リスタート―三度目の正直―

鶴機 亀輔

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第20章

起死回生の策2

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 反射魔法や呪い返しでも使ったみたいに攻撃魔法と矢、砲弾が跳ね返る。

 跳ね返った攻撃を受けた魔族が消滅する。そのまま武器を手にした魔族が一気に押し寄せて来る。

 マックスさんは再度大剣を大きく横へ振った。

 すると前列にいた魔物たちは剣圧を受けて跡形もなく消えていく。

 ユダが剣を抜き、マックスさんへと向かっていく。

 マックスさんも「うおおお!」と叫び、ユダのところへ走っていく。

 そうして彼らの剣が交わった。ふたりは剣でお互いを攻撃し、斬りつけ合う。

「ルカ、後方へ戻れ。後は俺たちがやる! おまえたち、マクシミリアンさんに続け!」

 そうして今まで劣勢だった人間側が形勢逆転で優位になり、戦況が変わる。

「魔族が、うろたえている今がチャンスだ。行くぞ、総攻撃だ!」と兄様が叫んだ。



 そんなことが七日七晩続いた。



 八日目。王宮の神官や教会にいる神父さまたちの祈りが天に届き、天上から『勝利』の女神と『軍』の神が眷属を引きつれて地上へ降り立った。

 魔族は先の戦いで神々が人間を見放したと見なしていた。それなのに彼らが参戦したことに度肝を抜かれ、敗走していったのだ。

 『勝利』の女神が微笑み、『軍』の神が勝利へ導いたのは魔族ではなく人間だった。
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