捨てられΩはどう生きる?

枝浬菰文庫

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同棲編

一歩も引き下がらない

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夜が怖い、昼も怖いけど、やっぱ一番は学校から帰ってあの家にいる時が一番怖い。


きっと僕が眠っている間もなにかされている。
ずっと起きていないと。


ずっと……。

カクリと目を覚ます、いつの間にかに眠っていた。
ふぅーと思っていた瞬間にガタっと物音がした。


ビクっと全身が震える、また殴られる。
守らないと、でもどうやって僕は……。

「日暮だよ」
その優しい声を僕は知っている、でも震えは止まらない。


ああ、またこの人に悲しい表情をさせてしまっている、ダメだ、これじゃぁ僕また
あそこに戻らないといけない。


ゾクゾクと体が小刻みに震える、体は熱いし、だるい。

この人に向ける最大の笑顔で彼を見た。
でも彼は僕を引き寄せ
「安心して」と声をかけてくれた。



どうしたらいいのか分からない。
どこまで許していいの?
許したとしてそれが本当に正解なのか分からない。


璃亜武の時は彼の熱い思いとか聞いたからなんとなく分かったし、璃亜武に悲しい表情はさせたくないと思って言葉も間違えた。

だから僕はこの人にかける言葉を間違えたくない。
きっと間違えたら今度こそ僕は1人になってしまうから。
ここでの新しい生活はみんなが優しくしてくれる、時には言葉を間違うこともあって怒らせてしまうこともあるけど、でも最後は僕を突き飛ばしたりせずに一緒にいてくれた。


誰かを巻き込むことなんてしたくはないけど、でも……。
なんだか体が熱い、これこの前もあった気がする。でもその時は水の中に顔突っ込まれていっぱい中出しされて痛いのにやめてくれなくて殺されるって思ってこの人も同じことするのかな、僕をどうされるのか怖い……。

ガクリとそこで意識が無くなった。


あー怖い、きっと大きな男の人達に散々僕の体を弄ばれてきっと深みにハマっていくのだろう。



目を覚ますと温かい布団に顔の上ら辺にはひんやりと冷たいものが置かれていた。

起き上がろうにも体が重い、性行為された後みたいだ。
全身だるくてところどころ痛くてお尻からはカピカピした白い塊が出てきてきっと今回も
と思いお尻を触るが特になにもなっていなかった。

えっと未遂?


少しホッとしたがこのだるさはなんなんだろうか。


目をパチクリしていると

「あー起きた?」
と眠そうな日暮さんがきた。


「んーどう具合は?」
とベッドの横に来た。


「えっと……僕は…な……」
なにもなってない、元気ですっていようとしたが言葉を遮られ


「あーこれはね、熱って言って、風邪ではないかな、なんだろう、知恵熱的なあれだよ、新しい環境で、いっぱい喋ったりして琉架くん疲れちゃったんだと思うよ」

そう優しく教えてくれた。


そうかこれは熱なんだ。
……。熱って疲れると出てくるのかな?

でもあの時はお風呂にいて寒くて……。


「なにか疑問ある?」

「……いえ」
「絶対にあるでしょ、気になるから教えて~」
日暮さんが一歩も引き下がってくれなさそうだったので

「えっとこの前も似たようなことがあって、でもその時は寒かったのが原因なんですけど」
「それは風邪だ!」

「風邪、、、」


「うん、まぁでも今回も似たような感じかな、咳とか鼻水とかは出た?」
「えっと、あまり覚えてなくて一瞬だったので」


「一瞬だったのか、なら熱かな?」
考えている日暮さんを見るとなぜだか璃亜武を見ているようで僕も安心した。

「ふふっ」
「あー今笑ったでしょ!!」

日暮さんといると心の中にある重い空気が少し晴れるな
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