な命令を出したのである。
ただこの時は王様はおろか教皇と会議に参加していた者達は、この神託には期限がある事を忘れていたのである。それはその神託の受けたその日から、約1年ぐらいほどの長い期間に生まれてくる子の可能性があり。何時、何処で何時何分に生まれてくるかも解らなかったのである。
なので、もしかしたら今この時に、生まれてきたのかも知れないし、はたまた1年後かも知れないからであった。
しかし、この勇者の力を持つ赤ん坊の話しは、瞬く間に各地にある神光教会に伝わり、教会の者達はおろか周辺の人族の民は凄く喜んでいたのである。
何故なら、長年苦しめられた邪心族の戦闘に勝てる可能性が出てきて、そして邪心族の長である邪心王を討伐できる者がやっと現れるからであった。
この星には様々な種族が暮らし、他の世界や星とも交流のある不思議なところである。
それは天使や鳥人が多く住む天界、ドワーフや闇人が多く住む地底、この星で最も多い種族は人族で、殆どは地上で暮らしている。
同じく地上で暮らしているのが、獣の力や一部が獣の姿をしているのが獣人族、エルフやノーム等の不思議な種族が妖精族等と呼ばれる種族もいる。ただこれらの種族は非常に少なかった。
そして、それらとは違い姿は人族と殆ど変わらないが、魔力を多く保持していて長寿の種族、魔族と邪な心を持ち性格が悪人ぞろいの種族を邪心族と言われていた。
その為この星には、天界族、地底族、人族、獣人族、妖精族、魔族、邪心族の7種族が共に暮していた。
この星アースティアの中央の大陸、そこには人族がもっとも多く住むメルフィス中央大陸がある。
そこにある王国の名はヒルバルディア王国と言い、今その国で重要な話をされようとしていた。
そこは王城内の神光教会本部があり、その神殿内でこの国の国王と教会の教皇、そして重要な役職を持つ大臣と各地に滞在している筈の神官達が集められていた。
ここで人族の脅威である、ある種族の対策とこの大陸での今後のあり方についての会議を、行なう事になっていた。
この会議が中番に差し掛かる頃、そこへ1人の若い神官が慌てて入ってきた。
「しっ、失礼します。会議中申し訳ありません。先程神殿内で御神体ヴァルファス神様の像が輝き出し神託が下されました」
「「「おおっ!」」」
「して、その神託の内容は如何様な事を御告げになられておるのだ?」
「はっ、教皇様、こちらが今回下された神託の書に御座います。お受け取り下さい」
「うむ、受け取ろう」
王様を含む全員が一斉に声を上げ、教皇が代表してその若い神官に訪ね、神託の書を受け取った。
そして、その神託の書を教皇が確認して、国王にその書封を切らずに渡したのである。
国王がその受け取った書の内容を険しい顔で確認して、その書を教皇に戻し頷き確認させた。そこには《勇者の力を持つ赤子をこの世に授ける》と、そのような神託の書に記載されていたのである。
すると国王は教皇と視線を合わせ、その場で会議を中断させて先程の神託の内容を伝えた。
「皆の者、落ち着くのじゃ。今この場で会議は中止する。それで今から国王様より先程の神託についてお話をして頂く。静まれ」
教皇の言葉を聞き、直ぐに皆が静まり返った。そして国王がその様子を確認して口を開いた。
「我より先程頂いた神託の内容を申し渡す。此度嬉しい事に我が種族より勇者の力を持つ者が誕生する御告げが下された。これは喜ばしい事だ。これで我が種族は脅威である邪心族に対抗できる」
「「「おおっ!」」」
「やりましたな。国王様」
「やっとで、ありますな」
王様の言葉に、この会議に参加していた皆が一斉に声をあげ喜びだした。
「それで、直ちに神託にあった勇者の力を持つ赤ん坊を探しだし、この城へ連れてまいれ。そして大切に育てるようにするのだ」
王様は大臣と神官達に、その様な命令を出したのである。
ただこの時は王様はおろか教皇と会議に参加していた者達は、この神託には期限がある事を忘れていたのである。それはその神託の受けたその日から、約1年ぐらいほどの長い期間に生まれてくる子の可能性があり。何時、何処で何時何分に生まれてくるかも解らなかったのである。
なので、もしかしたら今この時に、生まれてきたのかも知れないし、はたまた1年後かも知れないからであった。
しかし、この勇者の力を持つ赤ん坊の話しは、瞬く間に各地にある神光教会に伝わり、教会の者達はおろか周辺の人族の民は凄く喜んでいたのである。
何故なら、長年苦しめられた邪心族の戦闘に勝てる可能性が出てきて、そして邪心族の長である邪心王を討伐できる者がやっと現れるからであった。
0
あなたにおすすめの小説
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
転移先は日本でしたが、あまりにも楽しいのでスローライフを目指します!~従者(ヤンデレ)がついてきた件~
雨宮 叶月
ファンタジー
異世界の公爵令嬢だった私は、ある日突然、日本に転移してしまった。
しかし、思っていたよりも楽しい。
パンケーキは美味しいし、猫カフェは心地いいし、大学も意外と楽しい。
ここでのんびり暮らしていこう。そう決めた、はずだった。
「お嬢様……やっと見つけました」
現れたのは、かつての忠実な従者——だったはずなのに、明らかに様子がおかしい。
「……誰と会っていました?」
「そんなバイトなど行かずとも、私が養えます」
え、待って。日本でスローライフするんじゃなかったの?
平穏な日々を取り戻したいクールな元令嬢と、独占欲強めなヤンデレ従者。
とりあえず、甘いもの食べに行きたい。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる