18 / 40
告げられる夏
二人の関係
しおりを挟む
のぞみに余命のことを告げられてから3日後、俺は再びのぞみの病室を訪れていた。自分の体質について話すためだ。本当は翌日にでも来たかったのだが、バイトの都合もあって今日になってしまった。
「おはよう」
「おはよ、冬くん! どうぞ、入って」
緊張しつつドアを開けると、のぞみは笑顔で迎え入れてくれた。この間よりは顔色も悪くなくて安心する。俺は慣れた感じで中に入り、ベッド横の椅子に腰掛けた。
「こないだは急に帰ってごめん。今日は俺の体質について話そうと思って来たんだ」
「冬くんの体質?」
「俺、人とは違う体質でな。春頃に入院してたのもそれが原因なんだけど」
そう前置きをし、話し出す。冬になると眠ってしまうこと。冬の間は眠り続け、春になると目が覚めること。原因は分かっていないこと。全て話した。話すことに怖さはあった。拒絶されるんじゃないかとも思った。だが、のぞみなら受け入れてくれると心のどこかでは信じていた。
話している間、のぞみは何も言わなかった。俺の話にただ相槌を打つだけ。顔は見るからに真剣で、どこか寂しげなようにも思えた。
「……そうだったんだ」
話し終えると、のぞみは小さな声でそう言った。いつもより若干暗い声。駄目かもしれない。そう思ってしまった。のぞみが次の言葉を発しようと口を開く。拒絶の言葉なら聞きたくなかった。
「だから冬くん、高校通ってないんだね」
「……は?」
覚悟していたのと全く違う言葉が来て、キョトンとしてしまう。のぞみの言ってることは正しいのだが、このタイミングでそこを気にされるとは思わなかった。俺が高校に通っていない理由をずっと気にしていたのだろうか。
「そう、だけど。え、それだけ?」
あまりにも拍子抜けして、逆にこっちからそう聞いてしまった。だって、普通はもっと同情したりとか、ひいたりとかするものだろう。
「うん。えっと、むしろ他に何かある?」
「可哀想だね、とか、何それ気持ち悪い、とか」
俺が言ったことにのぞみは少し驚いて、それから吹き出した。
「えー、何それ! そんなの思うわけないじゃん」
くすくす笑いながらそう言う。俺はもうキョトンを通り越して、開いた口が塞がらない状態だった。
「可哀想って、私も重い病気だし、どっちもどっちじゃない? それに、気持ち悪いなんて、子供じゃないんだから。世界には色々な人がいるって分かってたら、そんな感想出ないよ」
堂々と言い切ったのぞみは凛としていた。真っ直ぐに俺を見つめる目が、いつもより力強い。
「かっけーな」
俺は意図せず呟いた。女の子にかっこいいという感想を持ったのは、初めてだった。
「そうかな? えへへ、なんか照れちゃう」
そう少し恥ずかしそうにしている彼女のことが、改めて好きだと実感する。しかし、それと同時に惜しくなった。のぞみを失うことが、とてつもなく嫌だと思った。俺がどう思ったって、変えられることではないけれど。
「俺のこの話聞いてそんな反応した人は、のぞみが二人目だよ」
暗い気持ちを隠すように微笑んで言う。限られた時間を暗いまま過ごすことほど嫌なことはない。
「それ、一人目は正晴くん?」
「え、なんで分かんの?」
「だって冬くんって、正晴くん以外の友達いないでしょ」
「待ってその言葉辛い」
「あはは、私なんか友達いないけどね」
「はは、じゃあ同類じゃねーか」
この数日で、俺たちはお互いのことをもっと知った。お互いの辛い部分を目の当たりにした。それでも今、俺たちは笑い合えている。そのことがとても嬉しくて、幸せだと感じた。のぞみと出会えてよかった。何回そう思えば気が済むのだろう。自分でも少し呆れる。だが、そう思わずにはいられなかった。
「……あれ? じゃあ、私たちの関係ってなんだろう?」
少し経って、可愛い顔で笑っていたのぞみがハッとしたように言った。そう聞かれると返事に困ってしまう。他人から見たら多分友達だ。しかし、本当にそれが正しいのかは分からない。友達の定義なんて曖昧なものだし、恋愛的な好意を抱いている相手を果たして友達と呼んでいいものなのだろうか。
「うーん、仲良しだけど友達っていうのとはちょっと違う気がするよね」
「そ、そうだな」
ちょうど思っていたことを言われて焦ってしまう。心でも読まれたのだろうか。
「冬くん的にはどう思う?」
迷っていた俺は、小首を傾げて聞かれても、なかなか答えられなかった。「知り合い」で済ませるには近すぎる距離で、「友達」とは少し違って、「恋人」なんて思い上がりも甚だしくて。俺にとっては「片想いの相手」だけど、きっとそれだけじゃないし、それじゃ俺たちの関係性を示したとは言いきれないだろう。
「まあでも、そんなのどうでもいっか!」
俺が考え込み始めると、のぞみは笑ってそう言った。
「私と冬くんがこうやって会えてれば、どんな関係かなんて別に関係ないよね」
「……ああ、そうだな」
嬉しかった。 そう言ってくれることが。 そう思ってくれることが。「友達」が「友達」でなくなることを俺は何度も経験してきた。関係なんて、いつだってすぐに変わってしまう。そんな不確かなものに名前をつけるくらいなら、最初からない方が気楽でむしろ安心できる。のぞみが俺と同じことを考えて言ったのかは分からない。それでもよかった。好きな子と出した結論が同じだった。それだけで十分嬉しい。もう完璧に惚れてるんだな、なんて今更ながらに思い知らされた。
それからはいつも通り他愛のない話をした。話して、聞いて、笑って。楽しかった。でもそれと同時に胸の奥が痛かった。いつまでもこの時が続いたらいいのに、なんてことを考えてしまう。運命には抗えないということをよく知っているだけに尚更辛かった。
「またね」
帰り際、病室を出ていく俺にのぞみがそう言った。顔には満面の笑みをたたえている。果たして俺はあと何度彼女の笑顔を見られるのだろうか。そんなこと考えたくはないのに、つい考えてしまう。勝手に苦しくなって涙が出てきそうになる自分が嫌だ。
「またな、のぞみ」
それでも笑って言う。彼女が受け入れてくれた日を涙で終わらせたくなかった。閉まっていくドアの向こうで、のぞみが髪を耳にかける。その仕草は、苦しいときに出るのぞみの癖なんじゃないかと気づいた。自然と胸の痛みは激しくなっていた。
痛い胸と溢れそうになる涙を我慢して、家まで急いで帰った。家に着くと、リビングにいた母さんが何か言ってきたが耳に入らない。一人になりたくて、ただ一目散に自分の部屋に向かった。部屋に入り、俺は思いきりドアを閉めた。もう抑えはきかなかった。涙がどんどん溢れてくる。痛くて、苦しくて、辛くて。崩れ落ちるようにベッドに倒れ込むと、シーツはすぐに濡れ始めた。静かな部屋に、くぐもった嗚咽と鼻をすする音だけが響く。
どうしてのぞみじゃなきゃいけなかったんだ。そう思った。自分勝手で、無責任だけど、他の誰かがよかった。俺とは関係のない誰かに代わってほしかった。世界は理不尽だ。自分が苦しいときでも笑顔を見せるほど優しくて健気な子が、病気で二十歳にもなれずに死ぬなんておかしい。でも、本当はそんなこと今更だった。そんな人はたくさんいる。いい人だから長生きなわけじゃない。いい人だから病気にならないわけじゃない。それが現実だということは昔から知っていた。
拭わないからかシーツにできた染みはどんどん広がっていく。ここまでひどく泣いたのは何年ぶりだろうか。どれだけ泣いても、胸に広がる痛みはとれない。
「んっ……」
気がつけば朝になっていた。どうやら泣きながら寝てしまったらしい。頭が痛むし、目元は腫れぼったい。カーテンの隙間からは眩しい日差しが入ってきている。晴れの日は嫌いじゃないが、暗い気持ちの中では当てつけのようにしか感じなかった。
「冬、おはよう。朝ごはんできてるよ」
リビングでは母さんがいつものように声をかけてきた。聞きたいことは色々あるだろうに、何も聞いてこないあたり流石母親だと思う。そんな母さんのささやかな優しさに心が少し温まった。今日はこれから喫茶店でのバイトがある。いくら辛いことがあったからといって、それを仕事にまで引きずるわけにはいかない。俺はパンッと顔を叩いて、朝飯を食べ始めた。
バイトに行くために外へ出ると、ものすごく暑かった。蝉の声がそこらじゅうから聞こえて、いかにも夏という感じがした。歩きながらこの夏のことを思い出す。のぞみとの最初で最後の夏。二人で出かけたり、お見舞いに行っていろんな話をしたり、余命について告げられたり、体質について話したり。短いようで長くて、でも長いようで短い夏。今までで一番充実していた夏だったという気がする。秋になったらもう冬までは3ヶ月しかない。これからをどうやって過ごせるか、どうやって過ごしたいか、改めて考え直す必要があった。
「おはよう」
「おはよ、冬くん! どうぞ、入って」
緊張しつつドアを開けると、のぞみは笑顔で迎え入れてくれた。この間よりは顔色も悪くなくて安心する。俺は慣れた感じで中に入り、ベッド横の椅子に腰掛けた。
「こないだは急に帰ってごめん。今日は俺の体質について話そうと思って来たんだ」
「冬くんの体質?」
「俺、人とは違う体質でな。春頃に入院してたのもそれが原因なんだけど」
そう前置きをし、話し出す。冬になると眠ってしまうこと。冬の間は眠り続け、春になると目が覚めること。原因は分かっていないこと。全て話した。話すことに怖さはあった。拒絶されるんじゃないかとも思った。だが、のぞみなら受け入れてくれると心のどこかでは信じていた。
話している間、のぞみは何も言わなかった。俺の話にただ相槌を打つだけ。顔は見るからに真剣で、どこか寂しげなようにも思えた。
「……そうだったんだ」
話し終えると、のぞみは小さな声でそう言った。いつもより若干暗い声。駄目かもしれない。そう思ってしまった。のぞみが次の言葉を発しようと口を開く。拒絶の言葉なら聞きたくなかった。
「だから冬くん、高校通ってないんだね」
「……は?」
覚悟していたのと全く違う言葉が来て、キョトンとしてしまう。のぞみの言ってることは正しいのだが、このタイミングでそこを気にされるとは思わなかった。俺が高校に通っていない理由をずっと気にしていたのだろうか。
「そう、だけど。え、それだけ?」
あまりにも拍子抜けして、逆にこっちからそう聞いてしまった。だって、普通はもっと同情したりとか、ひいたりとかするものだろう。
「うん。えっと、むしろ他に何かある?」
「可哀想だね、とか、何それ気持ち悪い、とか」
俺が言ったことにのぞみは少し驚いて、それから吹き出した。
「えー、何それ! そんなの思うわけないじゃん」
くすくす笑いながらそう言う。俺はもうキョトンを通り越して、開いた口が塞がらない状態だった。
「可哀想って、私も重い病気だし、どっちもどっちじゃない? それに、気持ち悪いなんて、子供じゃないんだから。世界には色々な人がいるって分かってたら、そんな感想出ないよ」
堂々と言い切ったのぞみは凛としていた。真っ直ぐに俺を見つめる目が、いつもより力強い。
「かっけーな」
俺は意図せず呟いた。女の子にかっこいいという感想を持ったのは、初めてだった。
「そうかな? えへへ、なんか照れちゃう」
そう少し恥ずかしそうにしている彼女のことが、改めて好きだと実感する。しかし、それと同時に惜しくなった。のぞみを失うことが、とてつもなく嫌だと思った。俺がどう思ったって、変えられることではないけれど。
「俺のこの話聞いてそんな反応した人は、のぞみが二人目だよ」
暗い気持ちを隠すように微笑んで言う。限られた時間を暗いまま過ごすことほど嫌なことはない。
「それ、一人目は正晴くん?」
「え、なんで分かんの?」
「だって冬くんって、正晴くん以外の友達いないでしょ」
「待ってその言葉辛い」
「あはは、私なんか友達いないけどね」
「はは、じゃあ同類じゃねーか」
この数日で、俺たちはお互いのことをもっと知った。お互いの辛い部分を目の当たりにした。それでも今、俺たちは笑い合えている。そのことがとても嬉しくて、幸せだと感じた。のぞみと出会えてよかった。何回そう思えば気が済むのだろう。自分でも少し呆れる。だが、そう思わずにはいられなかった。
「……あれ? じゃあ、私たちの関係ってなんだろう?」
少し経って、可愛い顔で笑っていたのぞみがハッとしたように言った。そう聞かれると返事に困ってしまう。他人から見たら多分友達だ。しかし、本当にそれが正しいのかは分からない。友達の定義なんて曖昧なものだし、恋愛的な好意を抱いている相手を果たして友達と呼んでいいものなのだろうか。
「うーん、仲良しだけど友達っていうのとはちょっと違う気がするよね」
「そ、そうだな」
ちょうど思っていたことを言われて焦ってしまう。心でも読まれたのだろうか。
「冬くん的にはどう思う?」
迷っていた俺は、小首を傾げて聞かれても、なかなか答えられなかった。「知り合い」で済ませるには近すぎる距離で、「友達」とは少し違って、「恋人」なんて思い上がりも甚だしくて。俺にとっては「片想いの相手」だけど、きっとそれだけじゃないし、それじゃ俺たちの関係性を示したとは言いきれないだろう。
「まあでも、そんなのどうでもいっか!」
俺が考え込み始めると、のぞみは笑ってそう言った。
「私と冬くんがこうやって会えてれば、どんな関係かなんて別に関係ないよね」
「……ああ、そうだな」
嬉しかった。 そう言ってくれることが。 そう思ってくれることが。「友達」が「友達」でなくなることを俺は何度も経験してきた。関係なんて、いつだってすぐに変わってしまう。そんな不確かなものに名前をつけるくらいなら、最初からない方が気楽でむしろ安心できる。のぞみが俺と同じことを考えて言ったのかは分からない。それでもよかった。好きな子と出した結論が同じだった。それだけで十分嬉しい。もう完璧に惚れてるんだな、なんて今更ながらに思い知らされた。
それからはいつも通り他愛のない話をした。話して、聞いて、笑って。楽しかった。でもそれと同時に胸の奥が痛かった。いつまでもこの時が続いたらいいのに、なんてことを考えてしまう。運命には抗えないということをよく知っているだけに尚更辛かった。
「またね」
帰り際、病室を出ていく俺にのぞみがそう言った。顔には満面の笑みをたたえている。果たして俺はあと何度彼女の笑顔を見られるのだろうか。そんなこと考えたくはないのに、つい考えてしまう。勝手に苦しくなって涙が出てきそうになる自分が嫌だ。
「またな、のぞみ」
それでも笑って言う。彼女が受け入れてくれた日を涙で終わらせたくなかった。閉まっていくドアの向こうで、のぞみが髪を耳にかける。その仕草は、苦しいときに出るのぞみの癖なんじゃないかと気づいた。自然と胸の痛みは激しくなっていた。
痛い胸と溢れそうになる涙を我慢して、家まで急いで帰った。家に着くと、リビングにいた母さんが何か言ってきたが耳に入らない。一人になりたくて、ただ一目散に自分の部屋に向かった。部屋に入り、俺は思いきりドアを閉めた。もう抑えはきかなかった。涙がどんどん溢れてくる。痛くて、苦しくて、辛くて。崩れ落ちるようにベッドに倒れ込むと、シーツはすぐに濡れ始めた。静かな部屋に、くぐもった嗚咽と鼻をすする音だけが響く。
どうしてのぞみじゃなきゃいけなかったんだ。そう思った。自分勝手で、無責任だけど、他の誰かがよかった。俺とは関係のない誰かに代わってほしかった。世界は理不尽だ。自分が苦しいときでも笑顔を見せるほど優しくて健気な子が、病気で二十歳にもなれずに死ぬなんておかしい。でも、本当はそんなこと今更だった。そんな人はたくさんいる。いい人だから長生きなわけじゃない。いい人だから病気にならないわけじゃない。それが現実だということは昔から知っていた。
拭わないからかシーツにできた染みはどんどん広がっていく。ここまでひどく泣いたのは何年ぶりだろうか。どれだけ泣いても、胸に広がる痛みはとれない。
「んっ……」
気がつけば朝になっていた。どうやら泣きながら寝てしまったらしい。頭が痛むし、目元は腫れぼったい。カーテンの隙間からは眩しい日差しが入ってきている。晴れの日は嫌いじゃないが、暗い気持ちの中では当てつけのようにしか感じなかった。
「冬、おはよう。朝ごはんできてるよ」
リビングでは母さんがいつものように声をかけてきた。聞きたいことは色々あるだろうに、何も聞いてこないあたり流石母親だと思う。そんな母さんのささやかな優しさに心が少し温まった。今日はこれから喫茶店でのバイトがある。いくら辛いことがあったからといって、それを仕事にまで引きずるわけにはいかない。俺はパンッと顔を叩いて、朝飯を食べ始めた。
バイトに行くために外へ出ると、ものすごく暑かった。蝉の声がそこらじゅうから聞こえて、いかにも夏という感じがした。歩きながらこの夏のことを思い出す。のぞみとの最初で最後の夏。二人で出かけたり、お見舞いに行っていろんな話をしたり、余命について告げられたり、体質について話したり。短いようで長くて、でも長いようで短い夏。今までで一番充実していた夏だったという気がする。秋になったらもう冬までは3ヶ月しかない。これからをどうやって過ごせるか、どうやって過ごしたいか、改めて考え直す必要があった。
0
あなたにおすすめの小説
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
☘ 注意する都度何もない考え過ぎだと言い張る夫、なのに結局薬局疚しさ満杯だったじゃんか~ Bakayarou-
設楽理沙
ライト文芸
☘ 2025.12.18 文字数 70,089 累計ポイント 677,945 pt
夫が同じ社内の女性と度々仕事絡みで一緒に外回りや
出張に行くようになって……あまりいい気はしないから
やめてほしいってお願いしたのに、何度も……。❀
気にし過ぎだと一笑に伏された。
それなのに蓋を開けてみれば、何のことはない
言わんこっちゃないという結果になっていて
私は逃走したよ……。
あぁ~あたし、どうなっちゃうのかしらン?
ぜんぜん明るい未来が見えないよ。。・゜・(ノε`)・゜・。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
初回公開日時 2019.01.25 22:29
初回完結日時 2019.08.16 21:21
再連載 2024.6.26~2024.7.31 完結
❦イラストは有償画像になります。
2024.7 加筆修正(eb)したものを再掲載
時間を止めて ~忘れられない元カレは完璧な容姿と天性の才能を持つ世界一残酷な人でした 【完結】
remo
恋愛
どんなに好きになっても、彼は絶対に私を愛さない。
佐倉ここ。
玩具メーカーで働く24歳のOL。
鬼上司・高野雅(がく)に叱責されながら仕事に奔走する中、忘れられない元カレ・常盤千晃(ちあき)に再会。
完璧な容姿と天性の才能を持つ世界一残酷な彼には、悲しい秘密があった。
【完結】ありがとうございました‼
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
✿ 私は夫のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
設楽理沙
ライト文芸
累計ポイント110万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
結婚前から他の女性と付き合っていたんだって。
それならそうと、ちゃんと話してくれていれば、結婚なんて
しなかった。
呆れた私はすぐに家を出て自立の道を探すことにした。
それなのに、私と別れたくないなんて信じられない
世迷言を言ってくる夫。
だめだめ、信用できないからね~。
さようなら。
*******.✿..✿.*******
◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる