推しの在る生活

あたまんなか

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お出かけ

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 〇月〇日



昨日の彼の提案を受け今日は朝から二駅先の
ショッピングモールに向かうために家を出た
お昼を食べようってことになったんで少し早目にモールに向かうことにした
お昼時になると人でいっぱいになるのは目に見えていたから 人混みも苦手だったし彼もわたしの意見に同意を示していたから

駅まで歩く道のりさえも彼は楽しそうだった
なんでもない話しを次から次へと話してた

「こんなとこまでミサさんと出かけるなんて初めてじゃないかな? 」

わたしよりはしゃぐ彼のこと見て『まるで子どもだな』なんて思ってた 
3つ年下だとこんなもんなんだ なんて心の中で思いながら彼を見ていた
一緒に暮らしだしてから近所のスーパーくらいにしか買い物に行ってなかったのを思い出した

「ミサさん 今日は遠慮なくなんでも食べてくださいね!」

何度も同じことを言う彼 よほど嬉しいんだろう

「ありがと おなかいっぱいにするからね!」

彼の期待に応えられる返事を用意する

電車に乗って程なくモールに着いたわたしたちは案内板を見ながら食事をするお店を選ぶ
ここでも彼は ここなんてどうです? こっちもおいしそう! なんてテンション高めだった

お昼まで時間があるのでショッピングモールをぶらぶらする いろんなお店をみながらはしゃぐ彼

「ミサさんならこんな服似合いそう」

「こんなクッションあったら部屋の雰囲気変わりそうじゃないですか?」

いちいち返事するのも大変なくらいにはしゃいでる

「そんなことより自分の欲しいものみなよ」

あの店この店と楽しそうに誘う彼の声にわたしは笑顔で応える 
さしあたって欲しいものなんてないわたしは引き寄せられるように大型の本屋へと向かう
ここでならいくらでも時間がつぶせそう なんて整然と並ぶ本を見て思う

気になっていた新刊を手にとってパラパラと中を見ていると

「ミサさん 欲しい本があったら言ってくださいね」

ニコニコしながら彼もいろんな本を物色している

「ありがとっ! これだけ本あると迷っちゃうよね」

わたしはたくさんの本を眺めながら

「わたしが一番読みたいのはサイの作品だけどね」

彼への励ましも 本音も込めて答える

「ありがとうございます!一番の励みになります」

「その前にまずは腹ごしらえですねっ!!」

ウキウキと楽しそうにしている彼にわたしは想う

ー早く帰って机に向かってほしいよ…ー と



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