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チャプター1 水地さくら
13項 さくら、覚醒 〜公開セックス
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「みなさん、お待たせしましたーッ!!」
水池さんが再びステージに戻ると、観客たちは歓声とどよめきが入り交じった反応を示す。
「良かった、快復したんだね?」
「さくらちゃん、ホントに大丈夫なの?」
心配の声を上げる観客たちに彼女は深々と頭を下げ、
「さっきはごめんなさい! ワタシ、ホントはスゴく緊張してるんです……。たくさんのヒトの前でHするのも初めてだし……」
謝辞を述べる。
そして顔を上げて観客をまっすぐに見すえると、
「でも、ワタシはセックスアイドルとしてここに立っている。みなさんはそんなワタシを見るためにお金を払ってここまで来てくれた大切なお客さん……。ワタシはもう逃げません!」
決意を表明する。
会場にぽつぽつと拍手が起こり、それはやがて大きなうねりとなってステージに響き渡る。
水池さんはVIP当選者の5人の方を向き直り、
「では、はじめましょう……」
微笑を浮かべて言った。
そして、奸濫と狂乱のステージが幕を上げた──
「ん……じゅぷ……」
ひとりの男が彼女と唇を重ね合わせ、口内で舌を絡ませる。
「あ……はぁんッ!!」
ひとりの男が彼女の衣装の胸元部分をずり下ろし、形の良い乳房を露出させると、それを丹念に揉みしだく。
「さくらちゃん、もっと……もっと強くしごいて!」
ひとりの男が彼女にペニスを握らせ、それをしごかせる。
そして行為はもっと淫らに、もっと過激になってゆく。
「さくらちゃん、ボクのチ○ポしゃぶってください!」
「さくらちゃん、オレのもお願いします!」
「はい、わかりました。……じゅむ……じゅぽじゅぽ……」
彼女は目の前に差し出された2本のペニスを握り、交互に口に咥えて愛撫する。
「ああ~、さくらちゃんのおっぱい、ホントにキレイだ……れろっ、ちゅくちゅく……」
彼女の胸を揉んでいた男が、今度は乳首を舌でこねたり口にふくんだりして愛撫する。
「ああん、イイですぅッ! おっぱい、スゴく感じちゃいます……」
思わず嬌声がもれ出す。
「よし、こっちも……」
「さくらちゃん、ここはどうかな?」
残りの男たちは彼女のスカートをたくし上げ、あらわになった水色の下着越しから局部と尻に指をあてがい愛撫する。
「はぁぁぁぁぁッ! ダメぇ! スゴく……気持ちイイですぅぅぅ!!」
5人の男に同時に抱かれながら、彼女は次第に快楽へと溺れてゆく。
俺は、その一部始終を舞台袖から見ている。
水池さんがそれを望んだからだ。
かつて5人のチンピラに凌辱されるという忌まわしい経験をした彼女が、今も同じように5人の男に体を弄ばれている。
そこにあるのは、強姦か和姦かの違いだけだ。
「ああ、ヤバい……もうイキそう……」
「お、オレも……」
フェラチオを受けている2人が苦悶とも悦楽とも取れる表情で、絶頂に達するのをどうにか堪えようとしている。
今回のイベントは1人につき射精は1回のみとなるので、みんななるべく長く楽しもうと必死なのだ。
「じゅぽじゅぽ……じゅる……ちゅぽちゅぽ!」
しかし、水池さんはさらに加速をかけてペニスをしごき、2つの亀頭を舌で同時に舐め回す。
我慢なんてさせない──
まるでそう言わんばかりに彼女は男たちを攻め立てる。
「だ、ダメだ! もう出るぅッッッ!!」
2人はついに限界を迎え、ようやく水池さんは彼らのペニスを解放する。
ドピュピュピュピュピュピュピュッッッ!!!!
