SEXアイドル&DEATHプロデューサー

中原星道

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チャプター2 千本木しほり

11項 しほり、頑張る ~パイズリ&おねショタ

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 男たちはしほりセンパイに群がると、彼女のブラウスのボタンをムリヤリ引きちぎる。

「乱暴はやめてください!」

 そう訴えるけれど、彼らはたがが外れたようにしほりセンパイのバストを荒々しく揉みしだき、ブラジャーをも引きちぎる。

「生で見るとまた大迫力ですねぇ」

 まるで鑑定でもするかのように大幸だいこうはねっとりとした視線を向けて感嘆をもらす。

「いやぁ……あまり見ないでください」
「おう、そうだな。こんな見事なものを前にして見てるだけじゃもったいねぇ」

 男たちは一斉にズボンとパンツを下ろし、各々ペニスを剥き出しにする。

「よっしゃ、オレが1番乗り~!」

 ひとりの男がそう言ってペニスをしほりセンパイのバストに押しつけるが、

「ちょいと待ちなせえ。まさか私を差し置いて1番をいただこうってんじゃないでしょうねぇ?」

 大幸だいこうの蛇のように鋭い眼光がそれを制する。

「ちっ、社長にゃ敵わねぇな。その代わり早くしてくださいよ?」
「ふん。アナタたちは大人しく股の方でも可愛がってやりゃイイんですよ」
「そりゃねえぜ! オレたちはこのおっぱいを犯したくて犯したくてうずうずしてんだからよぉ!」
「なら大人しくじゃんけんでもして順番を決めることですね」

 男たちはどうやらしほりセンパイのバストに執着しているようで、順番待ちまでする始末だった。

「さあ、しほりさん。まずは私のモノを満足させていただきましょうか?」
「……わかりました」

 しほりセンパイは小さくうなずくと、大幸だいこうのペニスを胸の間に挟みこみ、そこに唾液を垂らしてからバストを上下させる。

「おほっ!? ちょっと愛撫されただけでこの快感……こりゃあたまりませんぜ!」

 大幸だいこうは顔を上気させ、自らも腰を動かす。

「ああン! おチ○ポが私のおっぱいの中で暴れてる!!」

 しほりセンパイは波打つようにバストを揺らしたり、まるでセックスアイドルのステージを楽しむかのようにその快楽へと堕ちてゆく。

「素晴らしい……素晴らしい……素晴らしすぎますぜ、しほりさん!!」

 嬌声を発しながら大幸だいこうは、しほりセンパイの頭を掴んで下を向かせ、バストからはみ出たペニスの亀頭を彼女の口に押しこんだ。

「んむッ! じゅぽじゅぽ! じゅぶぶッ!!」

 しほりセンパイは自分のバストを絶えず律動させながら、男のペニスをしゃぶっていた。

「おほっ! おほっ! おほぉぉぉっ!!」

 大幸だいこうの腰はさらに速度を増してピストンを打ち、しほりセンパイのバストと口を容赦なく犯す。

「んんッ! んんッ! んんんッッ!!」

 それに合わせるように、しほりセンパイもバストと口を激しく律動させる。

「どうやら私はもうイキそうでさぁ……。しっかりと受け止めてくだせぇよ、しほりさんッ!!」

 大幸だいこうが最後の力を振り絞るように腰を大きく打ちつける。

 そして──

 ビュルルッ! ズピュピュピュッッ!!

 男のペニスから熱くたぎった白濁の液が打ち出され、それはしほりセンパイの髪を、顔を、バストを容赦なく汚していった。

「はぁ……こんなにたくさんかけられちゃった……」

 うっとりと上気したしほりセンパイは胸にこびりついたザーメンを掬い取り、それを指でこね回す。

「はぁはぁ……まさかこの私がたった1回の射精で満足させられるとは……恐るべし、ですね。しほりさん」

 大幸だいこうは倦怠感を抱えたような重鈍な足取りでソファーに腰を降ろすと、

「後は好きにやんなせぇ」

 男たちにそう告げる。

 待ってましたとばかりに男たちが歓声を上げる。

 奴ら執拗にしほりセンパイのバストを求めた。

 パイズリをさせたり、我慢できない者はしほりセンパイの乳首にペニスをこすりつけたり、とにかく執拗にそこばかりを攻めた。

 ワタシはふと、ソウタくんの方を見た。

 彼はうつむき、その悲愴な瞳からは涙が止めどなく流れていた。

 ワタシも悔しかった。

 何もできない無力さ──

 しほりセンパイを守りたくてここまでやって来たのに、逆に守られているのはワタシの方だ。

 ──ワタシに魅力が無いばかりに……。

 セックスアイドルなのに男を魅了することができない。
 しほりセンパイのような魅力的な武器が自分には無い。

 こんなことじゃ、あの憎っくき阿久沢あくざわサトルのいる場所まで到底届かない。
 いくら《復讐》を声高に叫んでも、今のままじゃあの男に気づいてすらもらえない。

 ──悔しい……。悔しいよ。

 その間にもしほりセンパイは群がる男たちを次々と射精させ、ついにはそこにいる8人の男全員をイかせたのだけど、ワタシはただそれを見ていることしかできなかった。

 ──プロデューサーさん、助けて……。

 ワタシは心の中で祈る。
 だけど、彼は名古屋に行っているのだから、仮にメールを見てすぐこちらに駆けつけたとしても、今すぐに到着するのは物理的に不可能だった。

「はぁ~、気持ち良すぎてもう何もできねぇ」
「もっと犯したいのにできないとは、もどかしいねぇ」

 男たちは青息吐息でその場に座りこむ。

「待ちなせえ。もうひとりいるじゃあありませんか? まだ射精していない者が」

 その時、大幸だいこうがニヤリとほくそ笑み、拘束されたままのソウタくんの方を見やる。

 ──アイツら、まさかッ!?

