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第二章 迷宮都市ロベリア
061 オルガの大穴
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転移魔法陣があった場所から階層をつなぐ階段を下りて19階層へたどり着くと、先行していたマイアさんとジグガンドさんが待っていた。
二人はすでに、武器を抜いて警戒態勢を取っている。
「よし、来たな。それじゃあしばらくは正規ルートを辿っていくぞ。中層じゃないとはいえ、ここは下層の一番上だからな、油断するなよ!」
「「おう」」「はい」「……」
ギルドでは、塔の迷宮を転移の魔法陣がある10階層毎に区切って管理している。
1~9階を最下層
10~19階を下層
20~29階を中層
30~39階を上層
現在の最高到達階層は37階層らしい。
40階層まで到達したら、それより上はきっと最上層とでも呼ばれるのだろう。
俺たちはその後しばらく、階層間の最短距離を結ぶ青い松明を辿って移動していった。
ビッグアント、グレイウルフ、ゴブリン、オーク等……途中で何度かモンスターとの戦闘も発生したが、いつも通り問題なく倒していく。
俺がこのPTでポーターのバイトを始めてからは、一度もこのPTが苦戦しているところは見たことが無いので、安全マージンを大きめにとっている、安全第一の良いPTなのだろう。
俺もいつも通り戦闘中はPTの後ろに隠れ、戦闘後は素早く素材を剥ぎ取りながらついていく。
最初にゴブリンやオークといった、人型のモンスターの素材剥ぎ取りをやったときは、夜眠れなくなったりもしたものだが……今では作業をやりながら、オークの耳をミミガーにして食べられないものかな~などと考える余裕すらある。(迷宮都市ではオークの肉は立派な食糧で、塔の周りにある露店等でも売られている)
俺も成長したもんだ……まぁ、剥ぎ取りうんぬん以前に、戦闘後のダンジョンの地面には、ジグガンドさんの斧で頭を割られたモンスターの脳漿や、エレクさんの槍に腹を切り裂かれてこぼれ出た腸が散乱していたりするのだ。
そんな場所にいるのに、グロ耐性が付かないほうがおかしいというものだろう。
そんなこんなで1時間ほど移動を続けた俺たちは、地面に空いた大きな穴の近くで休憩を取っていた。
その穴の周りには、木の杭が打ち込まれロープで繋いで柵をつくり、人が落ちないようにしてある。
この直径10mくらいの大穴、他の階層でも似たようなものを何度か見かけたことがあったのだが、19階にもあるんだな……いったい何なんだろうか?
「シーナちゃん、危ないからそんなとこに近寄っちゃだめよ。ほら、こっちに来なさい」
その大穴を覗き込んでいると、マイアさんが後から注意してくる。
「そうだぜシーナ、そんなとこに落ちたらバカのオルガみたいになっちまうぜ!」
「なに言ってんの、オルガは偉大な探索者よ! その身をもって迷宮の謎に挑んだんだから!」
ガハハと笑うジグガンドさんに、マイアさんがくってかかる。
「ハッ、身をもって自分のバカさを証明しただけだろ」
「何言ってるのよ! きっとオルガの前に行方不明扱いになった人間には、この穴を下りた人間が沢山いるに違いないわ! アンタみたいなのは真っ先に下りていきそうなんだから、もっとオルガに感謝しなさいよ」
「はぁ? そんなわけないだろ、俺がそんなバカに見えるってのか?」
「見えるわよ、バカ以外に何に見えるって言うのよ!」
二人はギャーギャーと言い合って喧嘩を始めてしまった。
移動中に喋れない反動なのか、比較的安全な休憩場所等ではいつもこんな感じで喧嘩を始める。
いちいち気にしてられない、放置しておこう。
「まったくなにやってんだか……俺たちが見張ってるからって気を抜きすぎだろ」
溜息をつきながら、槍を担いだエレクさんが近寄ってくる。
「オルガの大穴か……目的地まではもう少しって感じだな」
どうやらエレクさんも知っているらしい……オルガとは探索者の間では有名な人なのだろうか?
「あの、オルガってどういう人なんですか? この穴と関係があるみたいですけど」
「お? シーナ君はオルガの大穴の話を知らないのかい?」
「ええ、有名な探索者の方なんですか?」
「あ~……まあ、そうだね。随分昔の探索者なんだけど、シーナ君も探索者をやっていくんなら、知っておかないといけないだろうな。よし、俺が教えてあげよう」
そういってエレクさんが話し始めたオルガの昔話は、こういう内容だった……。
むかしむかし、まだ探索者のギルドが出来てすぐの頃、当時の有望PTの一人に、斥候の"オルガレフ=バルテス"という探索者がいたそうだ。
彼はとても好奇心の旺盛な探索者で、気になったことは徹底的に調べないと気が済まないという性格だった。
そんな彼があるとき、この大きな穴に目を付けた。
迷宮の各階層の中心付近にある、直径10m程度の大きな縦穴。
天井と床の両方に穴が空いているので、各階層を貫通しているようにも思えるのだが、石を投げこんでみても、いつまでたっても石が地面にぶつかる音は聞こえないのだ。
上から長いロープを垂らして下の階層の穴の場所に行ってみても、天井の穴からロープがたれてきたりはしない……どれだけ長いロープで試しても、結果は変わらなかった。
いったいこの穴の下は何処につながっているのだろうか?
一度気にし始めると、そのことしか考えられなくなってしまう男だったオルガレフは、この不思議な穴の中を直接自分で調べることにした。
調査の当日、一緒にこの穴を調べていた仲間を上の階層に残して、オルガレフはロープを使って降りていった。
最初は上の仲間の呼びかけに返事を返しながら、ロープを降りていたオルガレフだったが、しばらくすると返事をしなくなってしまった。
焦った仲間は急いでロープを引っ張り上げたのだが、ロープは途中で切れてしまっており、彼は帰ってこなかったのだという。
しかしその事件の数年後、彼が実験をおこなった階層よりもかなり上の、当時の最高到達階層でオルガレフの遺品が見つかる。
当時の探索者ギルドは、かなりの混乱がおこったらしい。
何故下の階層の穴を降りて行った彼が、当時未到達の上の階層にこれたのか……迷宮の穴は上の階層と繋がっているのだろうか? それならば、階層移動のショートカットとして有効活用出来ないだろうか?
そんなことを考えた何人もの探索者や研究者が、迷宮の穴を調べるために降りていったそうなのだが、誰一人帰ってくるひとはいなかったらしい。
何人もの探索者や研究者、奴隷等の犠牲者を出した後、ギルドはとうとうその穴について調べることを禁止した。
それ以来、この穴は"オルガレフの穴"、"オルガの大穴"などと呼ばれ、決して中に入ってはいけないとされているそうだ。
「まぁ、そんな感じの話なんだけど……未だにあの穴の謎は解かれていないってわけだな。シーナ君、絶対にあの穴を降りて行ったらダメだよ」
話し終えたエレクさんは、とても真面目な顔で俺に向かってそう言った。
誰が好き好んでそんな危ないところに行くものか。
「ま、ウチのPTは安全に気を使ってる方だから、今まではあまりこの穴の近くには近寄らなかったわけだけど、今回はここを通ったほうが近道だったんだよね。シーナ君にオルガの大穴の説明もしてなかったし、丁度良かったよ」
「ええ、今の話を知らなかったら、たいして警戒せずに穴の近くでモンスターと戦ったりしていたかもしれませんね」
「迷宮都市に住んでる人間には結構有名な話だったんで、危うく説明するのを忘れるところだったよ。シーナ君は遠くからこの都市に来たって言ってたのに、教えるのが遅くなって悪かったね」
エリクさんはそう言ってすまなそうに顔をしかめ、眉尻を下げている。
「いいかい、絶対にオルガの大穴に入っちゃダメだよ。絶対だからね」
「は、はい、肝に銘じておきます」
そんなに何度も念を押されると、フラグが立ってしまいそうで不安になるが……大丈夫だよな?
