18 / 26
18話
しおりを挟む
先生〈目線〉
葵の提案により今日は家へ来る日だ。
俺は、前日に買っておいた少し高いお肉や葵の好きなケーキを買っておいた。さすがにホールケーキは食べきれないからカットしてある小さなケーキね。
昼は野菜炒めと白米ときんぴられんこんにしよう。
今日の野菜炒めはいつもと違う卵とじ。お肉やにんじんキャベツなどに玉子で閉じてふわふわにするのだ。
突然だけど俺は料理が得意ではないんだよな。だから、簡単なものしか作れない。
けど葵のために一生懸命毎日作っているんだ。
よし。一通り作り終わった。時刻を見れば11時30分。もうすぐ来てくれるかなっと思い机に並べて待っていた。
すると、そのすぐ数分後に来たのだ。
俺は玄関へ行き部屋に入ってきた葵にギューッと抱きしめたのだ。
葵「急になにすんの」
先生「え、ごめん。」
葵「別にいいけど」
なんだ、最近の葵は。今までとはまるで別人だよ・・・ この数ヶ月で何があったのか。
俺が腕をはがすととことことソファに座った
ずっとスマホを触っていたのだ。何も話さないから俺は気まづくなった。
俺「ご飯準備してあるよ・・・」
葵「そっちいくね」
はぁ。とため息がでたのと同時に少し安心した。
ご飯が食べ終わり「ケーキがあるよ。」と俺が言ったら喜んでいた。
俺「この前はショートケーキだったから今度はいちごのタルトにしたよ」
葵「それ食べてみたかったやつ!!せん・・・裕翔さんありがとう」
そう、満面の笑みで食べ始めたのだ。
葵はおいしい。そう何度も言いながらタルトを頬張ってた。
頬には少しジャムがついていた。俺はそのままぺろっと舐めると葵は顔を真っ赤にして「おい!やめろよ!教えてくれたらいいじゃん・・・」
そんなふうに怒鳴られたのだ。
でも、その様子はどこか嬉しそうで、葵は多分そういう時期が来たのかな。言動は素直になれないのだけど態度は素直になる。
ひとまず俺は安心して洗いものを始めた。
しばらくして、俺がパソコンで仕事をしていると退屈になったのか葵は座っている俺の服を掴んできたのだ。
俺「どうした?」
葵「裕翔さん構ってくれないんだもん。」
俺「!?葵ごめんな。もう少しこの資料が終わったら、たくさん構ってあげるよ。」
すると葵は俺の膝の上に向かい合うように座ってきた。
俺は「はは。よしよし」
と頭を撫でると嬉しそうにニコッと満面の笑みを浮かべた。
俺はこの資料をと言ったものの結構な時間がかかってしまった。
1時間後くらいに終わってふと自分の肩が重いことに気づいた。目線を下げるとオレの背中に腕を回し肩に持たれて寝ていたのだ。
かわいいなあ。ほんとに。葵が未成年じゃなかったら押し倒すんだけどな。俺は欲求を抑えているんだ。
だから、こんな無防備にされると困るんだよな。
葵の提案により今日は家へ来る日だ。
俺は、前日に買っておいた少し高いお肉や葵の好きなケーキを買っておいた。さすがにホールケーキは食べきれないからカットしてある小さなケーキね。
昼は野菜炒めと白米ときんぴられんこんにしよう。
今日の野菜炒めはいつもと違う卵とじ。お肉やにんじんキャベツなどに玉子で閉じてふわふわにするのだ。
突然だけど俺は料理が得意ではないんだよな。だから、簡単なものしか作れない。
けど葵のために一生懸命毎日作っているんだ。
よし。一通り作り終わった。時刻を見れば11時30分。もうすぐ来てくれるかなっと思い机に並べて待っていた。
すると、そのすぐ数分後に来たのだ。
俺は玄関へ行き部屋に入ってきた葵にギューッと抱きしめたのだ。
葵「急になにすんの」
先生「え、ごめん。」
葵「別にいいけど」
なんだ、最近の葵は。今までとはまるで別人だよ・・・ この数ヶ月で何があったのか。
俺が腕をはがすととことことソファに座った
ずっとスマホを触っていたのだ。何も話さないから俺は気まづくなった。
俺「ご飯準備してあるよ・・・」
葵「そっちいくね」
はぁ。とため息がでたのと同時に少し安心した。
ご飯が食べ終わり「ケーキがあるよ。」と俺が言ったら喜んでいた。
俺「この前はショートケーキだったから今度はいちごのタルトにしたよ」
葵「それ食べてみたかったやつ!!せん・・・裕翔さんありがとう」
そう、満面の笑みで食べ始めたのだ。
葵はおいしい。そう何度も言いながらタルトを頬張ってた。
頬には少しジャムがついていた。俺はそのままぺろっと舐めると葵は顔を真っ赤にして「おい!やめろよ!教えてくれたらいいじゃん・・・」
そんなふうに怒鳴られたのだ。
でも、その様子はどこか嬉しそうで、葵は多分そういう時期が来たのかな。言動は素直になれないのだけど態度は素直になる。
ひとまず俺は安心して洗いものを始めた。
しばらくして、俺がパソコンで仕事をしていると退屈になったのか葵は座っている俺の服を掴んできたのだ。
俺「どうした?」
葵「裕翔さん構ってくれないんだもん。」
俺「!?葵ごめんな。もう少しこの資料が終わったら、たくさん構ってあげるよ。」
すると葵は俺の膝の上に向かい合うように座ってきた。
俺は「はは。よしよし」
と頭を撫でると嬉しそうにニコッと満面の笑みを浮かべた。
俺はこの資料をと言ったものの結構な時間がかかってしまった。
1時間後くらいに終わってふと自分の肩が重いことに気づいた。目線を下げるとオレの背中に腕を回し肩に持たれて寝ていたのだ。
かわいいなあ。ほんとに。葵が未成年じゃなかったら押し倒すんだけどな。俺は欲求を抑えているんだ。
だから、こんな無防備にされると困るんだよな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
17
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる