クロネコ

枝浬菰文庫

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誘惑

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俺は知らないうちに解放されていたといっても日向の車の中にいた。

「おう、起きたか」
「むぐっんん!!」

口、手、足全部自由を奪われていてどこに連れていかれるのやら…。


車窓からは高級なホテルについたようだ。
「黝、依頼だ」
「ん?」

「このホテルの主催者の男、インドのお偉いさんなんだけど誘惑して眠らせてほしいんだ、で、俺が情報を盗む、その手伝いをしてくれないか?」

ぶんぶんと首を振る。

「んじゃここで数人に嬲り犯されるか?」

ぶんぶんと首を振る。

「んんっ」
「しょうがないな」

「ぷはっふざけんなっ、どっちも嫌に決まってるだろ」

「黝」
拳銃を頭に突き付けられた。

「いうこと聞けるよな?」

「……わかった…」

「いい子だ」
「ずるいやつめ」
「知ってる」

武器や服を渡された。

「インドっても英語は喋れるからそれで誘え」

「そいつはホモかゲイか?」

「いや、違うが美品を集める趣味があってな、お前なら適任だと思う」

「なるほど、誘惑して寝かせるだけでいいのか?」

「あぁ、俺はその間にある施設に入ってデーターをいただく」


「なるほど、寝かせるにはどうしたらいい?」

ぽいっと投げられたのを受け取る。

「その注射を首元に刺せ」
首元ね…。

「まぁそのインドのお偉いさんはかなりイケメンじじいみたいだぞ、面食いのお前にはちょうどいいんじゃないか?」

「いいも、悪いも、依頼内容が濃すぎる」

「さてと、行きますか」

俺はインド風の服に着替えた。
日向はスーツを着こなした。

「説明しなくていいよな?」
「拳銃とかは」

「探知されない作りになってる」

「そうか」

ホールにつくと確かにお偉いさんが多かった、政治家、俳優、女優、○○賞とかの人。

こりゃーしくったら牢屋行きかな。

日向と別れ俺はターゲットを探した。
美品コレクター

言われただけで恐ろしい。

スタスタとグラスを片手に歩いていると黒服を着たスーツの男が俺を誘導する。

導かれた先はターゲットだった。

「こんにちは、お兄さん」
「どうも」

グラスを預かられ席に誘導され、たわいない話をした。

「美しい君は、もしよければ写真を」
「ええ」
 記念に写真を撮った。

ターゲットは俺の尻をなぞると
「きっと、そなたのここはきれいな美尻なんだろうな」

「そんな…シノア様ったら」
シノアはターゲットの名前
優しく頬を撫で1度離れ、さらに目で誘惑した。

「あぁ、いい欲しい」

スーツの男がまたこちらにきてシノアの元に戻った。

「せっかくだ、私と」
「では奥に…」

上手くシノアを奥の部屋へと導いた。

「これが私の大切な美品コーナーだ」
「うわぉすごいデカ尻」

「ああ、これは桃尻と言ってな、型をとって作らせたんだ」

「ふーん、じゃ私のもそうするの?」
甘い言葉で誘うと

尻を揉まれた。

「あぁ、だが君はまず写真だ」






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