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34話・雨の中の情事
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コビーが自分の持ち場に戻っていき、ジャンとアシュリーはしばらくその背中を見送っていた。
「お父さん、やさしいね」
「ああ……。ああ見えて心配はしてるんだと思うが」
「そっか……」
なぜか胸がきゅうっとなって、ジャンの顔を見ると同じように切ない目で見つめ返される。
「ジャン……あたしはジャンと一回きりじゃいや……」
「ああ」
「じゃあ、今して……」
「……っ」
アシュリーが抱きつこうとすると、静止される。
「待ってくれ……もし親父が戻ってきたら……場所を変えよう」
「どこに?」
「そうだな……」
二人で誰にも見られず抱き合えるような場所はほとんどない。まさかアシュリーやジャンの部屋に出入りしようものならすぐにウワサのタネになってしまうだろう。
「東屋に行こう」
「東屋?」
「ああ、屋敷の人たちや客人がピクニックや休憩に使ったりするんだが、ひと雨来そうだし今日やってくる物好きはいないだろう」
「じゃあ……早く行こう……」
アシュリーは体がうずいてしかたなかった。
「念のためバラバラに行こう。花園の向こうの高台だ。少ししてから来てくれ」
そこは高台だけあって景色がよく、花園とその向こうの花壇の広場、屋敷まで見渡せる綺麗な場所だった。アシュリーが坂を登る途中で、雨がパラパラと振ってきて、慌てて走っていく。
東屋の入り口にはジャンが心配そうに立っている。アシュリーは楽しくなってキャー!と声を立てながら彼の胸に飛び込んだ。
「アシュリー」
ぎゅっと抱き込まれて幸せを感じる。
「早く抱いて……」
そう言いながらジャンの首を両手で捉えるとキスをねだる。
「待ってくれ……。すまん……ここには壁がなかった」
「あっ!?」
東屋は屋根と柱はあるが、壁は腰の高さまでしかなく、見通しが良かった。アシュリーがショックを受けていると、ドサリとジャンが床に座った。
「こうすれば見えない」
「ふふっ。かくれんぼみたい」
アシュリーはジャンの膝に跨がると首に腕を回した。
ちゅっ……ちゅうっ……
舌を差し込むとすぐに絡め取られた。強く吸われてくぐもった声も口の中に溶けていく。口内を堪能しながら、ジャンは器用にアシュリーのブラウスのボタンを外しはじめた。
「アシュリーの体が見たい……」
「ん……見て……」
ここは半分、外のような場所だというのにジャンはアシュリーの着衣をすべて剥がしてしまう。
「やっぱり綺麗だ……」
ジャンはアシュリーの胸を両手の掌でくるみ、やわやわと揉みしだいた。
「ぁん……もっと強くして……」
そうアシュリーが言うと、ジャンはカプっと乳房を咥え込み、吸い付いた。歯を立て、口の中で乳首を転がすようにしながら、もう一方は親指と人差し指でつまんで捻じるように動かす。
「んっあっあっ……気持ちいいっ……あっ」
必死にジャンの頭を抱きしめて、体を支える。
「膝、痛くないか?」
「ん……少し」
そう答えるとジャンはアシュリー体を膝の上で横抱きにする。アシュリーの腕を自分の首に回させると、また器用にその舌がアシュリーの胸の先を捉えた。
反対側の脇から回された右手はアシュリーの体を支えながらも、空いている乳首を人差し指でさすり、左手はお腹から腰を撫で回している。
「ぁん、あっ……あっ……」
アシュリーが蜜があふれてくるのを感じて、太ももをすり合わせると、ジャンの左手は腰から太ももをたどった後、内腿から泉に指を滑らせていく。
「ん、ぁんっ!」
蜜のあふれるところを撫でられ、快感が走る。ジャンの指は割れ目の上を往復し、クチュクチュと音を立てながらもどかしい刺激を与えてくる。
アシュリーが思わず自分で脚を開くと、ジャンはもっと大胆に指でまさぐり、ぷっくり膨らんだ蕾を捉えた。
「あああっ」
両胸と下腹部の三箇所の尖りを同時にいじられると、耐えられない快感がアシュリーを攻め立ててきた。
「あっあっあっぁぁあっんんん!はっ!だめぇ!!」
ビクッと体を震わせると背中をのけぞらせてアシュリーは絶頂に達した。
「アシュリー、少しだけ声を抑え……」
ジャンがそう言いかけた途端、雨足が強くなりザァザァと外はうるさいくらいになった。
二人は顔を見合わせてクスッと笑う。
「抑えなくて、大丈夫だ」
「じゃあ……もう、入れて……」
「ああ……」
ジャンがベルトを外しズボンの前を開くと、凶暴なくらいに硬く大きく立ち上がった彼自身がニョキッと突き出してきた。
「はぁ……」
それを見たアシュリーは思わず吐息をこぼしてしまう。
アシュリーは、今度は膝ではなく足の裏を床についてジャンの太ももに跨り、腰を落としていく。ジャンはそのアシュリーの腰を支えてくれる。
ジュプ……
ジャンの屹立がアシュリーの泉の中にゆっくり沈んでいく。
「あ……はぁ……」
一番下まで着くと、二人はまた濃厚な口づけを交わした。
「アシュリー……」
アシュリーはジャンを締め付けながら腰を浮かし、先端まで来るとまた強く腰を落とした。
「んっ!!」
「ぐっ」
そのままアシュリーが快感をむさぼるように腰を動かすと、ぐちゅっぐちゅっぐちゅっと水音が鳴り、ジャンの太ももを蜜で濡らしていく。
「ぐっ……!はぁっ……はぁっ……アシュ……」
アシュリーが思うままに動いているので、ジャンは身を任せ、目の前で揺れる二つの膨らみを舌と指で堪能しはじめた。
「ひゃっ!ぁあん!あん!あん!あっあ」
空いている手はアシュリーの下腹部に伸び、下の蕾を弄り始める。
「そんなの……!!あっ!気持ちいい!!ああっ!あっ!あっ!あっ!」
「グッ……アシュリー……待ってくれ……俺もう……はぁっ……はぁっ」
「あんっあんっんんっ!あたしも!!もうイク!!」
「抜いて……出る!!」
「中に!中に出して!中に欲しいのっ」
「……!!! グッ」
ジャンはアシュリーの腰を捉えると、ガクガクと律動を速めて中に精を吐き出した。アシュリーもピクピクと体を震わせ前に達していた。
「はぁっはぁっはぁ……」
「はぁ……はぁ……」
二人は繋がったまましばらく無言で抱き合った。
「……ジャン……すごく気持ちよかった……」
「……アシュリー……俺、本当に中に……」
ジャンは怯えるような顔でアシュリーの目を見たが、アシュリーは微笑んでジャンの頬に口づける。
「いいの……」
「お父さん、やさしいね」
「ああ……。ああ見えて心配はしてるんだと思うが」
「そっか……」
なぜか胸がきゅうっとなって、ジャンの顔を見ると同じように切ない目で見つめ返される。
「ジャン……あたしはジャンと一回きりじゃいや……」
「ああ」
「じゃあ、今して……」
「……っ」
アシュリーが抱きつこうとすると、静止される。
「待ってくれ……もし親父が戻ってきたら……場所を変えよう」
「どこに?」
「そうだな……」
二人で誰にも見られず抱き合えるような場所はほとんどない。まさかアシュリーやジャンの部屋に出入りしようものならすぐにウワサのタネになってしまうだろう。
「東屋に行こう」
「東屋?」
「ああ、屋敷の人たちや客人がピクニックや休憩に使ったりするんだが、ひと雨来そうだし今日やってくる物好きはいないだろう」
「じゃあ……早く行こう……」
アシュリーは体がうずいてしかたなかった。
「念のためバラバラに行こう。花園の向こうの高台だ。少ししてから来てくれ」
そこは高台だけあって景色がよく、花園とその向こうの花壇の広場、屋敷まで見渡せる綺麗な場所だった。アシュリーが坂を登る途中で、雨がパラパラと振ってきて、慌てて走っていく。
東屋の入り口にはジャンが心配そうに立っている。アシュリーは楽しくなってキャー!と声を立てながら彼の胸に飛び込んだ。
「アシュリー」
ぎゅっと抱き込まれて幸せを感じる。
「早く抱いて……」
そう言いながらジャンの首を両手で捉えるとキスをねだる。
「待ってくれ……。すまん……ここには壁がなかった」
「あっ!?」
東屋は屋根と柱はあるが、壁は腰の高さまでしかなく、見通しが良かった。アシュリーがショックを受けていると、ドサリとジャンが床に座った。
「こうすれば見えない」
「ふふっ。かくれんぼみたい」
アシュリーはジャンの膝に跨がると首に腕を回した。
ちゅっ……ちゅうっ……
舌を差し込むとすぐに絡め取られた。強く吸われてくぐもった声も口の中に溶けていく。口内を堪能しながら、ジャンは器用にアシュリーのブラウスのボタンを外しはじめた。
「アシュリーの体が見たい……」
「ん……見て……」
ここは半分、外のような場所だというのにジャンはアシュリーの着衣をすべて剥がしてしまう。
「やっぱり綺麗だ……」
ジャンはアシュリーの胸を両手の掌でくるみ、やわやわと揉みしだいた。
「ぁん……もっと強くして……」
そうアシュリーが言うと、ジャンはカプっと乳房を咥え込み、吸い付いた。歯を立て、口の中で乳首を転がすようにしながら、もう一方は親指と人差し指でつまんで捻じるように動かす。
「んっあっあっ……気持ちいいっ……あっ」
必死にジャンの頭を抱きしめて、体を支える。
「膝、痛くないか?」
「ん……少し」
そう答えるとジャンはアシュリー体を膝の上で横抱きにする。アシュリーの腕を自分の首に回させると、また器用にその舌がアシュリーの胸の先を捉えた。
反対側の脇から回された右手はアシュリーの体を支えながらも、空いている乳首を人差し指でさすり、左手はお腹から腰を撫で回している。
「ぁん、あっ……あっ……」
アシュリーが蜜があふれてくるのを感じて、太ももをすり合わせると、ジャンの左手は腰から太ももをたどった後、内腿から泉に指を滑らせていく。
「ん、ぁんっ!」
蜜のあふれるところを撫でられ、快感が走る。ジャンの指は割れ目の上を往復し、クチュクチュと音を立てながらもどかしい刺激を与えてくる。
アシュリーが思わず自分で脚を開くと、ジャンはもっと大胆に指でまさぐり、ぷっくり膨らんだ蕾を捉えた。
「あああっ」
両胸と下腹部の三箇所の尖りを同時にいじられると、耐えられない快感がアシュリーを攻め立ててきた。
「あっあっあっぁぁあっんんん!はっ!だめぇ!!」
ビクッと体を震わせると背中をのけぞらせてアシュリーは絶頂に達した。
「アシュリー、少しだけ声を抑え……」
ジャンがそう言いかけた途端、雨足が強くなりザァザァと外はうるさいくらいになった。
二人は顔を見合わせてクスッと笑う。
「抑えなくて、大丈夫だ」
「じゃあ……もう、入れて……」
「ああ……」
ジャンがベルトを外しズボンの前を開くと、凶暴なくらいに硬く大きく立ち上がった彼自身がニョキッと突き出してきた。
「はぁ……」
それを見たアシュリーは思わず吐息をこぼしてしまう。
アシュリーは、今度は膝ではなく足の裏を床についてジャンの太ももに跨り、腰を落としていく。ジャンはそのアシュリーの腰を支えてくれる。
ジュプ……
ジャンの屹立がアシュリーの泉の中にゆっくり沈んでいく。
「あ……はぁ……」
一番下まで着くと、二人はまた濃厚な口づけを交わした。
「アシュリー……」
アシュリーはジャンを締め付けながら腰を浮かし、先端まで来るとまた強く腰を落とした。
「んっ!!」
「ぐっ」
そのままアシュリーが快感をむさぼるように腰を動かすと、ぐちゅっぐちゅっぐちゅっと水音が鳴り、ジャンの太ももを蜜で濡らしていく。
「ぐっ……!はぁっ……はぁっ……アシュ……」
アシュリーが思うままに動いているので、ジャンは身を任せ、目の前で揺れる二つの膨らみを舌と指で堪能しはじめた。
「ひゃっ!ぁあん!あん!あん!あっあ」
空いている手はアシュリーの下腹部に伸び、下の蕾を弄り始める。
「そんなの……!!あっ!気持ちいい!!ああっ!あっ!あっ!あっ!」
「グッ……アシュリー……待ってくれ……俺もう……はぁっ……はぁっ」
「あんっあんっんんっ!あたしも!!もうイク!!」
「抜いて……出る!!」
「中に!中に出して!中に欲しいのっ」
「……!!! グッ」
ジャンはアシュリーの腰を捉えると、ガクガクと律動を速めて中に精を吐き出した。アシュリーもピクピクと体を震わせ前に達していた。
「はぁっはぁっはぁ……」
「はぁ……はぁ……」
二人は繋がったまましばらく無言で抱き合った。
「……ジャン……すごく気持ちよかった……」
「……アシュリー……俺、本当に中に……」
ジャンは怯えるような顔でアシュリーの目を見たが、アシュリーは微笑んでジャンの頬に口づける。
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