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第4章 見えなかった心 Part19
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夜になって博多駅まで到着してしまえば、あとは高速バスに乗るだけ。
分かってはいるし、近距離で乗ったことはあるから初めてではない。
だけど、京都までの移動距離と時間を想像すると、足がすくんでしまう。
和臣の声に背中を押されるように、私は高速バスの中へ乗り込んだ。
高速バスの車内は昼間とは違って、客層も落ち着いている。
薄暗い車内に大人ばかりで、窓際の席だったことに少し安堵した。
高速道路の壁ばかりの景色の中で、時々見える隙間の光景が好きだった。
静かな寝息が響く車内で、座席のカーテンを閉め、音楽プレイヤーで好きな曲に包まれながら、京都までの長い旅路に胸を躍らせる。
朝が来る頃には京都に降り立っている。
そう思えば、この静かな移動時間も苦ではなかった。
空がまだ暗闇から明るくなり始める頃、京都に降り立った。
予定より30分早く着いたけれど、落ち着こうと京都タワーを眺めながらベンチに一人座った。
見知らぬ人たちが行き交い、人の波がやんだ頃、彼の父がクラクションを鳴らした。
「美央!」
彼の父の声で、一気に気持ちが高揚して立ち上がり、車へ向かった。
胸の奥で、長い旅路の緊張がほどけていくのを感じた。
分かってはいるし、近距離で乗ったことはあるから初めてではない。
だけど、京都までの移動距離と時間を想像すると、足がすくんでしまう。
和臣の声に背中を押されるように、私は高速バスの中へ乗り込んだ。
高速バスの車内は昼間とは違って、客層も落ち着いている。
薄暗い車内に大人ばかりで、窓際の席だったことに少し安堵した。
高速道路の壁ばかりの景色の中で、時々見える隙間の光景が好きだった。
静かな寝息が響く車内で、座席のカーテンを閉め、音楽プレイヤーで好きな曲に包まれながら、京都までの長い旅路に胸を躍らせる。
朝が来る頃には京都に降り立っている。
そう思えば、この静かな移動時間も苦ではなかった。
空がまだ暗闇から明るくなり始める頃、京都に降り立った。
予定より30分早く着いたけれど、落ち着こうと京都タワーを眺めながらベンチに一人座った。
見知らぬ人たちが行き交い、人の波がやんだ頃、彼の父がクラクションを鳴らした。
「美央!」
彼の父の声で、一気に気持ちが高揚して立ち上がり、車へ向かった。
胸の奥で、長い旅路の緊張がほどけていくのを感じた。
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