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チャプター1 水地さくら
10項 さくら、回想 ~輪姦
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ワタシには彼氏がいた──
彼は同じ高校のひとつ上のセンパイ。彼は背が高くてイケメンで、読者モデルとしてファッション雑誌に何度か掲載されたこともあるくらいだ。
校内のみならず、近隣の学校からも彼目当てに女のコが押し寄せるほど絶大な人気を誇り、ワタシも彼のことを陰から見ていた内のひとりだった。そんな女子全員の憧れのヒトがある日、ワタシを呼び出して告白してきた。
『オレと付き合ってくれないか?』
彼が何でワタシのような至ってフツーで目立たないコを選んだのかわからなかった。ただ、その時のワタシは夢でも見ているみたいな浮ついた気分になっていたことは事実だ。
ワタシはもちろん、彼の告白を受け入れた。断る理由なんて無かった。
それからワタシと彼は秘密の逢瀬を重ねた。
彼はモデル活動と就職活動で忙しく、頻繁に会うことはできなかったけど、それでもたまさかのデートはとても楽しかった。彼は激しくワタシを求め、ワタシも彼を求めた。
彼と体を重ね合わせるだけで、ワタシの心は充足感で満たされていた。
幸せだった──
彼がたくさんの女と同時に付き合ってる、というウワサを聞いた。
そんなの、人気者に対するやっかみだ。仮にそれが事実だったとしても、彼はワタシの前ではとても優しく、ワタシのことを深く愛してくれている。
その事実に変わりは無かった。
だけど──
そんなある日、彼から突然の呼び出しがあった。
『今すぐココに来てくれ』
メッセンジャーアプリで送られてきたのは、そんなメッセージと地図アプリのアドレスだった。
『どうしたの?』
ワタシがそう返すと彼はすぐさま、
『いいから早く来てくれ。頼む』
そう返信してきたのだ。
いつもと違う雰囲気を感じながらも、ワタシはそこにあった地図アプリのアドレスを開いてみた。
そこに表示されていたのは、市街地から少し離れた閑静な場所を指し示す地図だった。
ここに何があるのか、ワタシは疑問に思いながらも彼の言うとおりにその場所へと向かった。
そしてたどり着いた場所は、どう考えても誰もヒトが使っていなさそうな朽ちかけの工場跡地だった。
──何でこんなトコに?
そこは民間からも離れた場所にあり、さらには周囲に無造作に繁茂している草木がより不気味さを醸し出していた。
ワタシは躊躇したけど、それでも彼がそれを望んでいるのだから、と勇気を振り絞ってその廃工場の中へと足を踏み入れた。
じゃりじゃり、と砂埃と小石にまみれた床を進んだ。
そこには名称も何のために存在していたのかもわからない、完全に錆びついた大きな機械がまるで棺桶のようにいくつも並べられていた。
まだ昼間だからかろうじて視界は保てているけど、それでも不気味な場所には変わりなかった。
「……センパイ? いるんですか?」
ワタシはそう呼びかけながら、奥へと入って行った。
と、その時だった。
突然横から現れた2つのヒト影によって、ワタシの両腕はがっちりと掴まれ、前へと引きずり出されてしまう。
「きゃあッ!?」
一体何が起きたのかワケもわからないまま、ワタシは悲鳴を上げた。
「おう、ちゃんと来たんだな。イイコだなぁ、さ・く・らちゃん!?」
目の前の小汚いソファーに座る見知らぬ男が、せせら笑いと共にワタシの名を呼ぶ。
「誰……ですか? どうしてワタシのことを……?」
見知らぬ男たちに囲まれ、ワタシは恐怖に震えながら問う。
「オレたちか? オレたちは正義のミカタだよん⭐︎」
ソファーに座るリーダー格らしきハットを被った男がそう言うと、ワタシの両腕を拘束している男たちが呼応するようにゲラゲラと笑う。
「何でさくらちゃんのこと知ってるかって言うと、この兄ちゃんから教えてもらったからさ」
ハットの男がそう言って顎をしゃくる。
彼が指し示す方から、ワタシと同じように2人の男に拘束されたセンパイがよろよろとした足取りで連れられて来る。
「センパイッ!!」
「……」
ワタシの呼びかけに、彼は憔悴した様子で目を逸らす。
「オレたちはこの兄ちゃんにチョイと怨みがあってよぉ。ボコボコにしてやんねぇと気が済まねーワケなんだわ」
そう言ってハットの男は立ち上がってセンパイに顔を近づけると、いきなり彼の腹に拳を入れる。
「グェぇぇぇぇぇッッッ!!」
「センパイッ!!」
苦悶の表情で咳こむ彼を見て、ワタシは叫んだ。
「止めて! センパイを離してください!!」
「離してやってもイイけどよぉ……」
そう言ってハットの男をニヤリとワタシの方を見て嗤う。
すると、それに呼応する様に両脇の男たちがワタシのブレザーのボタンを引きちぎり、ブラウス越しにワタシの胸を荒々しく揉みしだき出す。
「イヤぁ、止めてェェェェェッッッ!!」
ワタシは必死に抵抗するが、男たちの腕を振り解くことはできない。
「さくらちゃんが身代わりになってくれよ。そしたらこの兄ちゃんには手を出さねぇからよぉ」
「そ、そんな……」
ワタシにはそんなこと出来ない。出来るはずもなかった。
「そうかい……イヤなら──」
ハットの男が目配せをすると、センパイを拘束している男がナイフを取り出し、それをセンパイの目の前に見せつける。
「この兄ちゃんのキレイな顔に一生消えない傷がつくことになるだけだぜ?」
「ヒイぃぃぃぃぃッッッ!! さ、さくらぁ、助けてくれェェェェェッ!!」
センパイが怯え泣き叫びながらワタシに懇願する。
「や、止めてください! ワタシが……」
ワタシが我慢すれば──
「ワタシが身代わりになります。だから……」
彼は助かるんだ──
「センパイには絶対手を出さないでください!」
そのためなら汚されても構わない──
リーダー格の男は下卑た嗤いを浮かべた。
そして男たちはワタシのブラウスとスカートを剥ぎ取り、下着越しからワタシの胸と局部に指を這わせる。
「イヤ、ダメぇ……乱暴にしないで!」
センパイの目の前で男たちの好きなようにされているという事実が、ワタシの羞恥心をさらに駆り立てる。
「おいおい、『ダメぇ』じゃねぇだろ? カレシのために体張ろうってんだからちっとは気持ち良さそうによがってみろや!」
「そんな……そんなこと、できません」
ワタシがそう言うと男たちは苛立たしげにワタシのブラジャーを剥ぎ取ってあらわにされた乳房を舐め回したり、パンツをずらして局部に無理やり指をねじ込ませてくる。
「やだッッッ!!」
ワタシはとてつもない嫌悪感に見舞われ、吐き気をもよおす。
「ったく、いちいちうるせー女だな。これでも咥えてろや!」
その時、男の1人がズボンの股間部のファスナーを下ろしてそこからペニスを引き出すと、それをワタシの口の中へと強引にねじ込んだ。
「んむぅぅぅぅぅぅぅッッッ!?」
突然侵入してきた熱い肉棒は激しい律動を繰り返し、ワタシの喉奥まで犯してゆく。
「ひょおォォォォォ! この口マ○コ、サイコーに締めつけてくるぜぇ!!」
ワタシは頭を両手で押さえつけられ、この苦痛から逃れることが出来なかった。
「こっちも負けてらんねぇなぁ」
もうひとりの男も自分のペニスを引き出すとそれをワタシの乳首にあてがってこね回しながら、もう片方の手でワタシの膣内の深くにまで指を挿入して来る。
──イタい……気持ち悪い……。
あまりにも最悪過ぎる凌辱を、ワタシはただ黙って受け入れるしかなかった。
「よし、イクぞ!」
「こっちもだ!」
その時、男たちは同時に絶頂に達する。
「んッ!? んんんんんんんんッッッ!!!!」
大量に射精された白濁の液体はワタシの口内を、胸を、容赦なく汚してゆく。
「ゲホッ! ゲホゲホッ!!」
粘着性の液体が喉奥にまで絡みつき、ワタシは必死でそれを吐き出す。
「んだよ、ちゃんと飲みこめよ」
「おめぇの汚ねえザーメンなんか飲めねぇってよ」
男たちはゲラゲラと哄笑する。
「んじゃ、次はオレの番だな」
そう言ってハットの男が立ち上がると、ズボンをその場に脱ぎ捨て、すでに異様なまでにそそり立っているペニスを見せつけるようにしてワタシの前に立つ。
ワタシは思わず恐怖した。この男のペニスはいままで見たことがないくらいに大きくて、あんなものを挿入されたらアソコが裂けてしまいそうだ。
ワタシは再び男たちに両腕を掴まれるとその場に四つん這いにさせられ、ハットの男に向けて尻を突き出した状態になっていた。
「イヤ……。お願いです、もう許してください!」
ワタシは泣きながら必死に懇願する。
しかし、ハットの男はチッチと舌を鳴らすと、
「違うだろ、さくらちゃん。そこは『ワタシのHなおマ○コにその大きなチ○ポを挿入てください』、だろ?」
下卑た嗤いと共にワタシに強要する。
「そんな……こと……」
大好きなヒトの前で言えるはずなかった。
「じゃあ、しょうがねぇな。兄ちゃんに少しイタい目にあってもらうしかねぇな」
ハットの男が冷酷な口調で言うと、ナイフを持った男がセンパイの髪を鷲掴み、それを一閃させて髪を数センチほど切り落とす。
「ヒイぃぃぃぃぃぃ、さくら、お願いだよォォォォォ、助けてくれよォォォォォッッッ!!」
彼は顔をくしゃくしゃにして泣き叫び、ワタシに哀願する。
「センパイ……」
ワタシは唇をギュッと噛んだ。
そして恥辱に耐えながらその言葉を口にした。
「……ワタシのHなおマ○コに……アナタの大きなチ○ポを……挿入てください……」
屈辱だった。
悔しくて、悔しくて、この身が張り裂けそうだった。
「よぉし、それじゃあお望みどおりブチ込んでやるゼェェェェェェッッッ!!」
男が野獣の咆哮を上げる。
ズブブブブブッッッ!!!!
そして、ワタシの膣内にその暴力的な肉棒が突き立てられると、それは容赦なく奥底にまで侵入してくる。
「いっ!……たぁ……」
これまで感じたことのない疼痛に襲われ、ワタシは声さえも出なかった。
「おらおらぁ、どうだぁ、オレのチ○ポはぁ! 気持ちイイだろうがぁ!?」
男はワタシの腰をガッチリと掴みながら、その律動を早めてゆく。
パンパンパンパンッッッ!!
膣壁と陰茎が擦れ合う音が、その場に響き渡る。
「『気持ちイイです』って言えや、オラァッ!!」
男はワタシの尻を平手で叩き、またもや強要を強いる。
「き……気持ちイイ……です」
──違う。
「『センパイのチ○ポよりも全然気持ちイイです』って言えよ!!」
「そんなの……言えな……」
「言えっつってんだよッッッ!!」
「……センパイの……センパイのチ○ポより……全然気持ちイイ……気持ちイイです!!」
──ちがう。
「よ~し、だいぶ従順になってきたな。そんじゃご褒美にたっぷり膣内射精してやるからよぉ。もの欲しそうにおねだりしてみろよ!」
「は、はい……アナタの濃厚ザーメンを……ワタシのおマ○コにたくさん……膣内射精してください!!」
──チガウ。
ワタシは……脳内まで犯されていった。
「うっしゃ、それじゃあたっぷり出してやるぜェェェェェッッッ!!!!」
ズビュビュビュビュビュッッッ!!!!
「ああァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!」
体内に大量の精が注ぎこまれるのと同時に、ワタシ自身も絶頂に達していた。
ようやくワタシの膣内から肉棒が引き抜かれると、灼けつくような痛みと共に白濁の液体が止めどなく局所からあふれ出す。
「あ~あ、この女、イッちゃってやがるぜ。レイプされて感じるなんて見かけによらず淫売なんだな、さくらちゃんは」
ハットの男が倒れこんでいるワタシを見下ろしながら嘲笑する。
「おい、コイツも見ろよ! 彼女がレイプされてる姿見て射精してやがるぜ!」
「コイツら2人揃って変態だな!」
センパイを拘束している男たちが、そう言ってゲラゲラと嘲笑う。
「よし、そんじゃあもう1度楽しむとするか」
「おい、待てよ。まだオレたちがヤってねぇよ。オマエらがコイツを見てろよ」
「チッ、しゃあねぇな」
今度はセンパイを拘束していた男たちがワタシの顔にペニスを突きつけ、
「ほら、しっかりしゃぶれよ、さくらちゃん」
「ちゃんと全部飲み干せよ」
フェラチオを要求する。
「……はい」
ワタシは上半身を起こすと、要求どおり口と舌を使って2本のペニスを同時に愛撫する。
「全然ヘタくそだけど、逆にそれが新鮮でイイかもな」
「まったくだ」
──もう……どうでもいい。
ワタシは達観したようにただ男たちの成すがままに任せ、この後も5人の男によって犯され続けた。
身も心も汚されながら──
