折り紙を操る能力

僧侶A

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折り紙を操る能力

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折り紙。小学校の時などに折り鶴や紙飛行機を作った人も多いことだろう。大体の人間はそれと後1、2種類くらい折ったくらいなのだろうか。

俺もそんな所の人間だった。実際そんなに好きだったとか思い入れがあったとかではない。

そんな俺を今は後悔している。

まさか大人になってから本格的に折り紙をすることになるとは。

俺は今異世界に来ている。なんでかは分からないが異世界だ。この世界はゴブリンやスライムといった魔獣がそこら中に蔓延っているらしい。

人々はそんな魔獣を狩る職業であるハンターの人々にモンスターを狩ってもらうことで安全な街を作っているらしい。

とは言ってもハンターには成人さえしていれば誰でもなれる職業らしいが。

俺は地球から来たためにこの世界に当てなんてあるわけもない。だから俺はハンターとしてひとまずは金を稼ぐことになった。

とは言っても俺は戦ったことなんてなかった。だからやっていけるか不安だった。

そう思ったらこの世の全ての人間には何かしらのスキルが最低一つ存在しているらしい。剣術や話術など様々な種類があるとのこと。

そんな俺にも何か無いかなと確かめて貰ったところ、『折り紙』というスキルがあるらしい。

ひとまずスキルを使ってみた。すると一枚の正方形の紙、つまりよくある折り紙が手元に現れた。

何をすれば良いのか分からないが、ひとまず紙飛行機を作って軽く飛ばしてみた。すると、紙飛行機は本当の飛行機のように飛んで行った。地面に衝突した後爆発した。

このスキルは折り紙で作った作品が本物のように動く物のようであった。

俺は少し準備をしてから狩りにいくことにした。

準備も終わりゴブリンを狩りに行った。街から出て少し歩くと、案外すぐに見つかった。

俺はあらかじめ準備しておいた紙手裏剣を投げる。ゴブリンは色んな方向に向けて飛ばされた紙手裏剣の前に逃げ道を失い、当たった。とは言っても大したダメージが無いらしく、そのまま俺に向かって突っ込んでくる。

俺はそれに対して紙飛行機を飛ばした。ゴブリン向かって一直線に飛んで行き、爆発した。

これにはたまらず結構なダメージを負ったようだった。俺はその隙を逃さず最終兵器を装備してゴブリンの顔面に攻撃した。

その武器はゴブリンの心臓の方へ突き進み、心臓を飲み込んだ。

心臓を失ったゴブリンはそのまま息の根が止まった。

思っていたよりもこの武器は強かった。

その名は『ぱっくんちょ』

子どもが作って遊ぶやつである。名前も可愛らしいものだ。しかし武器となるとおぞましい。全て関係なく飲み込んでしまう悪魔の武器だった。かなり密着しなければ当たらないが当たれば最強の武器だった。

俺は無事ゴブリンを倒し報告をして報酬を得た。

この戦いで俺は異世界でもやっていけると確信した。

切り札の『ぱっくんちょ』と共に異世界で活躍していくのだ。
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