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本編
気になる…チャッピー・瑠夏との出会い
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ケージが古くなってきて買い替えたいな、そんな思いか浮かんでいた。
そんなことを考えつつ、近くのリサイクルショップへと相方と足を運んだ。いつも大好きなレムちゃんのフィギュアなどでお世話になっているお店だ。
今とは違い、自由に歩き回れていた時なので、一階の雑貨のエリアを見ている私。
なんと言うことだろう!ないと思っていたケージが新品同様であるではないか!これは買いだなと旦那に相談して購入した。1000円しなかったかもしれない。お買い得品だったね~と帰宅した。
ある時、買ってきたケージを組み立てて誰だったろうか。新しいお家に入れてホクホクしていたように思う。
けれど、ケージの前面に女性が書いたであろうきれいな字で、チャッピーというシールが貼ってあった。
ほぼ新品同様のケージ。本来ならそこで暮らすはずだったチャッピー。
一体チャッピーに何が起こったというのだろうか。相方にもその疑問を伝え、謎について考えてみた。
お迎えして、間もない頃に窓から外へと飛び去ってしまった?
それとも、お迎えする予定だった雛で、お迎えする日を心待ちにしていたケージの持ち主。名前を書いて待っていたけど、何らかの事情でお迎え出来なかったのか。
考えれば考えるほどわからない。
未だに、解けない謎のままチャッピーは、記憶の中に住みついている。
そしてまたある時、私達は買い物に出たけれど、喧嘩をしてしまい相方が先に自転車で帰ってしまった。喧嘩の内容は他愛も無い、内容だったかもしれない。
私達は喧嘩をすると何やら動物に取りなして貰う事が、多い気がする。
多分、この時もそうなんだろう。
今にも雨が降り出しそうで、早く帰らなきゃと思っていた。
そんな時、ご近所に住んでいた柴犬のゴンくんと飼い主さんが、彼のお散歩をしていた。ワンワンと吠えるゴンくん。
どうした急に…、そんな事を思いながら飼い主さんの言葉を聞いていると、影に隠れている仔猫に気がついた。
普段は文鳥を飼っている事もあり、絶対に連れ帰ったりしなかったのだけど、相方の実家で「子猫見つけたら拾ってきて」と相方の妹さんから言われていた。
本気かはわからないけど、相方に電話をして相談した。
「連れて帰ってきて」そう言われたので、「うちに来る?」私は子猫にそう声をかけた様に思う。
素直にその子は寄ってくる。暴れる訳ではなかったので、抱き上げて自転車のかごに入れ、自転車を押しながら帰路に着いた。
生後間もなく親猫に捨てられたらしい。多分生後1週間…といったぐらいだろうと言われた。
後ろ足にガムが、へばりついていてびっこをひいていたから、長生き出来ると思われなかったのかもしれない。
自然界は世知辛いね~、なんて言いながらおトイレとか教えて1週間程、私がお世話をしていた。
彼女は瑠夏と名付けられ相方の実家で、今も幸せに暮らしている。
何故か私だけノミやらダニやらに、血を吸われなんだか納得できなかった事も記しておこうと思う。
そんなことを考えつつ、近くのリサイクルショップへと相方と足を運んだ。いつも大好きなレムちゃんのフィギュアなどでお世話になっているお店だ。
今とは違い、自由に歩き回れていた時なので、一階の雑貨のエリアを見ている私。
なんと言うことだろう!ないと思っていたケージが新品同様であるではないか!これは買いだなと旦那に相談して購入した。1000円しなかったかもしれない。お買い得品だったね~と帰宅した。
ある時、買ってきたケージを組み立てて誰だったろうか。新しいお家に入れてホクホクしていたように思う。
けれど、ケージの前面に女性が書いたであろうきれいな字で、チャッピーというシールが貼ってあった。
ほぼ新品同様のケージ。本来ならそこで暮らすはずだったチャッピー。
一体チャッピーに何が起こったというのだろうか。相方にもその疑問を伝え、謎について考えてみた。
お迎えして、間もない頃に窓から外へと飛び去ってしまった?
それとも、お迎えする予定だった雛で、お迎えする日を心待ちにしていたケージの持ち主。名前を書いて待っていたけど、何らかの事情でお迎え出来なかったのか。
考えれば考えるほどわからない。
未だに、解けない謎のままチャッピーは、記憶の中に住みついている。
そしてまたある時、私達は買い物に出たけれど、喧嘩をしてしまい相方が先に自転車で帰ってしまった。喧嘩の内容は他愛も無い、内容だったかもしれない。
私達は喧嘩をすると何やら動物に取りなして貰う事が、多い気がする。
多分、この時もそうなんだろう。
今にも雨が降り出しそうで、早く帰らなきゃと思っていた。
そんな時、ご近所に住んでいた柴犬のゴンくんと飼い主さんが、彼のお散歩をしていた。ワンワンと吠えるゴンくん。
どうした急に…、そんな事を思いながら飼い主さんの言葉を聞いていると、影に隠れている仔猫に気がついた。
普段は文鳥を飼っている事もあり、絶対に連れ帰ったりしなかったのだけど、相方の実家で「子猫見つけたら拾ってきて」と相方の妹さんから言われていた。
本気かはわからないけど、相方に電話をして相談した。
「連れて帰ってきて」そう言われたので、「うちに来る?」私は子猫にそう声をかけた様に思う。
素直にその子は寄ってくる。暴れる訳ではなかったので、抱き上げて自転車のかごに入れ、自転車を押しながら帰路に着いた。
生後間もなく親猫に捨てられたらしい。多分生後1週間…といったぐらいだろうと言われた。
後ろ足にガムが、へばりついていてびっこをひいていたから、長生き出来ると思われなかったのかもしれない。
自然界は世知辛いね~、なんて言いながらおトイレとか教えて1週間程、私がお世話をしていた。
彼女は瑠夏と名付けられ相方の実家で、今も幸せに暮らしている。
何故か私だけノミやらダニやらに、血を吸われなんだか納得できなかった事も記しておこうと思う。
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