暗部特殊部隊

枝浬菰文庫

文字の大きさ
20 / 64
小野寺拓巳の物語

潜入捜査

しおりを挟む
24時間はあっという間だった。
無理をされたのか花咲さんは腰を触っていた。
紺野さんもいて倒れそうになる花咲さんの脇に立っていた。


「さてさてお帰り、裕太」
すっと笑顔が消え神永の元に戻る。



契約書は破られそれを花咲さんが受け取った。
「ではまた半年後に」


裕太が無事で半年を過ごせますようにと願う。

「小野寺、休めたか?」
「はい……」
今考えると犠牲になったのは花咲さんのほうだ、警察の介入をしない代わりに代償を裕太と花咲さんが払うことになった。

花咲さんもなにか弱みを握られているらしいが災難は花咲さんなのかもしれない。
多忙で日本にいることも少ないのに追い込んでいるのは俺たちなのかもしれない。

といっても俺の力は弱い。
もっと業績を積んで裕太を助けたい。
ただそれだけだ。


そして新しい仕事を任される。
「は? 潜入捜査?」
「おい、拓巳父親に対して……というよりも警視総監に対してどういう口の聞き方だ?」
「あ、申し訳ございません」


まさかの仕事内容に戸惑う。
潜入捜査ということは半年後の裕太との面会はどうなるのか。
なんて考えていると

「お前はもう少し警察官としての意識を持ちなさい」
「はい、ですがちょうど潜入捜査ってことは意識を持たなくても……」
父親が怒っていることに気がついたので口を閉じた。

「はぁ、まったくああ言えばこう言う、お前ももう子供じゃないんだからちゃんと務めを果たしなさい」
「はい」


「六本木に行き松本と合流しろ」
「了解しました」

「詳細はこれだ、目を通しておけ」

と受け取った資料には
人身売○と嫌いな文字があった。
俺の仕事は主に人身売○を行ってる者に対しての制裁活動だ。

捕まえられればこちらのもの、でも神永のようなところも多くある。
だから念入りに対策をとって動いている。


六本木につき松本と合流した。
2こ上の先輩だが同じ年だ。

暗部部隊に1年入隊していたのもあって同い年の者とはずれている。


「よぉ、小野寺、これから捜査するところはちと危ない橋だからな」
「ああ」

聞く話によると
組織の名前は【蜘蛛の巣】
糸に絡みつけば逃げられないという。
六本木の繁華街を根城にしていて組織の地下がそういうところだと話しを聞いた。
松本は先に潜入していたが組員ではなく店の店長として配属されてしまい、もう決して組員になることはないとのことだ。
だから俺が呼ばれた。


松本の紹介により
俺は組員のボスの息子の送り迎えに任命された。


まさかのだったがある意味チャンスかもしれない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー

白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿) 金持ち‪社長・溺愛&執着 α‬ × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω 幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。 ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。 発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう 離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。 すれ違っていく2人は結ばれることができるのか…… 思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいα‬の溺愛、身分差ストーリー ★ハッピーエンド作品です ※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏 ※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m ※フィクション作品です ※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

処理中です...