二人はすでに、武器を抜いて警戒態勢を取っている。
「よし、来たな。それじゃあしばらくは正規ルートを辿っていくぞ。中層じゃないとはいえ、ここは下層の一番上だからな、油断するなよ!」
「「おう」」「はい」「……」
ギルドでは、塔の迷宮を転移の魔法陣がある10階層毎に区切って管理している。
1~9階を最下層
10~19階を下層
20~29階を中層
30~39階を上層
現在の最高到達階層は37階層らしい。
40階層まで到達したら、それより上はきっと最上層とでも呼ばれるのだろう。
俺たちはその後しばらく、階層間の最短距離を結ぶ青い松明を辿って移動していった。
ビッグアント、グレイウルフ、ゴブリン、オーク等……途中で何度かモンスターとの戦闘も発生したが、いつも通り問題なく倒していく。
俺がこのPTでポーターのバイトを始めてからは、一度もこのPTが苦戦しているところは見たことが無いので、安全マージンを大きめにとっている、安全第一の良いPTなのだろう。
俺もいつも通り戦闘中はPTの後ろに隠れ、戦闘後は素早く素材を剥ぎ取りながらついていく。
最初にゴブリンやオークといった、人型のモンスターの素材剥ぎ取りをやったときは、夜眠れなくなったりもしたものだが……今では作業をやりながら、オークの耳をミミガーにして食べられないものかな~などと考える余裕すらある。(迷宮都市ではオークの肉は立派な食糧で、塔の周りにある露店等でも売られている)
俺も成長したもんだ……まぁ、剥ぎ取りうんぬん以前に、戦闘後のダンジョンの地面には、ジグガンドさんの斧で頭を割られたモンスターの脳漿や、エレクさんの槍に腹を切り裂かれてこぼれ出た腸が散乱していたりするのだ。
そんな場所にいるのに、グロ耐性が付かないほうがおかしいというものだろう。
そんなこんなで1時間ほど移動を続けた俺たちは、地面に空いた大きな穴の近くで休憩を取っていた。
その穴の周りには、木の杭が打ち込まれロープで繋いで柵をつくり、人が落ちないようにしてある。
この直径10mくらいの大穴、他の階層でも似たようなものを何度か見かけたことがあったのだが、19階にもあるんだな……いったい何なんだろうか?
「シーナちゃん、危ないからそんなとこに近寄っちゃだめよ。ほら、こっちに来なさい」
その大穴を覗き込んでいると、マイアさんが後から注意してくる。
「そうだぜシーナ、そんなとこに落ちたらバカのオルガみたいになっちまうぜ!」
「なに言ってんの、オルガは偉大な探索者よ! その身をもって迷宮の謎に挑んだんだから!」
ガハハと笑うジグガンドさんに、マイアさんがくってかかる。
「ハッ、身をもって自分のバカさを証明しただけだろ」
「何言ってるのよ! きっとオルガの前に行方不明扱いになった人間には、この穴を下りた人間が沢山いるに違いないわ! アンタみたいなのは真っ先に下りていきそうなんだから、もっとオルガに感謝しなさいよ」
「はぁ? そんなわけないだろ、俺がそんなバカに見えるってのか?」
「見えるわよ、バカ以外に何に見えるって言うのよ!」
二人はギャーギャーと言い合って喧嘩を始めてしまった。
移動中に喋れない反動なのか、比較的安全な休憩場所等ではいつもこんな感じで喧嘩を始める。
いちいち気にしてられない、放置しておこう。
「まったくなにやってんだか……俺たちが見張ってるからって気を抜きすぎだろ」
溜息をつきながら、槍を担いだエレクさんが近寄ってくる。
「オルガの大穴か……目的地まではもう少しって感じだな」
どうやらエレクさんも知っているらしい……オルガとは探索者の間では有名な人なのだろうか?
「あの、オルガってどういう人なんですか? この穴と関係があるみたいですけど」
「お? シーナ君はオルガの大穴の話を知らないのかい?」
「ええ、有名な探索者の方なんですか?」
「あ~……まあ、そうだね。随分昔の探索者なんだけど、シーナ君も探索者をやっていくんなら、知っておかないといけないだろうな。よし、俺が教えてあげよう」
そういってエレクさんが話し始めたオルガの昔話は、こういう内容だった……。
むかしむかし、まだ探索者のギルドが出来てすぐの頃、当時の有望PTの一人に、斥候の"オルガレフ=バルテス"という探索者がいたそうだ。
彼はとても好奇心の旺盛な探索者で、気になったことは徹底的に調べないと気が済まないという性格だった。
そんな彼があるとき、この大きな穴に目を付けた。
迷宮の各階層の中心付近にある、直径10m程度の大きな縦穴。
天井と床の両方に穴が空いているので、各階層を貫通しているようにも思えるのだが、石を投げこんでみても、いつまでたっても石が地面にぶつかる音は聞こえないのだ。
上から長いロープを垂らして下の階層の穴の場所に行ってみても、天井の穴からロープがたれてきたりはしない……どれだけ長いロープで試しても、結果は変わらなかった。
いったいこの穴の下は何処につながっているのだろうか?
一度気にし始めると、そのことしか考えられなくなってしまう男だったオルガレフは、この不思議な穴の中を直接自分で調べることにした。
調査の当日、一緒にこの穴を調べていた仲間を上の階層に残して、オルガレフはロープを使って降りていった。
最初は上の仲間の呼びかけに返事を返しながら、ロープを降りていたオルガレフだったが、しばらくすると返事をしなくなってしまった。
焦った仲間は急いでロープを引っ張り上げたのだが、ロープは途中で切れてしまっており、彼は帰ってこなかったのだという。
しかしその事件の数年後、彼が実験をおこなった階層よりもかなり上の、当時の最高到達階層でオルガレフの遺品が見つかる。
当時の探索者ギルドは、かなりの混乱がおこったらしい。
何故下の階層の穴を降りて行った彼が、当時未到達の上の階層にこれたのか……迷宮の穴は上の階層と繋がっているのだろうか? それならば、階層移動のショートカットとして有効活用出来ないだろうか?
そんなことを考えた何人もの探索者や研究者が、迷宮の穴を調べるために降りていったそうなのだが、誰一人帰ってくるひとはいなかったらしい。
何人もの探索者や研究者、奴隷等の犠牲者を出した後、ギルドはとうとうその穴について調べることを禁止した。
それ以来、この穴は"オルガレフの穴"、"オルガの大穴"などと呼ばれ、決して中に入ってはいけないとされているそうだ。
「まぁ、そんな感じの話なんだけど……未だにあの穴の謎は解かれていないってわけだな。シーナ君、絶対にあの穴を降りて行ったらダメだよ」
話し終えたエレクさんは、とても真面目な顔で俺に向かってそう言った。
誰が好き好んでそんな危ないところに行くものか。
「ま、ウチのPTは安全に気を使ってる方だから、今まではあまりこの穴の近くには近寄らなかったわけだけど、今回はここを通ったほうが近道だったんだよね。シーナ君にオルガの大穴の説明もしてなかったし、丁度良かったよ」
「ええ、今の話を知らなかったら、たいして警戒せずに穴の近くでモンスターと戦ったりしていたかもしれませんね」
「迷宮都市に住んでる人間には結構有名な話だったんで、危うく説明するのを忘れるところだったよ。シーナ君は遠くからこの都市に来たって言ってたのに、教えるのが遅くなって悪かったね」
エリクさんはそう言ってすまなそうに顔をしかめ、眉尻を下げている。
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