ゲイビネコ専門の牧くん♡

枝浬菰

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今後の撮影について

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「進藤と話し合ってシリーズものは全部俺が割り込みで入ることになった、もう遥が誰かに犯されているところは見たくなくてな」

「え?」
キュン

「どうした?」
「いや、うれしすぎて……やっと紘さんが俺のことちゃんと見てくれて」
思わず泣き出してしまった。

「悪かったな、今まで」
「はい、思いが伝わってよかったです」

「よしよし、いい子だ」


朝ごはん食べこぼしながら終えた。

「いちをネームは【牧くん】のままにしておいた、俺が出演する時は顔出しNGで仮面つけて撮影することにしたから」

「じゃぁ名前もってことですか?」
「そう」

「わかりました、ってことは仕事でも紘さんに抱かれて、家でもってことですか?」
「なんだ不服か? ほかの男に嬲られたい欲でもあるのか?」
「いえいえ、ちょっと確認です、俺は紘さんだけに愛されたいです」

「進藤が泣くぞ」
「進藤さんは関係ないじゃないですか!!」
「いちをペアー売りしてたのに可哀想」

難しい、こういう時ってどういう風に返せばいいのか……。

紘さんと会社に向かった。

車の中で隙あらば手を握ってきたり、紘さんに遊ばれている。

細川マネージャーがこちらきた。
「社長、牧くんおはようございます」
「おはよう」
「おはようございます」

「では、牧くんはこちらでお預かりしますね」
「ああ」

紘さんから離れるところで腕を引かれ後ろに倒れた。
「うわぁ!?」

後ろからキスをされ、口を塞がれた。
「んっ///」

ここはオフィスに入る玄関口出社の人たちに凝視されていた。

「ふふっ後でな」
まるで俺のもの宣言するかのように……。

「うわぁー朝からお熱いね」
!?

「進藤さん」
「やっほー牧くんどう元気、体生きてる?」
「あ、、、ちょっと痛いです」

「だよね、俺見てたからさ知ってる」
「へ?」見てたから知ってるってどういうこと??

「家に呼び出しあったからさ行ったら牧くん潰れてるのにまだ犯し続けてるヤバイ人がいたんだよ、俺が止めに入ったらさ、ごめん俺も挿入しちゃった」

……。

「まぁでも俺もあれが最後ってことで俺とのペアー解消されて残念だけど、牧くん頑張ってね」

「……はい」

進藤さんは少しルンルンでエレベーターに向かった。

「牧くん移動しましょうか」
「はい」


マネージャーと来たのは俺の控室で説明をしてくれた。

「えっと社長から聞いてると思いますが、今後の撮影は社長とのみ行います、ですがシリーズものが何本があるので一気に解消できるのをやります」

「一気に解消できるもの?? 怖いんですけど」
「はい、その通りです」
ごくりと唾を飲み込んだ。
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