それでもただひとつ、
センパイを護りたい──
その思いだけが正気を保つための恃みとなり、ワタシは最後まで耐え続けたのだ……。
彼は同じ高校のひとつ上のセンパイ。彼は背が高くてイケメンで、読者モデルとしてファッション雑誌に何度か掲載されたこともあるくらいだ。
校内のみならず、近隣の学校からも彼目当てに女のコが押し寄せるほど絶大な人気を誇り、ワタシも彼のことを陰から見ていた内のひとりだった。そんな女子全員の憧れのヒトがある日、ワタシを呼び出して告白してきた。
『オレと付き合ってくれないか?』
彼が何でワタシのような至ってフツーで目立たないコを選んだのかわからなかった。ただ、その時のワタシは夢でも見ているみたいな浮ついた気分になっていたことは事実だ。
ワタシはもちろん、彼の告白を受け入れた。断る理由なんて無かった。
それからワタシと彼は秘密の逢瀬を重ねた。
彼はモデル活動と就職活動で忙しく、頻繁に会うことはできなかったけど、それでもたまさかのデートはとても楽しかった。彼は激しくワタシを求め、ワタシも彼を求めた。
彼と体を重ね合わせるだけで、ワタシの心は充足感で満たされていた。
幸せだった──
彼がたくさんの女と同時に付き合ってる、というウワサを聞いた。
そんなの、人気者に対するやっかみだ。仮にそれが事実だったとしても、彼はワタシの前ではとても優しく、ワタシのことを深く愛してくれている。
その事実に変わりは無かった。
だけど──
そんなある日、彼から突然の呼び出しがあった。
『今すぐココに来てくれ』
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『どうしたの?』
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いつもと違う雰囲気を感じながらも、ワタシはそこにあった地図アプリのアドレスを開いてみた。
そこに表示されていたのは、市街地から少し離れた閑静な場所を指し示す地図だった。
ここに何があるのか、ワタシは疑問に思いながらも彼の言うとおりにその場所へと向かった。
そしてたどり着いた場所は、どう考えても誰もヒトが使っていなさそうな朽ちかけの工場跡地だった。
──何でこんなトコに?
そこは民間からも離れた場所にあり、さらには周囲に無造作に繁茂している草木がより不気味さを醸し出していた。
ワタシは躊躇したけど、それでも彼がそれを望んでいるのだから、と勇気を振り絞ってその廃工場の中へと足を踏み入れた。
じゃりじゃり、と砂埃と小石にまみれた床を進んだ。
そこには名称も何のために存在していたのかもわからない、完全に錆びついた大きな機械がまるで棺桶のようにいくつも並べられていた。
まだ昼間だからかろうじて視界は保てているけど、それでも不気味な場所には変わりなかった。
「……センパイ? いるんですか?」
ワタシはそう呼びかけながら、奥へと入って行った。
と、その時だった。
突然横から現れた2つのヒト影によって、ワタシの両腕はがっちりと掴まれ、前へと引きずり出されてしまう。
「きゃあッ!?」
一体何が起きたのかワケもわからないまま、ワタシは悲鳴を上げた。
「おう、ちゃんと来たんだな。イイコだなぁ、さ・く・らちゃん!?」
目の前の小汚いソファーに座る見知らぬ男が、せせら笑いと共にワタシの名を呼ぶ。
「誰……ですか? どうしてワタシのことを……?」
見知らぬ男たちに囲まれ、ワタシは恐怖に震えながら問う。
「オレたちか? オレたちは正義のミカタだよん⭐︎」
ソファーに座るリーダー格らしきハットを被った男がそう言うと、ワタシの両腕を拘束している男たちが呼応するようにゲラゲラと笑う。
「何でさくらちゃんのこと知ってるかって言うと、この兄ちゃんから教えてもらったからさ」
ハットの男がそう言って顎をしゃくる。
彼が指し示す方から、ワタシと同じように2人の男に拘束されたセンパイがよろよろとした足取りで連れられて来る。
「センパイッ!!」
「……」
ワタシの呼びかけに、彼は憔悴した様子で目を逸らす。
「オレたちはこの兄ちゃんにチョイと怨みがあってよぉ。ボコボコにしてやんねぇと気が済まねーワケなんだわ」