 ワタシはイヤな予感を感じた。

 そして案の定、男たちはソウタくんの拘束を解くと、

「さあ、少年。しほりさんを犯してやってくんなせぇ。少年もりたくてうずうずしてたでしょうよ?」
「いいねぇ、初めての相手がしほりちゃんなんて幸せモンだぜぇ!」
「うらやましいなぁ、少年!」

 さかんに囃し立てるのだった。

 ──ヒドい……。ホントに下衆野郎だッ!!

 おそらくまだ性交渉は未経験のはずの少年に、こんな見せ物みたいなやり方で性行為を強要する男たちに、ワタシはとてつもない嫌悪感を抱いた。

 そしてソウタくんとしほりセンパイは近くで向かい合う。

「しほり姉ちゃん……」
「ごめんね、ソウタ。こんな汚いお姉ちゃんが相手で」

 しほりセンパイは儚げな苦笑をもらす。

「違う! 違うんだッ!!」

 ソウタくんは大きくかぶりを振って、

「オレ、ホントはあんなヒドいことを言うつもりは無かったんだ! だけど、姉ちゃんがオレの知らない男とあんなことしてるって思ったら何だかスゴく腹が立って……。胸の中がすっげぇモヤモヤして……。だってオレ、しほり姉ちゃんのことが好きだから!!」

 正直な思いを伝える。

「ソウタ……」
「だから……ホント、ごめん。ごめんよ、姉ちゃん……」

 慟哭どうこくするソウタくん。

 しほりセンパイはそんな彼の頭を撫で、

「よかった。お姉ちゃん、嫌われてなかったんだね?」

 ニコリと微笑む。

「キライなもんか、大好きだ!!」

 彼はもう1度力強く断言する。

 それを聞いたしほりセンパイは、次に彼の肩に手を回し、

「ソウタ……。アナタの初めて、私が相手でもイイかな?」

 そっとその耳元で囁く。

「しほり姉ちゃん……」

 戸惑うソウタくん。まだ未成熟な彼の胸の中ではきっと、いろんな感情がせめぎ合っているのだと思う。

 ソウタくんはしばらくの逡巡しゅんじゅんの末、

「オレ……しほり姉ちゃんとずっとしたいと思ってた。しほり姉ちゃんのこと考えて、オナニーしてた……。そんなサイテーなヤツだけど、いいのか?」

 上目遣いで問う。

 しほりセンパイはかぶりを振って、

「サイテーなんかじゃないよ。それが男の子として健全で自然な姿なの……」

 ソウタくんのズボンとパンツを脱がしてゆく。

 あらわになったソウタくんのペニスはすでに勃起していて、その先端は湿り気を帯びているように見えた。
 たぶん13歳くらいだと思うけど、彼のペニスはもう大人のそれと遜色ないくらい立派なモノだった。

「こんな形ですることになっちゃったのは残念だけど……」

 しほりセンパイは愛おしそうに彼のペニスを見つめてから、それをおもむろに口に含む。

「ああッ!」

 彼は生まれて初めて感じる快感に思わず声を発してしまう。

「ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅぽ……じゅるる、ちゅうぅぅぅ……」

 しほりセンパイは彼のモノを奥深くまでしゃぶると、前後にゆっくりと動かし、だんだんとその律動を早めてゆく。

「ああ、ダメだよ、しほり姉ちゃん! 気持ち良すぎてオレ、もう……うあぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」

 ソウタくんは嬌声を上げながら痙攣したように体を小刻みに震わせる。

 どうやら絶頂に達したみたいだ。

 体の痙攣が止まったころ、しほりセンパイが彼のペニスを解放する。

「ソウタのザーメン、全部飲んじゃった……」

 恍惚とした表情でつぶやく。

「しほり姉ちゃん……。気持ち良すぎてオレ、もう何も考えられないよ」
「今は何も考えなくて良いよ」

 しほりセンパイはそう言ってソウタくんのペニスを胸の間に挟みこんだ。

「まだ元気みたいだから、今度は胸でしてあげるね?」

 いたずらっぽい笑みを浮かべ、彼女は大きなバストを動かして彼のペニスを愛撫する。

「うあぁ……すっげぇ気持ちイイよ!」
「ソウタ、いつも私の胸ばっか見てたでしょ? 知ってるんだから」
「だ、だって……すごく大きくてキレイだからさ……」
「ふふ、いいのよ。アナタの大好きなおっぱいでイかせてあげる」

 しほりセンパイはそう言うと、パイズリの律動をさらに早める。

「うおぅ、何だこれ!? やっべぇよ、気持ち良すぎだよ!!」

 ソウタくんはまるで悲鳴を上げるように嬌声を発する。

 ぱん! ぱん! じゅむ! じゅむ!!

 しほりセンパイはバストを波打たせたり、時折乳首をペニスにこすりつけて刺激したりと、さまざまなバリエーションで彼を喜ばせる。

「ああ、またイキそうだよ、姉ちゃん!!」
「いいよ、出して! ソウタの濃厚ザーメン、どびゅどぴゅっていっぱい出してぇッ!!」

 ラストスパートをかけるように最後の力を振り絞る2人。

 そして──

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」

 ドピュっ! ドピュ! ズピュピュピュッッッ!!!!

 絶頂に達したソウタくんのペニスから大量の白濁液が射出され、それはしほりセンパイの髪を、顔を、バストを、体全体をくまなく汚していった。

「はぁはぁ……しほり姉ちゃん……」
「……ソウタ」

 恍惚の中、2人はまるで絆をたしかめ合うように見つめ合い、やがて唇を重ね合わせるのだった。
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