刹那、彼らはこれまで抑えてきたものをすべて解き放ち、彼女にその思いの丈をぶつける。
髪が、顔が、男の精によって白く染められてゆく。
「はぁ……スゴい……」
彼女は、残尿のように尿道から漏れだすザーメンを舌で舐め取り、一滴残らず搾り取るように口で吸い取る。
「こんなたくさんかけてくださって、ありがとうございました」
恍惚とした表情で余韻に浸る男たちに、彼女は笑顔でそう述べる。
「え? い、いいえ、こちらこそありがとうございましたッ!!」
まさかセックスアイドルの方から礼を言われるとは思ってなかった彼らはどうしていいのか戸惑い、深々と頭を下げて舞台袖へと下がって行った。
「さくらちゃん、おっぱいで挟んでくれる?」
彼女の胸を愛撫していた男が、そう言ってペニスを彼女の前に差し出す。
「自信無いですけど……やってみます」
彼女はそう言って自分の胸を寄せ上げて、なんとか作り上げた谷間に彼のペニスを埋める。
「ああ……イイよ、さくらちゃん」
「おっぱい、好きなんですね?」
「う、うん……」
彼は恥ずかしそうにはにかむ。
一方で、下半身を愛撫していた男たちによって彼女のスカートとパンツは完全に脱がされ、彼らはあらわとなった局部と尻穴に同時に顔を埋める。
「あはぁッ! そんなトコ……なめないでくださぁい!!」
こそばゆさと快楽が入り交じった喘ぎ声。
おそらく男の吐息が陰部にかかってくすぐったいのだろう。それでも彼女は下からの攻めに耐えながら、決して大きくはない乳房を目一杯駆使して男のペニスを愛撫し続ける。
「どう……ですか? 気持ちイイ……ですか?」
蠱惑的な上目遣いで訊ねる彼女に、
「うん! 気持ち良すぎて……もうイキそうだよ!!」
男は早く達して気持ち良くなりたい思いと、名残惜しくてもっと堪能したい思いとの間で葛藤している様だった。
「イイですよ。このままイッて……ワタシにたくさん濃厚ザーメンをかけてください」
「ッ! ……うおォォォォォォォォォォッッッ!!!」
まるで挑発するかのような水池さんの言葉に、男は我慢することを放棄して獣の咆哮を上げると、
ズビュビュビュビュビュッッッ!!!
乳房に挟まれた状態のまま射精する。
高くまで大量に噴射されたその白濁の液体は、彼女の髪を、顔を、胸をしとどに汚してゆく。
「はぁ……熱いのが……こんなにも……」
恍惚とした眼差しの水池さんは、彼のペニスを挟んだまま顔を亀頭に近づけ、尿道からわずかにもれ出すザーメンを口で吸い取る。
そしてようやくペニスの解放し、
「お疲れ様でした。たくさんのザーメン、ありがとうございました」
微笑みを浮かべて礼を述べる。
「さくらちゃん、サイコーだったよ。ありがとう!」
彼は礼を述べ、舞台袖へと去ってゆく。
これで残るは2人となった。
「さくらちゃん。そろそろ挿入てもイイかな?」
局部を舐めていた男が彼女に問う。
「はい。ワタシのココも、もう準備できてます」
そして男は四つん這いとなった彼女の下に寝そべり、雄々しく反り上がったペニスを局部へとあてがう。
「ねえ、さくらちゃん。お尻の穴って……大丈夫かな?」
先ほどからずっと執拗に尻ばかりを攻めていた男がおずおずと訊ねる。
「はい。ゆっくりと挿入てくださるなら大丈夫ですよ」
後ろへと首を回し、彼女は穏やかな笑みでそう答えた。
「わかった。出来る限り痛くしないように気をつけるよ」
彼は喜び、後ろから彼女のアナルへとペニスをあてがう。
そして──
ズプゥッッッ!!
2本のペニスがほぼ同時に挿入される。
「あああッ! スゴい……2本のチ○ポがワタシの体内に入ってきてるぅぅぅッ!!」
彼女は体を大きくしならせ、甘い嬌声を上げる。
「さくらちゃんのおマ○コ、スゴくイイ! 適度に締めつけてきて気持ちイイよ!!」
下から膣内を突き上げる男は、快楽のままにその律動をさらに早める。
そして背後からアナルを攻め立てている男も、ようやく根元までペニスを挿入させる。
「ああン、イイッ! イイですッ!! 2人とももっと激しく動いて……ぁン……ください……」
「うおォォォォォォォォォッッッ!!!!」
その言葉によって彼らは箍が外れたように腰をひたすら振り、彼女を犯す。
「スゴい……スゴいよぉ。ワタシ、犯される……。みんなが見てる前で……犯されてるのォ!!!!」
それはまるで獣たちの饗宴だった。
欲望のままに交わる男と女──
それを見て熱狂し、ペニスをしごく人々──
端から見れば狂っているように思えるこの光景、これこそがセックスアイドルの真骨頂なのだ。
実に退廃的で怠惰的な行為でありながら、それは厳格なルールと規制によって守られている。なんとも滑稽である。
刹那、彼女の瞳が俺を見つめる。
男に犯され──
激しくよがった顔を向けて──
──あの時と同じだ……。
眉間の古傷が激しく疼く。
瞼の裏にまで灼きついているあの忌まわしい光景が、俺の脳裏にフラッシュバックする。
「見られてる……見られてるの……犯されてるところを見られて……スゴく感じちゃってるの!!」
淫らに体をくねらせながらも、彼女の瞳は俺を捉えて離さない。
まるで呪いをかけられているかのように、俺は目を背けることが出来なかった。
彼女がそれを望んだから──
だから俺は──
「さくらちゃん、もう出そうだ!」
「お、オレも、イキそうだ!」
男たちが絶頂を迎えようとしている。
「出してください。ワタシの体内に……濃厚ザーメンたくさん出してくださいッ!!」
彼女はねだるような甘い嬌声で男たちを誘う。
「うあァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!」
男たちは最後の咆哮を上げ、
ドピュドピュドピュッッッ!!!!
彼女の膣内と肛門内にあらん限りの精を撃ち放つ。
「あァァァァァァァァァァァァッ!!」
彼女も激しく体を痙攣させ、艶かしい喘ぎを放つ。
どうやら彼女も絶頂に達したようだ。
2本のペニスがゆっくりと引き抜かれと、接合部から白濁の液体がどろりとあふれ出す。
「スゴく……気持ち良かったです。ありがとうございました」
はぁはぁ、と荒い吐息をもらしながら、彼女は男たちに礼を述べ、最後に会場にいる全員に向けて深々と頭を下げるのだった。
こうして狂乱のステージは幕を閉じた──
ステージ上で5人のVIP客とセックスをして全員を満足させるという公約を、彼女は見事に達成した。
それも、前回のイベントのようにただ仕事をこなしたのではない。彼女は紛れもなくセックスアイドルとしての──プロフェッショナルとしてのパフォーマンスを遺憾なく披露したのだった。
そして俺は、自分の股間が膨張していることにようやく気づいた。
所属タレントに対して決して抱いてはならない劣情を、俺は彼女に抱いてしまったのだった。
水池さんが再びステージに戻ると、観客たちは歓声とどよめきが入り交じった反応を示す。
「良かった、快復したんだね?」
「さくらちゃん、ホントに大丈夫なの?」
心配の声を上げる観客たちに彼女は深々と頭を下げ、
「さっきはごめんなさい! ワタシ、ホントはスゴく緊張してるんです……。たくさんのヒトの前でHするのも初めてだし……」
謝辞を述べる。
そして顔を上げて観客をまっすぐに見すえると、
「でも、ワタシはセックスアイドルとしてここに立っている。みなさんはそんなワタシを見るためにお金を払ってここまで来てくれた大切なお客さん……。ワタシはもう逃げません!」
決意を表明する。
会場にぽつぽつと拍手が起こり、それはやがて大きなうねりとなってステージに響き渡る。
水池さんはVIP当選者の5人の方を向き直り、
「では、はじめましょう……」
微笑を浮かべて言った。
そして、奸濫と狂乱のステージが幕を上げた──
「ん……じゅぷ……」
ひとりの男が彼女と唇を重ね合わせ、口内で舌を絡ませる。
「あ……はぁんッ!!」
ひとりの男が彼女の衣装の胸元部分をずり下ろし、形の良い乳房を露出させると、それを丹念に揉みしだく。
「さくらちゃん、もっと……もっと強くしごいて!」
ひとりの男が彼女にペニスを握らせ、それをしごかせる。
そして行為はもっと淫らに、もっと過激になってゆく。
「さくらちゃん、ボクのチ○ポしゃぶってください!」
「さくらちゃん、オレのもお願いします!」
「はい、わかりました。……じゅむ……じゅぽじゅぽ……」
彼女は目の前に差し出された2本のペニスを握り、交互に口に咥えて愛撫する。
「ああ~、さくらちゃんのおっぱい、ホントにキレイだ……れろっ、ちゅくちゅく……」
彼女の胸を揉んでいた男が、今度は乳首を舌でこねたり口にふくんだりして愛撫する。
「ああん、イイですぅッ! おっぱい、スゴく感じちゃいます……」
思わず嬌声がもれ出す。
「よし、こっちも……」
「さくらちゃん、ここはどうかな?」
残りの男たちは彼女のスカートをたくし上げ、あらわになった水色の下着越しから局部と尻に指をあてがい愛撫する。
「はぁぁぁぁぁッ! ダメぇ! スゴく……気持ちイイですぅぅぅ!!」
5人の男に同時に抱かれながら、彼女は次第に快楽へと溺れてゆく。
俺は、その一部始終を舞台袖から見ている。
水池さんがそれを望んだからだ。
かつて5人のチンピラに凌辱されるという忌まわしい経験をした彼女が、今も同じように5人の男に体を弄ばれている。
そこにあるのは、強姦か和姦かの違いだけだ。
「ああ、ヤバい……もうイキそう……」
「お、オレも……」
フェラチオを受けている2人が苦悶とも悦楽とも取れる表情で、絶頂に達するのをどうにか堪えようとしている。
今回のイベントは1人につき射精は1回のみとなるので、みんななるべく長く楽しもうと必死なのだ。
「じゅぽじゅぽ……じゅる……ちゅぽちゅぽ!」
しかし、水池さんはさらに加速をかけてペニスをしごき、2つの亀頭を舌で同時に舐め回す。
我慢なんてさせない──
まるでそう言わんばかりに彼女は男たちを攻め立てる。
「だ、ダメだ! もう出るぅッッッ!!」
2人はついに限界を迎え、ようやく水池さんは彼らのペニスを解放する。
ドピュピュピュピュピュピュピュッッッ!!!!
刹那、彼らはこれまで抑えてきたものをすべて解き放ち、彼女にその思いの丈をぶつける。
髪が、顔が、男の精によって白く染められてゆく。
「はぁ……スゴい……」
彼女は、残尿のように尿道から漏れだすザーメンを舌で舐め取り、一滴残らず搾り取るように口で吸い取る。
「こんなたくさんかけてくださって、ありがとうございました」
恍惚とした表情で余韻に浸る男たちに、彼女は笑顔でそう述べる。
「え? い、いいえ、こちらこそありがとうございましたッ!!」
まさかセックスアイドルの方から礼を言われるとは思ってなかった彼らはどうしていいのか戸惑い、深々と頭を下げて舞台袖へと下がって行った。
「さくらちゃん、おっぱいで挟んでくれる?」
彼女の胸を愛撫していた男が、そう言ってペニスを彼女の前に差し出す。
「自信無いですけど……やってみます」
彼女はそう言って自分の胸を寄せ上げて、なんとか作り上げた谷間に彼のペニスを埋める。
「ああ……イイよ、さくらちゃん」
「おっぱい、好きなんですね?」
「う、うん……」
彼は恥ずかしそうにはにかむ。
一方で、下半身を愛撫していた男たちによって彼女のスカートとパンツは完全に脱がされ、彼らはあらわとなった局部と尻穴に同時に顔を埋める。
「あはぁッ! そんなトコ……なめないでくださぁい!!」
こそばゆさと快楽が入り交じった喘ぎ声。
おそらく男の吐息が陰部にかかってくすぐったいのだろう。それでも彼女は下からの攻めに耐えながら、決して大きくはない乳房を目一杯駆使して男のペニスを愛撫し続ける。
「どう……ですか? 気持ちイイ……ですか?」
蠱惑的な上目遣いで訊ねる彼女に、
「うん! 気持ち良すぎて……もうイキそうだよ!!」
男は早く達して気持ち良くなりたい思いと、名残惜しくてもっと堪能したい思いとの間で葛藤している様だった。
「イイですよ。このままイッて……ワタシにたくさん濃厚ザーメンをかけてください」
「ッ! ……うおォォォォォォォォォォッッッ!!!」
まるで挑発するかのような水池さんの言葉に、男は我慢することを放棄して獣の咆哮を上げると、
ズビュビュビュビュビュッッッ!!!
乳房に挟まれた状態のまま射精する。
高くまで大量に噴射されたその白濁の液体は、彼女の髪を、顔を、胸をしとどに汚してゆく。
「はぁ……熱いのが……こんなにも……」
恍惚とした眼差しの水池さんは、彼のペニスを挟んだまま顔を亀頭に近づけ、尿道からわずかにもれ出すザーメンを口で吸い取る。
そしてようやくペニスの解放し、
「お疲れ様でした。たくさんのザーメン、ありがとうございました」
微笑みを浮かべて礼を述べる。
「さくらちゃん、サイコーだったよ。ありがとう!」
彼は礼を述べ、舞台袖へと去ってゆく。
これで残るは2人となった。
「さくらちゃん。そろそろ挿入てもイイかな?」
局部を舐めていた男が彼女に問う。
「はい。ワタシのココも、もう準備できてます」
そして男は四つん這いとなった彼女の下に寝そべり、雄々しく反り上がったペニスを局部へとあてがう。
「ねえ、さくらちゃん。お尻の穴って……大丈夫かな?」
先ほどからずっと執拗に尻ばかりを攻めていた男がおずおずと訊ねる。
「はい。ゆっくりと挿入てくださるなら大丈夫ですよ」
後ろへと首を回し、彼女は穏やかな笑みでそう答えた。
「わかった。出来る限り痛くしないように気をつけるよ」
彼は喜び、後ろから彼女のアナルへとペニスをあてがう。
そして──
ズプゥッッッ!!
2本のペニスがほぼ同時に挿入される。
「あああッ! スゴい……2本のチ○ポがワタシの体内に入ってきてるぅぅぅッ!!」
彼女は体を大きくしならせ、甘い嬌声を上げる。
「さくらちゃんのおマ○コ、スゴくイイ! 適度に締めつけてきて気持ちイイよ!!」
下から膣内を突き上げる男は、快楽のままにその律動をさらに早める。
そして背後からアナルを攻め立てている男も、ようやく根元までペニスを挿入させる。
「ああン、イイッ! イイですッ!! 2人とももっと激しく動いて……ぁン……ください……」
「うおォォォォォォォォォッッッ!!!!」
その言葉によって彼らは箍が外れたように腰をひたすら振り、彼女を犯す。
「スゴい……スゴいよぉ。ワタシ、犯される……。みんなが見てる前で……犯されてるのォ!!!!」
それはまるで獣たちの饗宴だった。
欲望のままに交わる男と女──
それを見て熱狂し、ペニスをしごく人々──
端から見れば狂っているように思えるこの光景、これこそがセックスアイドルの真骨頂なのだ。
実に退廃的で怠惰的な行為でありながら、それは厳格なルールと規制によって守られている。なんとも滑稽である。
刹那、彼女の瞳が俺を見つめる。
男に犯され──
激しくよがった顔を向けて──
──あの時と同じだ……。
眉間の古傷が激しく疼く。
瞼の裏にまで灼きついているあの忌まわしい光景が、俺の脳裏にフラッシュバックする。
「見られてる……見られてるの……犯されてるところを見られて……スゴく感じちゃってるの!!」
淫らに体をくねらせながらも、彼女の瞳は俺を捉えて離さない。
まるで呪いをかけられているかのように、俺は目を背けることが出来なかった。
彼女がそれを望んだから──
だから俺は──
「さくらちゃん、もう出そうだ!」
「お、オレも、イキそうだ!」
男たちが絶頂を迎えようとしている。
「出してください。ワタシの体内に……濃厚ザーメンたくさん出してくださいッ!!」
彼女はねだるような甘い嬌声で男たちを誘う。
「うあァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!」
男たちは最後の咆哮を上げ、
ドピュドピュドピュッッッ!!!!
彼女の膣内と肛門内にあらん限りの精を撃ち放つ。
「あァァァァァァァァァァァァッ!!」
彼女も激しく体を痙攣させ、艶かしい喘ぎを放つ。
どうやら彼女も絶頂に達したようだ。
2本のペニスがゆっくりと引き抜かれと、接合部から白濁の液体がどろりとあふれ出す。
「スゴく……気持ち良かったです。ありがとうございました」
はぁはぁ、と荒い吐息をもらしながら、彼女は男たちに礼を述べ、最後に会場にいる全員に向けて深々と頭を下げるのだった。
こうして狂乱のステージは幕を閉じた──
ステージ上で5人のVIP客とセックスをして全員を満足させるという公約を、彼女は見事に達成した。
それも、前回のイベントのようにただ仕事をこなしたのではない。彼女は紛れもなくセックスアイドルとしての──プロフェッショナルとしてのパフォーマンスを遺憾なく披露したのだった。
そして俺は、自分の股間が膨張していることにようやく気づいた。
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