そう言ってハットの男は立ち上がってセンパイに顔を近づけると、いきなり彼の腹に拳を入れる。
「グェぇぇぇぇぇッッッ!!」
「センパイッ!!」
苦悶の表情で咳こむ彼を見て、ワタシは叫んだ。
「止めて! センパイを離してください!!」
「離してやってもイイけどよぉ……」
そう言ってハットの男をニヤリとワタシの方を見て嗤う。
すると、それに呼応する様に両脇の男たちがワタシのブレザーのボタンを引きちぎり、ブラウス越しにワタシの胸を荒々しく揉みしだき出す。
「イヤぁ、止めてェェェェェッッッ!!」
ワタシは必死に抵抗するが、男たちの腕を振り解くことはできない。
「さくらちゃんが身代わりになってくれよ。そしたらこの兄ちゃんには手を出さねぇからよぉ」
「そ、そんな……」
ワタシにはそんなこと出来ない。出来るはずもなかった。
「そうかい……イヤなら──」
ハットの男が目配せをすると、センパイを拘束している男がナイフを取り出し、それをセンパイの目の前に見せつける。
「この兄ちゃんのキレイな顔に一生消えない傷がつくことになるだけだぜ?」
「ヒイぃぃぃぃぃッッッ!! さ、さくらぁ、助けてくれェェェェェッ!!」
センパイが怯え泣き叫びながらワタシに懇願する。
「や、止めてください! ワタシが……」
ワタシが我慢すれば──
「ワタシが身代わりになります。だから……」
彼は助かるんだ──
「センパイには絶対手を出さないでください!」
そのためなら汚されても構わない──
リーダー格の男は下卑た嗤いを浮かべた。
そして男たちはワタシのブラウスとスカートを剥ぎ取り、下着越しからワタシの胸と局部に指を這わせる。
「イヤ、ダメぇ……乱暴にしないで!」
センパイの目の前で男たちの好きなようにされているという事実が、ワタシの羞恥心をさらに駆り立てる。
「おいおい、『ダメぇ』じゃねぇだろ? カレシのために体張ろうってんだからちっとは気持ち良さそうによがってみろや!」
「そんな……そんなこと、できません」
ワタシがそう言うと男たちは苛立たしげにワタシのブラジャーを剥ぎ取ってあらわにされた乳房を舐め回したり、パンツをずらして局部に無理やり指をねじ込ませてくる。
「やだッッッ!!」
ワタシはとてつもない嫌悪感に見舞われ、吐き気をもよおす。
「ったく、いちいちうるせー女だな。これでも咥えてろや!」
その時、男の1人がズボンの股間部のファスナーを下ろしてそこからペニスを引き出すと、それをワタシの口の中へと強引にねじ込んだ。
「んむぅぅぅぅぅぅぅッッッ!?」
突然侵入してきた熱い肉棒は激しい律動を繰り返し、ワタシの喉奥まで犯してゆく。
「ひょおォォォォォ! この口マ○コ、サイコーに締めつけてくるぜぇ!!」
ワタシは頭を両手で押さえつけられ、この苦痛から逃れることが出来なかった。
「こっちも負けてらんねぇなぁ」
もうひとりの男も自分のペニスを引き出すとそれをワタシの乳首にあてがってこね回しながら、もう片方の手でワタシの膣内の深くにまで指を挿入して来る。
──イタい……気持ち悪い……。
あまりにも最悪過ぎる凌辱を、ワタシはただ黙って受け入れるしかなかった。
「よし、イクぞ!」
「こっちもだ!」
その時、男たちは同時に絶頂に達する。
「んッ!? んんんんんんんんッッッ!!!!」
大量に射精された白濁の液体はワタシの口内を、胸を、容赦なく汚してゆく。
「ゲホッ! ゲホゲホッ!!」
粘着性の液体が喉奥にまで絡みつき、ワタシは必死でそれを吐き出す。
「んだよ、ちゃんと飲みこめよ」
「おめぇの汚ねえザーメンなんか飲めねぇってよ」
男たちはゲラゲラと哄笑する。
「んじゃ、次はオレの番だな」
そう言ってハットの男が立ち上がると、ズボンをその場に脱ぎ捨て、すでに異様なまでにそそり立っているペニスを見せつけるようにしてワタシの前に立つ。
ワタシは思わず恐怖した。この男のペニスはいままで見たことがないくらいに大きくて、あんなものを挿入されたらアソコが裂けてしまいそうだ。
ワタシは再び男たちに両腕を掴まれるとその場に四つん這いにさせられ、ハットの男に向けて尻を突き出した状態になっていた。
「イヤ……。お願いです、もう許してください!」
ワタシは泣きながら必死に懇願する。
しかし、ハットの男はチッチと舌を鳴らすと、
「違うだろ、さくらちゃん。そこは『ワタシのHなおマ○コにその大きなチ○ポを挿入てください』、だろ?」
下卑た嗤いと共にワタシに強要する。
「そんな……こと……」
大好きなヒトの前で言えるはずなかった。
「じゃあ、しょうがねぇな。兄ちゃんに少しイタい目にあってもらうしかねぇな」
ハットの男が冷酷な口調で言うと、ナイフを持った男がセンパイの髪を鷲掴み、それを一閃させて髪を数センチほど切り落とす。
「ヒイぃぃぃぃぃぃ、さくら、お願いだよォォォォォ、助けてくれよォォォォォッッッ!!」
彼は顔をくしゃくしゃにして泣き叫び、ワタシに哀願する。
「センパイ……」
ワタシは唇をギュッと噛んだ。
そして恥辱に耐えながらその言葉を口にした。
「……ワタシのHなおマ○コに……アナタの大きなチ○ポを……挿入てください……」
屈辱だった。
悔しくて、悔しくて、この身が張り裂けそうだった。
「よぉし、それじゃあお望みどおりブチ込んでやるゼェェェェェェッッッ!!」
男が野獣の咆哮を上げる。
ズブブブブブッッッ!!!!
そして、ワタシの膣内にその暴力的な肉棒が突き立てられると、それは容赦なく奥底にまで侵入してくる。
「いっ!……たぁ……」
これまで感じたことのない疼痛に襲われ、ワタシは声さえも出なかった。
「おらおらぁ、どうだぁ、オレのチ○ポはぁ! 気持ちイイだろうがぁ!?」
男はワタシの腰をガッチリと掴みながら、その律動を早めてゆく。
パンパンパンパンッッッ!!
膣壁と陰茎が擦れ合う音が、その場に響き渡る。
「『気持ちイイです』って言えや、オラァッ!!」
男はワタシの尻を平手で叩き、またもや強要を強いる。
「き……気持ちイイ……です」
──違う。
「『センパイのチ○ポよりも全然気持ちイイです』って言えよ!!」
「そんなの……言えな……」
「言えっつってんだよッッッ!!」
「……センパイの……センパイのチ○ポより……全然気持ちイイ……気持ちイイです!!」
──ちがう。
「よ~し、だいぶ従順になってきたな。そんじゃご褒美にたっぷり膣内射精してやるからよぉ。もの欲しそうにおねだりしてみろよ!」
「は、はい……アナタの濃厚ザーメンを……ワタシのおマ○コにたくさん……膣内射精してください!!」
──チガウ。
ワタシは……脳内まで犯されていった。
「うっしゃ、それじゃあたっぷり出してやるぜェェェェェッッッ!!!!」
ズビュビュビュビュビュッッッ!!!!
「ああァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!」
体内に大量の精が注ぎこまれるのと同時に、ワタシ自身も絶頂に達していた。
ようやくワタシの膣内から肉棒が引き抜かれると、灼けつくような痛みと共に白濁の液体が止めどなく局所からあふれ出す。
「あ~あ、この女、イッちゃってやがるぜ。レイプされて感じるなんて見かけによらず淫売なんだな、さくらちゃんは」
ハットの男が倒れこんでいるワタシを見下ろしながら嘲笑する。
「おい、コイツも見ろよ! 彼女がレイプされてる姿見て射精してやがるぜ!」
「コイツら2人揃って変態だな!」
センパイを拘束している男たちが、そう言ってゲラゲラと嘲笑う。
「よし、そんじゃあもう1度楽しむとするか」
「おい、待てよ。まだオレたちがヤってねぇよ。オマエらがコイツを見てろよ」
「チッ、しゃあねぇな」
今度はセンパイを拘束していた男たちがワタシの顔にペニスを突きつけ、
「ほら、しっかりしゃぶれよ、さくらちゃん」
「ちゃんと全部飲み干せよ」
フェラチオを要求する。
「……はい」
ワタシは上半身を起こすと、要求どおり口と舌を使って2本のペニスを同時に愛撫する。
「全然ヘタくそだけど、逆にそれが新鮮でイイかもな」
「まったくだ」
──もう……どうでもいい。
ワタシは達観したようにただ男たちの成すがままに任せ、この後も5人の男によって犯され続けた。
身も心も汚されながら──
それでもただひとつ、
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