17 / 47
キオン編
鋭い針には、 五
しおりを挟む「次は俺だ。鉱岩蜂の雄を駆除してくれたお礼、俺のチンコでたっぷり返してやるからな」
とろとろと泡立った精液を垂れ流す孔に逸物を押し当てたのは、冒険者ではない。たくましく筋肉が盛り上がった鉱山夫だ。
この温泉宿は露天風呂に限り、鉱山で汗水流して働く鉱山夫たちにも格安で入らせているという。
鉱岩蜂の雄によって雌が凶暴化し、鉱山への立ち入りを禁じられたとはいえ、鉱山にこもるだけが彼らの仕事ではない。こういう時こそ街の中で様々な力仕事に手を貸し、精を出して働くのだ。
冒険者たちによって体を暴かれた時と、彼らの湯浴みの時間が被ったのはすぐだった。事情を知り、彼らもまた協力者に加わった。
くぷ、ペニスの先が緩んだ孔をこじ開ける。二桁にも及ぶ男たちを受け入れさせられたとはいえ、太い部分が挿入しきる瞬間まではどうしても肉を押し広げる違和感があった。
「ぁ、は、あ」
そしてこの男のペニスは非常に太かった。出口に向けて流れていたごちゃ混ぜの精液がすべて押し戻されるほどに。あまりの圧迫感に息が詰まる。白濁でよくぬめり、数多のペニスで拡げられていたのがまだ救いか。
「ひ、……ぎぃ、いッ! いた、ぁアッ!」
奥の壁に先端がぶつかっても男の動きは止まらない。男のペニスは太いだけでなく、長さもあったのだ。グ、グ、と力強く股間を押しつけ、奥の奥へと続く狭き壁に立ち入ろうとする。
こうなると快感に浸っていた体も驚くばかりだ。キオンは淫靡な熱に浮かされた体を男から遠ざけようと身動いだ。しかし背後にはすでに細身の男が壁のように存在している。やわらかな尻たぶに己のモノを擦りつけては放精している彼は、とがめるようにキオンのペニスを握った。
「嫌がるのは良くないって最初にも言っただろう? せっかくあんたのために、彼も仕事で疲れた体に鞭を打って協力してくれているのにさ。ちゃんと感謝して、全部受け入れないと。な?」
細身の男の声に、ハッと我にかえって逃げ腰をとどめた。そうだ。彼らはキオンの体に回った毒を中和するために、こうしてペニスをハメて精液を注いでくれているのだ。感謝こそすれど、怯えてしまうのは筋違い。
その場に正常な常識を持つ第三者がいたなら「騙されている」と忠告しただろう。最初の男に犯された時、胸にしゃぶりつかれた時。いやだ、やめて、と抵抗しようとしたキオンに吹きこまれた言葉は、合意のないセックスを強引に正当化へと持ちこもうとしている詭弁なのだから。
性行為の経験があるにも関わらず、キオン自身の性に関する情緒がまったく育っておらず、幼かったのも良くなかった。
足を開き、胎の中に男を迎え入れろ。これは当然の治療行為であるのだから、嫌がるのではなく、感謝を持て。そう言い聞かされてしまっては、それが当然で然るべき、と刷りこまれてしまった。拒否は彼らの恩に仇を返すことに等しい、と。
「そうそう、力を抜いて。自分からこの人にお尻を突き出してごらん」
促すように男の手のひらがペニスを撫でる。母乳を啜られ、奥を突かれながら弱い部分を叩かれ、背筋を通して脳と腰とを行ったり来たりする快感によって絶頂を繰り返す性器は、自らの迸りによってしとどに濡れそぼっていた。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる