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8章 中年は平和を望んでみる
第79話 最強の魔導士現る!って話
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お気に入り設定ありがとうございます。
誤字訂正、ご意見ご感想などもお待ちしております。
作者の励みになります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
-------------------------------------------------------------
みんなの視線が私のギルドカードに集まる。
シュウイチ・サカイ
役職:村人 Lv.300
HP: 4246/4912 MP: 4911/5022 PW:1022 SP:1034 CL:---- HL:1430 LC: 71
特技:隠密、気配探知、鑑定眼、魔法(特)[火、水、風、土、雷、闇、聖、空、心、精、陣]、分解
ここ数日何もしていないので、当然変わっていないのだが、
私がこの世界に来て、ハッキリ言ってこんなステータスの人は他に見たことがない。
「「「「・・・・・・・・」」」」
何故かみんなが固まっている。っていうかニテも同じく固まっている。
「シュ、シュウさん。ギルドカードの改造は違法ですよ。」
リーアが少し硬い表情で私を見つめる。
「改造じゃないよ。今の私の本当のステータスだ。」
「おいおい、こりゃS級とかいうレベルじゃないぞ。そもそも300なんて数字まであったことが驚きだ。」
キジュは冷静にその数値を認識し驚いているようだ。
「私でもまだレベル68だぞ。何があったんだ。」
リースは戦闘の師匠として、私に何があったのかを知りたいらしい。
「見てもらって分かる通り、今の私のステータスははっきり言って異常かもしれない。
しかし、実際にそのステータスなのだからみんなには隠したくない。
そして、みんなに見せた理由はその今の私のステータスを上回る人がこの世界にいることを
みんなに知っていてもらいたかったからだ。」
そういって、みんなにもう一人の私がこの世界にいることを伝えた。
しかし、不安をあおるためじゃなく、約4か月先にはそのもう一人の私が多分この世界から消えることも話した。
「なるほど、じゃぁシュウはそのもう一人のシュウが消えるまで、とにかく待つつもりなんだな。」
「あぁ、もしそこで何かをやってしまったがために、もう一人の自分と戦ったり、
他の誰かに余計な迷惑をかけたりはしたくない。ただ、力が力だけに、みんなには話しておきたいと思った。
空間魔法だけではなく、もちろん土魔法も使える。あまり派手にやるつもりはないが、
このチェスターの発展のためにはできる限り協力したい。」
正直怖かった。もしここで、私が人外の力を持っていることを知って。
みんなが私から離れてしまうことが怖かった。もちろんニテも。
だから、結婚の話を先にしてしまったり、マジックバックをプレゼントしたり、
ハッキリ言って小細工かもしれないが、私はみんなから嫌われたくないと心から思っていた。
そのうえで、ニテにも心の底から一緒にいてほしいと思っている。
話さずに済ますこともできたが、話したかった。
もし、『チェスターから出ていけ!』と言われれば出ていかざるを得ない。
そうすればニテもさすがについては来れないかもしれない。
でも、仲間だから。彼らは今まで無償の信頼を私にくれたから。
だから正直に話した。素直に、できる限り誠実に。
今まで一言も発しなかったフェダが話始めた。
「シュウさんや、儂のレベルを知っておるかい?」
「えっ?いや知らない。。。というか聞いたことがない。」
「そうじゃろ、儂のレベルは121。種族はハーフドワーフじゃ。」
「「「えっ?」」」
キジュとリース、ソシアセシア以外のメンバーは驚いている。
もしかしたら、キジュ達は知っていたのかもしれない。
というか121って。めっちゃ強いじゃん!
この村最強は勝手にリースかキジュだと思っていた。
「儂はな、みんなよりもちぃーーとばかし寿命が長い。
キジュとリースの親たちと一緒にこのチェスターに来た。
まだキジュ達が小さなころは儂等がダンジョンの管理を行っていた。
仮に強い力があったとしても、要はその人となりじゃ。
儂はあんたを信用しとるよ。」
しかし、このチェスター開拓民のメンバーで創成期メンバーが残っているとは思わなかった。
ソシアとセシアそしてキジュやリースは第2世代。
そのことは以前キジュから教えてもらったので知っていた。
フェダはいつもみんなと共にいて、必要な道具などを作り出してくれていた。
隠居とまではいかないが、今では鍛冶ギルドも束ねてくれている。
フェダの言葉に涙が出た。怖かった気持ちがすぅーーっと晴れた気がした。
ただ一言。『俺まだこの町にいてもいいの?』心の声が口から出てしまった。
フェダは大きく一つ。首を縦に振ってくれた。
それに合わせて、キジュやリース、ソシア・セシアも承諾のサインを送ってくれた。
私の横ではニテが優しく微笑んで、私の手を握ってくれていた。
「なんだーそんな事かよ、水臭いぜシュウさん、あっじゃなかった父さん。」
カリテが少し目をウルウルさせながら話しかけてくれた。
こいつも案外涙もろかったようだ。
リースとウリテは正直よくわかっていないようだが、
何となくその場の雰囲気で、和やかになっている。
「しかしまぁなんだな。シュウ、もう一緒にレベル上げとかいう感じじゃなくなってしまったな。」
リースは少し悲しそうに私の方を見つめていた。
「いや、もちろんダンジョンの踏破なんかなら是非一緒に行きたいし、
ただ単純にステータスだけあっても勝てるとは限らない。」
慌てて私はリースにフォローを入れたが、リースは『そっかんじゃまた一緒に潜ろうな!』と笑ってくれた。
かくして、チェスターの街にひそかにではあるが最強の魔導士の存在が誕生した。
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みんなの視線が私のギルドカードに集まる。
シュウイチ・サカイ
役職:村人 Lv.300
HP: 4246/4912 MP: 4911/5022 PW:1022 SP:1034 CL:---- HL:1430 LC: 71
特技:隠密、気配探知、鑑定眼、魔法(特)[火、水、風、土、雷、闇、聖、空、心、精、陣]、分解
ここ数日何もしていないので、当然変わっていないのだが、
私がこの世界に来て、ハッキリ言ってこんなステータスの人は他に見たことがない。
「「「「・・・・・・・・」」」」
何故かみんなが固まっている。っていうかニテも同じく固まっている。
「シュ、シュウさん。ギルドカードの改造は違法ですよ。」
リーアが少し硬い表情で私を見つめる。
「改造じゃないよ。今の私の本当のステータスだ。」
「おいおい、こりゃS級とかいうレベルじゃないぞ。そもそも300なんて数字まであったことが驚きだ。」
キジュは冷静にその数値を認識し驚いているようだ。
「私でもまだレベル68だぞ。何があったんだ。」
リースは戦闘の師匠として、私に何があったのかを知りたいらしい。
「見てもらって分かる通り、今の私のステータスははっきり言って異常かもしれない。
しかし、実際にそのステータスなのだからみんなには隠したくない。
そして、みんなに見せた理由はその今の私のステータスを上回る人がこの世界にいることを
みんなに知っていてもらいたかったからだ。」
そういって、みんなにもう一人の私がこの世界にいることを伝えた。
しかし、不安をあおるためじゃなく、約4か月先にはそのもう一人の私が多分この世界から消えることも話した。
「なるほど、じゃぁシュウはそのもう一人のシュウが消えるまで、とにかく待つつもりなんだな。」
「あぁ、もしそこで何かをやってしまったがために、もう一人の自分と戦ったり、
他の誰かに余計な迷惑をかけたりはしたくない。ただ、力が力だけに、みんなには話しておきたいと思った。
空間魔法だけではなく、もちろん土魔法も使える。あまり派手にやるつもりはないが、
このチェスターの発展のためにはできる限り協力したい。」
正直怖かった。もしここで、私が人外の力を持っていることを知って。
みんなが私から離れてしまうことが怖かった。もちろんニテも。
だから、結婚の話を先にしてしまったり、マジックバックをプレゼントしたり、
ハッキリ言って小細工かもしれないが、私はみんなから嫌われたくないと心から思っていた。
そのうえで、ニテにも心の底から一緒にいてほしいと思っている。
話さずに済ますこともできたが、話したかった。
もし、『チェスターから出ていけ!』と言われれば出ていかざるを得ない。
そうすればニテもさすがについては来れないかもしれない。
でも、仲間だから。彼らは今まで無償の信頼を私にくれたから。
だから正直に話した。素直に、できる限り誠実に。
今まで一言も発しなかったフェダが話始めた。
「シュウさんや、儂のレベルを知っておるかい?」
「えっ?いや知らない。。。というか聞いたことがない。」
「そうじゃろ、儂のレベルは121。種族はハーフドワーフじゃ。」
「「「えっ?」」」
キジュとリース、ソシアセシア以外のメンバーは驚いている。
もしかしたら、キジュ達は知っていたのかもしれない。
というか121って。めっちゃ強いじゃん!
この村最強は勝手にリースかキジュだと思っていた。
「儂はな、みんなよりもちぃーーとばかし寿命が長い。
キジュとリースの親たちと一緒にこのチェスターに来た。
まだキジュ達が小さなころは儂等がダンジョンの管理を行っていた。
仮に強い力があったとしても、要はその人となりじゃ。
儂はあんたを信用しとるよ。」
しかし、このチェスター開拓民のメンバーで創成期メンバーが残っているとは思わなかった。
ソシアとセシアそしてキジュやリースは第2世代。
そのことは以前キジュから教えてもらったので知っていた。
フェダはいつもみんなと共にいて、必要な道具などを作り出してくれていた。
隠居とまではいかないが、今では鍛冶ギルドも束ねてくれている。
フェダの言葉に涙が出た。怖かった気持ちがすぅーーっと晴れた気がした。
ただ一言。『俺まだこの町にいてもいいの?』心の声が口から出てしまった。
フェダは大きく一つ。首を縦に振ってくれた。
それに合わせて、キジュやリース、ソシア・セシアも承諾のサインを送ってくれた。
私の横ではニテが優しく微笑んで、私の手を握ってくれていた。
「なんだーそんな事かよ、水臭いぜシュウさん、あっじゃなかった父さん。」
カリテが少し目をウルウルさせながら話しかけてくれた。
こいつも案外涙もろかったようだ。
リースとウリテは正直よくわかっていないようだが、
何となくその場の雰囲気で、和やかになっている。
「しかしまぁなんだな。シュウ、もう一緒にレベル上げとかいう感じじゃなくなってしまったな。」
リースは少し悲しそうに私の方を見つめていた。
「いや、もちろんダンジョンの踏破なんかなら是非一緒に行きたいし、
ただ単純にステータスだけあっても勝てるとは限らない。」
慌てて私はリースにフォローを入れたが、リースは『そっかんじゃまた一緒に潜ろうな!』と笑ってくれた。
かくして、チェスターの街にひそかにではあるが最強の魔導士の存在が誕生した。
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