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5話・書庫での遭遇
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ひとしきりくちびるの感触を味わい尽くし、気持ちが落ち着いてきたアシュリーはハッと顔を上げ身を離した。
「エルナン! あたし、書庫に行きたいの!」
「……書庫?」
エルナンはまだ名残惜しそうな顔をしているが、アシュリーは気づいていない。
しかし、フェアリーについての本が見てみたいと言うと「わかった。今から行こう」と頷いてくれる。
「あ……でもエルナン、昼食は……?」
「いい……。食べられそうにない。行こ」
書庫は、中央階段を挟んでエルナンやエイプリルの部屋がある西棟の反対側にあった。東側には夫妻の寝室のほか、ランディス氏の執務室や書庫などがあるらしいが、その東棟もさらに北と南に分かれている。
東棟の北側いちばん奥の重厚な扉の前に着くと、エルナンが取っ手に手をかける。
ガチャガチャッ
「あれ?鍵が開いてない」
ガチャガチャッ
「ダメだな。鍵を開けてもらわないと。少し待ってて」
エルナンは来た廊下を小走りに戻って行ってしまった。アシュリーはする事もなくぼんやりと佇んでいたが、書庫の扉に彫り込まれた植物のレリーフが気になり始めた。
(これは、花園にもあるプロビタスの蔦ね。こっちの小さな花はアールグンデだわ。)
(小さな鳥も描かれている。この辺りの自然をモチーフにしているならビルギットかしら。)
モチーフを指で辿りながらいつの間にか夢中です見入っていると、気がつけば背後に人が立っていた。
「扉の装飾が気になるの?」
振り向くとそこに立っていたのは見知らぬ男の人だった。最初に目に付いたのは、スッと通った鼻梁と涼やかな目元、短い前髪の下に整えられた眉毛が真っ直ぐに伸びている。淡白な顔立ちの中で、少し厚めの唇がアンバランスに見えた。
アシュリーはつい、口をぽかんと開けてその人の顔を観察してしまったが、不躾な目線にも動じずニコッと笑いかけてくれる。
「もしかして……君がアシュリーかい? エルナンの兄のグレンだ。会ったことあったかな?」
(エルナンのお兄さん……!!)
もちろん会ったことはない。でもそれは不自然すぎるだろうか……。しかし、今のアシュリーには記憶操作する魔法は使えないのだ。
「あ、あの……多分……」
まごまごしているとグレンはクスッと笑いながら、手にしていた鍵を差し込み扉を開けてくれた。
「どうぞ。話は両親から聞いている。ゆっくり休暇を楽しんで。書庫の中を案内しよう」
促されるまま部屋に入ると、想像していた以上に広い部屋に背の高い書棚がズラリと並んでいた。本を傷めないために窓は閉ざされていて薄暗いが、高い天井の近くの窓からうっすらと光が射している。
「わぁ……」
「何か読みたいものはある?」
「あの、フェアリーについての本が見たいんです」
「うん。それならいい案内役に当たってよかったな」
グレンはニヤと片頬を上げて笑うと、どうぞ、と奥を手のひらで指し示した。
「ここのフェアリーの本はほとんど読んでいる。どんなものがいい?物語?それとも学術書?」
「がくじゅつ……?」
「王都には、フェアリーの研究をしている学者なんてのもいてね。内容は眉唾だけど、論文を発表したりもしているんだよ」
「フェアリーの研究……」
スタスタと歩いていたグレンは、ある本棚の前で立ち止まる。うん、とうなずくと棚から一冊の本を抜き取り、アシュリーに手渡した。
「俺のおすすめは、これかな」
グリーンの革の表紙に、書庫の扉と同じような植物と鳥のモチーフが楕円型に型押しされている。中央には小さなフェアリーの絵。「フェアリー」というシンプルなタイトルが金の箔押しで書かれていた。
「作者は幼い頃から自分の屋敷の庭でフェアリーと遊んでいたらしい。人生半ばを過ぎてから、事業に失敗して屋敷を出ることになってしまったんだが、それまでずっとフェアリーは友だちだった。その間、フェアリーから聞いた話を綴った本なんだ」
「エルナンみたい……」
アシュリーは表紙を眺めながらうっかりつぶやく。
「うん? ああ、エルナンもうちの花園でフェアリーと遊んでるとか言ってたなぁ。後半の人生までは似てしまうと困るけどな」
はは、と笑うグレン。
いろいろな笑い方をする人だなぁ……などと考えながらグレンの顔を見つめていると、パチっと目があってしまった。
「やっぱり会ったことあるかもしれないな」
懐かしそうに目を細めてアシュリーの顔を見つめてくる。
「……」
グレンはそう言うが、そんなはずはない。でもアシュリーも不思議な懐かしさをこの人に感じた。彼もこの屋敷の息子なのだから、花園に来ていたことがあるのかもしれない。
(見かけたことがあったのかしら……)
見つめあっていると、ドキ、ドキと心音が高まってくる。目をそらしたいのにそらすことができない。どうしてこんなに見つめるの ——。フェアリーの本をぐっと胸に抱え込んだその時。
「あっ、開いてる!」
扉の方からエルナンの声がした。
足音に続いて書棚の陰からひょこっと顔を出すと「兄さん!!」と嬉しそうな顔をする。
「おかえりなさい! いつの間に帰ってたの?」
「ああ、ついさっきだよ。ただいま」
グレンはエルナンの年の離れた兄で、父のランディス氏の事業を手伝っているらしい。週に何日かは父と交代で王都に泊っていると教えてくれた。
「しばらくいるの?休暇の間にレポートの課題がごっそり出てるんだ! お願い! 手伝って!」などと、エルナンが甘えていて、アシュリーは可愛らしく思えた。
「いいけど、まずは自分でできるところまでやってからだぞ」
「ええ~~……」
「そんなことで父さんの後を継いでやっていけるのか?」
「兄さんがいるじゃないか……」
口をとがらせるエルナンの頭にポンと手を置き、困ったように微笑むグレン。
「継ぐのはお前だよ。でもしっかり補佐はしてやるから安心しろ」
あとからエルナンに聞いたところによると、グレンはこの家の実子ではないのだ。幼いころに両親を事故で亡くし、父親の親友だったランディス氏に引き取られたのだとか。
ランディス夫妻はグレンを我が子と思って育てたし、エルナンやエイプリルが生まれてからも分け隔てなく愛してきた。しかしグレンはどこか自分を抑えているようなところがあり、エルナンはそれが寂しいのだ。
アシュリーはその話を聞いてもまったく理解できない。家族や血のつながり、フェアリーにはないものだ。仲間だから一緒にいる、好きだから一緒にいる。いつもただそれだけだもの——。
みんなから愛されているグレン。でも身を引こうとしているグレン。グレンは家族のことをどう思ってるんだろう……。
書庫のほの明るい中でほほ笑んでいたグレンの顔が、アシュリーのまぶたの裏からいつまでも離れなかった。
「エルナン! あたし、書庫に行きたいの!」
「……書庫?」
エルナンはまだ名残惜しそうな顔をしているが、アシュリーは気づいていない。
しかし、フェアリーについての本が見てみたいと言うと「わかった。今から行こう」と頷いてくれる。
「あ……でもエルナン、昼食は……?」
「いい……。食べられそうにない。行こ」
書庫は、中央階段を挟んでエルナンやエイプリルの部屋がある西棟の反対側にあった。東側には夫妻の寝室のほか、ランディス氏の執務室や書庫などがあるらしいが、その東棟もさらに北と南に分かれている。
東棟の北側いちばん奥の重厚な扉の前に着くと、エルナンが取っ手に手をかける。
ガチャガチャッ
「あれ?鍵が開いてない」
ガチャガチャッ
「ダメだな。鍵を開けてもらわないと。少し待ってて」
エルナンは来た廊下を小走りに戻って行ってしまった。アシュリーはする事もなくぼんやりと佇んでいたが、書庫の扉に彫り込まれた植物のレリーフが気になり始めた。
(これは、花園にもあるプロビタスの蔦ね。こっちの小さな花はアールグンデだわ。)
(小さな鳥も描かれている。この辺りの自然をモチーフにしているならビルギットかしら。)
モチーフを指で辿りながらいつの間にか夢中です見入っていると、気がつけば背後に人が立っていた。
「扉の装飾が気になるの?」
振り向くとそこに立っていたのは見知らぬ男の人だった。最初に目に付いたのは、スッと通った鼻梁と涼やかな目元、短い前髪の下に整えられた眉毛が真っ直ぐに伸びている。淡白な顔立ちの中で、少し厚めの唇がアンバランスに見えた。
アシュリーはつい、口をぽかんと開けてその人の顔を観察してしまったが、不躾な目線にも動じずニコッと笑いかけてくれる。
「もしかして……君がアシュリーかい? エルナンの兄のグレンだ。会ったことあったかな?」
(エルナンのお兄さん……!!)
もちろん会ったことはない。でもそれは不自然すぎるだろうか……。しかし、今のアシュリーには記憶操作する魔法は使えないのだ。
「あ、あの……多分……」
まごまごしているとグレンはクスッと笑いながら、手にしていた鍵を差し込み扉を開けてくれた。
「どうぞ。話は両親から聞いている。ゆっくり休暇を楽しんで。書庫の中を案内しよう」
促されるまま部屋に入ると、想像していた以上に広い部屋に背の高い書棚がズラリと並んでいた。本を傷めないために窓は閉ざされていて薄暗いが、高い天井の近くの窓からうっすらと光が射している。
「わぁ……」
「何か読みたいものはある?」
「あの、フェアリーについての本が見たいんです」
「うん。それならいい案内役に当たってよかったな」
グレンはニヤと片頬を上げて笑うと、どうぞ、と奥を手のひらで指し示した。
「ここのフェアリーの本はほとんど読んでいる。どんなものがいい?物語?それとも学術書?」
「がくじゅつ……?」
「王都には、フェアリーの研究をしている学者なんてのもいてね。内容は眉唾だけど、論文を発表したりもしているんだよ」
「フェアリーの研究……」
スタスタと歩いていたグレンは、ある本棚の前で立ち止まる。うん、とうなずくと棚から一冊の本を抜き取り、アシュリーに手渡した。
「俺のおすすめは、これかな」
グリーンの革の表紙に、書庫の扉と同じような植物と鳥のモチーフが楕円型に型押しされている。中央には小さなフェアリーの絵。「フェアリー」というシンプルなタイトルが金の箔押しで書かれていた。
「作者は幼い頃から自分の屋敷の庭でフェアリーと遊んでいたらしい。人生半ばを過ぎてから、事業に失敗して屋敷を出ることになってしまったんだが、それまでずっとフェアリーは友だちだった。その間、フェアリーから聞いた話を綴った本なんだ」
「エルナンみたい……」
アシュリーは表紙を眺めながらうっかりつぶやく。
「うん? ああ、エルナンもうちの花園でフェアリーと遊んでるとか言ってたなぁ。後半の人生までは似てしまうと困るけどな」
はは、と笑うグレン。
いろいろな笑い方をする人だなぁ……などと考えながらグレンの顔を見つめていると、パチっと目があってしまった。
「やっぱり会ったことあるかもしれないな」
懐かしそうに目を細めてアシュリーの顔を見つめてくる。
「……」
グレンはそう言うが、そんなはずはない。でもアシュリーも不思議な懐かしさをこの人に感じた。彼もこの屋敷の息子なのだから、花園に来ていたことがあるのかもしれない。
(見かけたことがあったのかしら……)
見つめあっていると、ドキ、ドキと心音が高まってくる。目をそらしたいのにそらすことができない。どうしてこんなに見つめるの ——。フェアリーの本をぐっと胸に抱え込んだその時。
「あっ、開いてる!」
扉の方からエルナンの声がした。
足音に続いて書棚の陰からひょこっと顔を出すと「兄さん!!」と嬉しそうな顔をする。
「おかえりなさい! いつの間に帰ってたの?」
「ああ、ついさっきだよ。ただいま」
グレンはエルナンの年の離れた兄で、父のランディス氏の事業を手伝っているらしい。週に何日かは父と交代で王都に泊っていると教えてくれた。
「しばらくいるの?休暇の間にレポートの課題がごっそり出てるんだ! お願い! 手伝って!」などと、エルナンが甘えていて、アシュリーは可愛らしく思えた。
「いいけど、まずは自分でできるところまでやってからだぞ」
「ええ~~……」
「そんなことで父さんの後を継いでやっていけるのか?」
「兄さんがいるじゃないか……」
口をとがらせるエルナンの頭にポンと手を置き、困ったように微笑むグレン。
「継ぐのはお前だよ。でもしっかり補佐はしてやるから安心しろ」
あとからエルナンに聞いたところによると、グレンはこの家の実子ではないのだ。幼いころに両親を事故で亡くし、父親の親友だったランディス氏に引き取られたのだとか。
ランディス夫妻はグレンを我が子と思って育てたし、エルナンやエイプリルが生まれてからも分け隔てなく愛してきた。しかしグレンはどこか自分を抑えているようなところがあり、エルナンはそれが寂しいのだ。
アシュリーはその話を聞いてもまったく理解できない。家族や血のつながり、フェアリーにはないものだ。仲間だから一緒にいる、好きだから一緒にいる。いつもただそれだけだもの——。
みんなから愛されているグレン。でも身を引こうとしているグレン。グレンは家族のことをどう思ってるんだろう……。
書庫のほの明るい中でほほ笑んでいたグレンの顔が、アシュリーのまぶたの裏からいつまでも離れなかった。
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