暗部特殊部隊

枝浬菰文庫

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一条賢吾の物語

5

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『もしもし隊長?』


『どうした?なにかあったのか?』


『今日は任務19:00からでしたよね』


『あれ?連絡行ってない?今日は任務なしになったよ!』


『!?そうなんですか!?メール見てみます』

『うん。今日は何時に戻ってくるの?22時から情報部での会議あるから早めに戻ってきたほうがいいよ』

『分かりました』


ガチャ

隊長と楽しい電話が終わり賢吾はジョンの方に向く


「お待たせ」


ジョンはソファーの上で雑誌を読んでいた



賢吾はソファーに行きジョンにくっつく



賢吾はジョンの顔を見ながら話し始める


「上司になにかあったと思ったんだけど無事に解決したからもう大丈夫だよ」


「そうか…他にも彼氏がいるのかと思ってお仕置きのこと考えちゃったよ」



賢吾 赤面
「いないよ」

と頭をぶんぶん振る


「良かった」と額にキス



そのまま唇に

「ん…んん、ジョン僕22時から会議があるから帰らないといけないんだけど…」


「こんな時間まで仕事があるの?」


「うん、僕の仕事特殊だから…」


「そっかぁそしたら会社の最寄りの駅まで送るよ」


「え!?大丈夫だよそれにここからだと遠いし」


「俺は賢吾のことが心配なの」

ジョンのイケメン顔で追い込まれ賢吾はうなづいてしまった



羽山駅

ただいまの時間21:05
帰りのラッシュ時で駅もホームも電車も混んでいた


「うわぁーすごい日本の電車っていつもこんでるものかと思ったけどこの時間はさらにすごいね」


「うん、ジョンは基本車とかで移動なの?」



ホームに上がり

「うーんそうだねあまり交通機関は使わないかな」


「そうなんだ、僕もそうだけど…」


「そうなの?会社員?あれ?まだ学生?」


「ジョン酷いな…僕はこれでも26だよ…」


「嘘!?」


「よく言われるけど本当に26」

ジョン(詐欺だ…)



「そ…そんなにひかないでよ…」


「ごめんごめん」(可能性はないか)



電車が汽笛をならしホームに入ってきた



電車から降りる人も多いけど乗る人も多い


ジョンと賢吾はくっついてはいるが手は繋いでいなかったので押し寄せる波に賢吾は流されてしまった


(離れちゃった…まぁ終点で降りることは伝えてあるしいいか)

(離れた…あの可愛さだ心配だ…)
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