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朝といい昼といいお前によく会うな

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ん?
まてよ話が流れたな。


どうするかな、こいつをここに置いておいたら他の人にも迷惑かかるし俺にも迷惑かかるな、、、。


でもこのままこいつをほったらかしにしたら……いやいや考えすぎか。

「分かった、猶予をあたえる」
「猶予ですか?」

「そうだ、1週間しずーかに過ごすことができたらこのままここにいてもいいでもこれ以上このアパートに迷惑をかけるというんだったら悪いが出て行ってもらうからな」

「わ、分かりました、ありがとうございます」


とりあえずそうしちまったけどこいつ普段から男に抱かれてるってことだよな。
気の毒というのかそもそもこいつは自分から尻を出しているのか分からないが


……。
俺には関係ない話か、
関係あるとしたら騒音問題くらいだな。


朝電車で痴漢らしきものを見てしまった。
うわぁーまだいるんだなこういうやつするやつ。


たしかに女の子は可愛いよ、良い香りだし、でも同意じゃないものは男でも許せない。
そう今俺が座ってる左前の扉らへんで腰を振っている男がいた。

あれは……やばいか?

いやいやただ男が振ってるだけかもしれないし、わからないが。
てかあの子俺とホーム一緒にいた子だよな。


うーん助けるか、、、周りに結構人いるしな、助けて俺も事情説明とか言われたら仕事遅れて嫌だしな。

どっすかな。


と考えている間に扉が開き男と女の子は離れていった。

未遂でありますようにと願う。



会社につきPCの前で作業しているとあっという間に昼だった。
今日も1階に降りると女の子がティッシュ配りをしていた。
可愛い子かなっと貰いにいこうとしたら

「五十嵐奏太……」

「!? あっお仕事お疲れ様です」

「お前はここでなにを……」
「あ、今度またこの近くでイベントがあるのでそれのチラシ配りです、ティッシュもあったほうがいいかなと思って」

いや、そうじゃない、お前が着てるその服は……。朝の電車の……だろう。



「朝大丈夫だったか?」
「朝? !? もしかして見てました!!」
「すまん」

「あー時折ああいうことされるんですよ」
「男は腰振ってたけどまさかだったのか?」

入れられていたとは言いたくなく濁した。


「いえ、まぁその後トイレでやられましたけど、日常茶飯事なので」
苦笑いしているが手が震えていた。


今度見たら声かける……じゃ変だし、俺が気にしてるみたいでなんか嫌だ。

「まぁ気をつけろよ」
「はい」
にこっと笑顔を向けられた。


気をつけろよが最大の気を遣い言葉だよな。


女装なんてやめちまえばいいのに、、、。
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