【本編完結】私のキャビンへようこそ!

皇ひびき

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番外編

湖で遊ぼう!

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 種メイカーの作成が済んだ後、夏がくる前にとトマトやキュウリ、パイナップル、ゴーヤや夏の野菜をキャビンで購入し、種メイカーで種を取る。

 りんごやぶどうも苗の購入をして、モンスターと一緒に水やりして育てる。
成る実の大きさや畑の強さをあげる肥料をまき、ダメージを受けた土を中和していく。

 変わった事といえば雨夏うかがやっと人の形になれる頻度が増えてきたらしい。けれどまだ5歳児程度の大きさなので、私達が隠し子でも連れてきたみたいだ。

『コツ掴めそう……』

 雨夏うかは早く大人の形になりたいみたいだけど、「少しずつ長い時間化けれる方がいいんじゃないかな」っていうシルの一言で、少しずつ大きくなる様に練習するつもりらしい。


「そういえば、ラムネをキャビンから持ってきたよ?」

「ラムネ?」

「シュワシュワして甘い飲み物。故郷だと夏によく飲んでたんだよね~」

『シュワシュワ甘い…』


 そう言うと5歳児の様な姿のまま、グラスを受けとりゴクリと飲む。

『美味しい!』

「その姿の時も念話しか出来ないの? 普通に話せたら街の人達ともお話出来るのにね~」

 む~っと唸ると、『シフォとシルと話せれば十分だけど…、考えとく…』

 なんとなく出来るのにやらないんだな、そう思った。そういえばこの子も他のものを信用出来ない子だった。まぁ、そのうちお話したい相手が増えるといいなと願うばかりだ。


 雨夏うかは伐採や鉱石、宝石の原石とりに勤しみ、シルは釣りが楽しくなったのか釣りを楽しんでいる。

 私はといえば、野菜や稲といったお世話やモンスターの食べる牧草採り、モンスターの世話と遊び相手などをして暑い日を過ごしていた。


 そんなある日のこと。

「街の人から聞いたけど、夏は湖で涼んだりしているらしいよ。近々僕らも行ってみない?」

そうシルが言い出し、作り置きしていた布をベースに、水着やパーカーを作って貰い、出来上がったらお弁当を持って行ってみようと言うことになった。

 私はワンピースタイプの水着の上に薄手の生地のパーカーを着てホットパンツを履く。

 外にモンスターが生息しているので、その上に装備をつけると湖へと向かった。向かって来る敵をシルと雨夏うかがメインで倒しながら、春に来ても夏のような暑さの、湖に到着した。確かに牧場や街にある湖で遊ぶ事も出来たのだけど、人も多いし少し遠出をして見ることにしたのだった。今日の畑仕事はモンスター任せ、幼児の様な格好の雨夏うかも交えてまったりと過ごす。

「サンドイッチ持ってきたから食べて! 唐揚げもキャビンで前の作り置き取っておいたから食べよ」

 私達は食事を取りゆっくりしてから水遊びをした。 ワンピースの水着を披露してから、なんとなくシルと雨夏うかが目を合わせてくれない気はしたけど、すごく楽しい一日だった。
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