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36.楽しい昼食
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「……俺もパスタ好きですよ」
そう言うと、由紀先輩はにこりと笑って何故か「弟に言っとくね」と言った。
……弟さんもいきなりそんな事言われたら、誰だよってなると思うけどな。
その時、ふと思い出して言う。
「俺の妹も、焼きそばパン好きです」
「へー、そう!仲良くなれそう」
焼きそばパンぐらいでいきなりどう仲良くなれるのだろうか、謎だ。
でも美奈が焼きそばパンが好きなのは、本当。
前に焼きそばパンが二つあった時に両方持って行った事があった。
あれはさすがに栄養偏るから止めとけって言ったけど。
俺がメロンパンを半分ほど食べ切ると、由紀先輩はもう焼きそばパンを食べ終わって満面の笑みを浮かべていた。
食べるの早いな……。
ていうか、もう昼飯食べてて平然と食べれるのが凄い。
「ご馳走様でした!……ねえ、佐武くん。佐武くんって本、好きなんでしょ?」
「……まあ、はい」
浩也から聞いたんだろうか。
「私ね、図書委員やってるの。佐武くんも今度暇な時に来てね。第二図書室」
図書委員だったのか、と少し驚く。
部活をしてない浩也との接点は委員会くらいだろうなと思っていたから、さほど驚きはしなかったけど。
一緒に遊びに行くくらいの仲の良さは、委員会が同じくらいであの浩也に出来るのだろうか、とも思う。
まあ、中学が一緒とかかもしれないしな。
「いつもはあの子と第一図書室に居るんでしょ?」
にこりと無邪気に笑われて、何をしていたかなんて浩也も言ってるわけないのに、思わず頰が熱くなる。
うわ、馬鹿だろ俺。
メロンパンに齧りついて頰が熱いのを誤魔化す。
この人は浩也とした事は知るはずもないんだから、むしろこの反応はおかしいだろ、落ち着け、俺。
少しして落ち着いたところで、話しかける。
「由紀先輩も本、好きなんですか?」
そう問うときょとんとした後に、また笑い出した。
よく分からないけど、その後問いただしたらまさか本当に由紀先輩と呼ぶとは思っていなかったらしい。
……あー、なんていうか、分からないけど。
「由紀先輩って、笑い上戸なんですね」
また笑い転げる。
というか、呼吸すら怪しい。
俺が言うのもアレだけど、大丈夫かこの人。
そんな事を思いながらの昼食は、いつもよりずっと楽しくて何処か浩也と話す放課後の第一図書室を思い出させた。
そう言うと、由紀先輩はにこりと笑って何故か「弟に言っとくね」と言った。
……弟さんもいきなりそんな事言われたら、誰だよってなると思うけどな。
その時、ふと思い出して言う。
「俺の妹も、焼きそばパン好きです」
「へー、そう!仲良くなれそう」
焼きそばパンぐらいでいきなりどう仲良くなれるのだろうか、謎だ。
でも美奈が焼きそばパンが好きなのは、本当。
前に焼きそばパンが二つあった時に両方持って行った事があった。
あれはさすがに栄養偏るから止めとけって言ったけど。
俺がメロンパンを半分ほど食べ切ると、由紀先輩はもう焼きそばパンを食べ終わって満面の笑みを浮かべていた。
食べるの早いな……。
ていうか、もう昼飯食べてて平然と食べれるのが凄い。
「ご馳走様でした!……ねえ、佐武くん。佐武くんって本、好きなんでしょ?」
「……まあ、はい」
浩也から聞いたんだろうか。
「私ね、図書委員やってるの。佐武くんも今度暇な時に来てね。第二図書室」
図書委員だったのか、と少し驚く。
部活をしてない浩也との接点は委員会くらいだろうなと思っていたから、さほど驚きはしなかったけど。
一緒に遊びに行くくらいの仲の良さは、委員会が同じくらいであの浩也に出来るのだろうか、とも思う。
まあ、中学が一緒とかかもしれないしな。
「いつもはあの子と第一図書室に居るんでしょ?」
にこりと無邪気に笑われて、何をしていたかなんて浩也も言ってるわけないのに、思わず頰が熱くなる。
うわ、馬鹿だろ俺。
メロンパンに齧りついて頰が熱いのを誤魔化す。
この人は浩也とした事は知るはずもないんだから、むしろこの反応はおかしいだろ、落ち着け、俺。
少しして落ち着いたところで、話しかける。
「由紀先輩も本、好きなんですか?」
そう問うときょとんとした後に、また笑い出した。
よく分からないけど、その後問いただしたらまさか本当に由紀先輩と呼ぶとは思っていなかったらしい。
……あー、なんていうか、分からないけど。
「由紀先輩って、笑い上戸なんですね」
また笑い転げる。
というか、呼吸すら怪しい。
俺が言うのもアレだけど、大丈夫かこの人。
そんな事を思いながらの昼食は、いつもよりずっと楽しくて何処か浩也と話す放課後の第一図書室を思い出させた。
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