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新学期
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4月の高2のある日…
樫莉葉 隆(かしりば たかし)は昇降口に貼り出されている所属科目名簿を見ながら泣いていた。
「お、俺もプログラマー科の仲間入りだ…!」
そこには、プログラマー科のところに、樫莉葉 隆とはっきり書いてあった。隆が通っている高校は、プログラマー科がとても有名で、その科に入るためだけにこの高校に進学してくる学生もいるくらい、人気でもあった。隆はそれを知っていたので、今回、プログラマー科に入れたことがよっぽと嬉しかったのだろう。隆は嬉しさのあまり、まだ目に涙を溜めていたが、靴箱へと歩きだし、上履きに履き替え、教室へと向かった。
「俺も今日からプログラマー科の仲間入りか~。」
階段を上りながら呟いていた。
階段を上り、少し歩いた先に、プログラマー科と書かれた教室の看板が見えた。
それを見つけた隆は、早足で歩き、教室のドアの前に佇んだ。
隆は深呼吸すると…
「今日から卒業までよろしくお願いします!」
と言い、バァン!!と勢いよく引き戸をあけると、クラスメイトは一斉に隆の目に留まった。
そして皆、隆を白い目で見ていた…。
「ま、間違えました~。あはは、あははは…。」
隆は思わず教室の引き戸をゆっくりと閉めた。
樫莉葉 隆(かしりば たかし)は昇降口に貼り出されている所属科目名簿を見ながら泣いていた。
「お、俺もプログラマー科の仲間入りだ…!」
そこには、プログラマー科のところに、樫莉葉 隆とはっきり書いてあった。隆が通っている高校は、プログラマー科がとても有名で、その科に入るためだけにこの高校に進学してくる学生もいるくらい、人気でもあった。隆はそれを知っていたので、今回、プログラマー科に入れたことがよっぽと嬉しかったのだろう。隆は嬉しさのあまり、まだ目に涙を溜めていたが、靴箱へと歩きだし、上履きに履き替え、教室へと向かった。
「俺も今日からプログラマー科の仲間入りか~。」
階段を上りながら呟いていた。
階段を上り、少し歩いた先に、プログラマー科と書かれた教室の看板が見えた。
それを見つけた隆は、早足で歩き、教室のドアの前に佇んだ。
隆は深呼吸すると…
「今日から卒業までよろしくお願いします!」
と言い、バァン!!と勢いよく引き戸をあけると、クラスメイトは一斉に隆の目に留まった。
そして皆、隆を白い目で見ていた…。
「ま、間違えました~。あはは、あははは…。」
隆は思わず教室の引き戸をゆっくりと閉めた。
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