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出逢い 樹里視点
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★★★
普段は人前に行かない様にしてるからか、あまりお買い物に出かけたりしないようで、雪くんと詩紋ちゃんはお店では、キャッキャッと楽しそうにはしゃいでいた。
2人とも見かけだけじゃなく、言動も可愛いから、商店街の方たちから「持っていきなさい」なんて、お菓子やお土産をもらってご満悦の様子。
「ありがとうございます!」
礼儀正しく、頬を染めてお礼言うから、また来てねと複数の人に声をかけられていた。
「またこちらの方に来たらお買い物させていただきますね」と私も声をかけて、その場を離れる事にする。
「みんな優しいね」なんて2人に声かけると、「こんな風に色んな人とたくさんお話したの、初めてだから楽しい!」と詩紋ちゃんも笑顔をみせてくれる。
「でも、最初に私達の正体知っても、いっぱい優しくしてくれて、たくさんお話してくれた樹里さんが一番好きよ!」
頬を染めながら、詩紋ちゃんが言う言葉や姿に、胸がキュンとする。可愛いなぁ。
★★★
そんな事もありつつ買い物を済ませた頃には、だいぶ暗くなってきていたので、2人は疲れて車の中で眠ってしまったらしい。
心の中で『お疲れ様……』と思いつつ、帰ったら何を作ろうかな?なんて、メニューに意識を持っていかれそうだけど、可愛い2人も乗せてる事だし、安全運転で帰らなきゃね。
★★★
家の近くでまできた時に、大きな影を見かけた気がした。目の錯覚かな?と思いそのまま家路へと向かう。
夜の木々への恐怖感から感じた錯覚かも、早く慣れなきゃな…。そう思いつつ、車を車庫に止め、荷物を運び出す。
2人は一見子供にしか見えない。そんな彼らを起こしてまで、手伝ってもらうほど荷物も多くないし。
ガチャと後部座席の扉が開き、眠そうに目を擦りながら、意識が覚醒したばかりであろう雪くんが、「僕も手伝います!」と寄ってくる。
「寝ててよかったのに…。だけど、すごく嬉しいよ。ありがとね。お言葉に甘えるね」
そう雪くんに伝え、頭を撫でると彼は荷物を運ぶのを手伝ってくれる。
「後で詩紋ちゃんもお部屋に運ばなきゃね」
「あ、大丈夫です。詩紋は…」
雪くんは「ピーチョピーチョピーヨー」と不思議に高い声で鳴くと、詩紋ちゃんの姿が文鳥サイズになる。
人(?)の変化の手伝いもできるのか……!
わしっと掴むとポケットにつめられる詩紋ちゃん。え?そのままポケットに!?
潰れちゃったりしないの!?見た目は、可愛いのに、文鳥になった詩紋ちゃんの扱い雑じゃないかな?
★★★
室内に入ると食材をしまう。雪くんには、マイホームの組み立てをお願いした。
私はといえば、お肉は何がいいかななんて悩んでた、。
お昼は鶏肉を食べたし、牛肉でバーベキューとか……、素敵かもしれないわね。
お祖父ちゃんの家にきた時に、たまにするバーベキューが、子供心にすごく楽しかったように思う。あの子達も、喜んでくれそうに思える。
そう思い、あやかしの木にバーベキュー用のお肉をお願いする。昼も思ったけど、すごく脂の乗った高級そうな食材がでてきますね……。ありがとうございます…。
「あやかしの木さん、ありがとう。助かるけど無理はしないでね?」
そう伝えゆるりと幹を撫でると、心做しかあやかしの木が嬉しそうに、葉を揺らした気がした。
★★★
お野菜も切って準備をしていると……。詩紋ちゃんも、起きてきて準備を手伝ってくれる。本当に良い子たちだし、可愛いなぁ。
バーベキューのセッティングも、2人が手伝ってくれたおかげで、思いのほか早く済んだ。
タレをつけて食べるものと、お肉に味を漬け込んで焼くものなど色々作ったけど、どうだろう。あの子達は喜んでくれるかな?
★★★
にぎやかになりそうな晩御飯に思いを馳せつつ、いそいそと食材を切って裏庭のテーブルにセットするのだった。
普段は人前に行かない様にしてるからか、あまりお買い物に出かけたりしないようで、雪くんと詩紋ちゃんはお店では、キャッキャッと楽しそうにはしゃいでいた。
2人とも見かけだけじゃなく、言動も可愛いから、商店街の方たちから「持っていきなさい」なんて、お菓子やお土産をもらってご満悦の様子。
「ありがとうございます!」
礼儀正しく、頬を染めてお礼言うから、また来てねと複数の人に声をかけられていた。
「またこちらの方に来たらお買い物させていただきますね」と私も声をかけて、その場を離れる事にする。
「みんな優しいね」なんて2人に声かけると、「こんな風に色んな人とたくさんお話したの、初めてだから楽しい!」と詩紋ちゃんも笑顔をみせてくれる。
「でも、最初に私達の正体知っても、いっぱい優しくしてくれて、たくさんお話してくれた樹里さんが一番好きよ!」
頬を染めながら、詩紋ちゃんが言う言葉や姿に、胸がキュンとする。可愛いなぁ。
★★★
そんな事もありつつ買い物を済ませた頃には、だいぶ暗くなってきていたので、2人は疲れて車の中で眠ってしまったらしい。
心の中で『お疲れ様……』と思いつつ、帰ったら何を作ろうかな?なんて、メニューに意識を持っていかれそうだけど、可愛い2人も乗せてる事だし、安全運転で帰らなきゃね。
★★★
家の近くでまできた時に、大きな影を見かけた気がした。目の錯覚かな?と思いそのまま家路へと向かう。
夜の木々への恐怖感から感じた錯覚かも、早く慣れなきゃな…。そう思いつつ、車を車庫に止め、荷物を運び出す。
2人は一見子供にしか見えない。そんな彼らを起こしてまで、手伝ってもらうほど荷物も多くないし。
ガチャと後部座席の扉が開き、眠そうに目を擦りながら、意識が覚醒したばかりであろう雪くんが、「僕も手伝います!」と寄ってくる。
「寝ててよかったのに…。だけど、すごく嬉しいよ。ありがとね。お言葉に甘えるね」
そう雪くんに伝え、頭を撫でると彼は荷物を運ぶのを手伝ってくれる。
「後で詩紋ちゃんもお部屋に運ばなきゃね」
「あ、大丈夫です。詩紋は…」
雪くんは「ピーチョピーチョピーヨー」と不思議に高い声で鳴くと、詩紋ちゃんの姿が文鳥サイズになる。
人(?)の変化の手伝いもできるのか……!
わしっと掴むとポケットにつめられる詩紋ちゃん。え?そのままポケットに!?
潰れちゃったりしないの!?見た目は、可愛いのに、文鳥になった詩紋ちゃんの扱い雑じゃないかな?
★★★
室内に入ると食材をしまう。雪くんには、マイホームの組み立てをお願いした。
私はといえば、お肉は何がいいかななんて悩んでた、。
お昼は鶏肉を食べたし、牛肉でバーベキューとか……、素敵かもしれないわね。
お祖父ちゃんの家にきた時に、たまにするバーベキューが、子供心にすごく楽しかったように思う。あの子達も、喜んでくれそうに思える。
そう思い、あやかしの木にバーベキュー用のお肉をお願いする。昼も思ったけど、すごく脂の乗った高級そうな食材がでてきますね……。ありがとうございます…。
「あやかしの木さん、ありがとう。助かるけど無理はしないでね?」
そう伝えゆるりと幹を撫でると、心做しかあやかしの木が嬉しそうに、葉を揺らした気がした。
★★★
お野菜も切って準備をしていると……。詩紋ちゃんも、起きてきて準備を手伝ってくれる。本当に良い子たちだし、可愛いなぁ。
バーベキューのセッティングも、2人が手伝ってくれたおかげで、思いのほか早く済んだ。
タレをつけて食べるものと、お肉に味を漬け込んで焼くものなど色々作ったけど、どうだろう。あの子達は喜んでくれるかな?
★★★
にぎやかになりそうな晩御飯に思いを馳せつつ、いそいそと食材を切って裏庭のテーブルにセットするのだった。
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