93 / 136
第二章
三十一話
しおりを挟む
「なっ……」
手を誘導され、それに触れた途端に、ベルは顔を真っ赤に染め上げた。
(じゃ、じゃあ私は……)
アルブスとキスを交わしながら、ずっとアルブスの陰茎を触っていたということになる。この世界にきて、三人とセックスをした回数は両手の指では数えきれないほどある。どうしてもベルの性格上、この分野に関しては奥手で、ほぼ三人に任せきりだった。ベルから進んで陰茎を握るという行動自体が、まずありえない。
「ま、積極的なお嬢、俺は好きだけどな?」
そんなベルの性格を察してか、耳まで赤くなっているベルの耳元で、アーテルがそう囁いてくる。
「あ、アーテの意地悪!!」
「そんな潤んだ瞳も可愛い」
アーテルは、ベルが顔を向けたと同時に舌を絡ませるキスをしてきた。自身の尻尾をベルの太ももに絡ませ、つつ、となぞってくる。
「ん……」
初めて耳や尻尾を出して行うセックスのはずなのに、器用に尻尾を使ってベルから甘い声を出させる。尻尾はやがてベルの秘所をノックし始めた。
今日のベルの寝間着は、ワンピースタイプのもの。薄くピンクがかった可愛らしいものだ。だからアーテルの尻尾を阻むものは、下着以外なにもない。
指の腹で触られる感覚とはまた違う感覚に、声を上げずにはいられなかった。
「お嬢、俺のことも忘れないでくれよ」
アーテルとのキスや尻尾に思考を囚われていると、首筋をかぷりと噛みつかれてしまった。ちり、と小さな痛みが首筋から伝わってくる。キスマークをつけたのだろう。それを自身の目できちんとついたことを確認したアルブスは、嬉しそうに笑みを浮かべていた。
アルブスの尻尾もワンピースの中に潜り込み、アーテルと同じように下着越しに秘所を撫でてくる。二人同時に、予想のつかない撫でられ方をしたら、もどかしさも二倍になる。
「やぁ、ん……ふ」
気持ちよくても、布越しではどうしてもイくところまで辿り着かない。イきたいのに、イけない。そんなもどかしさのせいで、自然と涙が零れ落ちる。
「んぅ、あぁ、もう、イきた……」
知らずのうちに、ベルの腰は揺れていた。
「お嬢、腰揺れてる」
「どっちのが欲しいんだ?」
どちらかなんて、ベルが選べるはずがなかった。
両方とも欲しい。けれど二本同時になんて入るはずがない。ベルは喘ぎ声を上げながらも、思考が上手くまとまらない頭を必死に動かす。そんなベルの姿を見て、二人は顔を見合わせるなりくすりと笑いあっていた。
「今日は、俺からな」
どうやら、最初から挿れる順番は決まっていたようだ。
アルブスはズボンの前をくつろげると、すでに硬くなりつつある陰茎を取り出した。
「でも、ナカを柔らかくするのは俺だから」
アーテルはベルを軽々と抱き上げると、胡坐をかいた足の上にベルを乗せた。その際に手際よく下着を脱がせ、自身の指と尻尾を使って、巧みにベルのナカを蹂躙してくる。
「ぁん、ああふ、ん」
「尻尾気持ちよかった? なら、尻尾もナカに挿れてもっと気持ちよくしてやるよ」
指を二つ使って、秘所の入り口を開き、尻尾が堂々と侵入を果たす。指よりも太いが、陰茎よりは細い。そんな中間地点の尻尾は、指よりも陰茎よりも柔軟に動き、奥まで挿ってくる。ベルよりもベルの秘所のナカを熟知しているアルブスは、ベルのイいところを重点的に攻めてきた。しかしあと少しでイくというところで、攻めるのをやめてしまう。
「なん、で……」
「だって、お嬢ここでイっちゃうと体力持たないだろ?」
「でも」
「大丈夫、すぐにアルブスがイかせてくれるから」
アーテルが尻尾をずるりと抜き、すぐに別にモノが挿ってきた。
アルブスがベルのナカをならしている間に、アーテルもしっかりと準備をしていたのだろう。挿入された陰茎は、先程見たときよりも太くなって、ベルのナカに侵入をしてきた。
背後にアーテル、目の前にアルブス。双子の兄弟に挟まれてのセックスは、どこかいけない匂いがする。この世界では一妻多夫制が認められているから、別にやましいことをしているわけでもないのに、日本で生まれ育ったベルはその背徳感にたまに襲われる。けれど襲われるのは一瞬だけ。挿れられたあとは、全てを忘れてしまう。
「ああっん、ふっ、んぁ」
指や尻尾では到底及ばない質感に、声を上げずにはいられなかった。
手を誘導され、それに触れた途端に、ベルは顔を真っ赤に染め上げた。
(じゃ、じゃあ私は……)
アルブスとキスを交わしながら、ずっとアルブスの陰茎を触っていたということになる。この世界にきて、三人とセックスをした回数は両手の指では数えきれないほどある。どうしてもベルの性格上、この分野に関しては奥手で、ほぼ三人に任せきりだった。ベルから進んで陰茎を握るという行動自体が、まずありえない。
「ま、積極的なお嬢、俺は好きだけどな?」
そんなベルの性格を察してか、耳まで赤くなっているベルの耳元で、アーテルがそう囁いてくる。
「あ、アーテの意地悪!!」
「そんな潤んだ瞳も可愛い」
アーテルは、ベルが顔を向けたと同時に舌を絡ませるキスをしてきた。自身の尻尾をベルの太ももに絡ませ、つつ、となぞってくる。
「ん……」
初めて耳や尻尾を出して行うセックスのはずなのに、器用に尻尾を使ってベルから甘い声を出させる。尻尾はやがてベルの秘所をノックし始めた。
今日のベルの寝間着は、ワンピースタイプのもの。薄くピンクがかった可愛らしいものだ。だからアーテルの尻尾を阻むものは、下着以外なにもない。
指の腹で触られる感覚とはまた違う感覚に、声を上げずにはいられなかった。
「お嬢、俺のことも忘れないでくれよ」
アーテルとのキスや尻尾に思考を囚われていると、首筋をかぷりと噛みつかれてしまった。ちり、と小さな痛みが首筋から伝わってくる。キスマークをつけたのだろう。それを自身の目できちんとついたことを確認したアルブスは、嬉しそうに笑みを浮かべていた。
アルブスの尻尾もワンピースの中に潜り込み、アーテルと同じように下着越しに秘所を撫でてくる。二人同時に、予想のつかない撫でられ方をしたら、もどかしさも二倍になる。
「やぁ、ん……ふ」
気持ちよくても、布越しではどうしてもイくところまで辿り着かない。イきたいのに、イけない。そんなもどかしさのせいで、自然と涙が零れ落ちる。
「んぅ、あぁ、もう、イきた……」
知らずのうちに、ベルの腰は揺れていた。
「お嬢、腰揺れてる」
「どっちのが欲しいんだ?」
どちらかなんて、ベルが選べるはずがなかった。
両方とも欲しい。けれど二本同時になんて入るはずがない。ベルは喘ぎ声を上げながらも、思考が上手くまとまらない頭を必死に動かす。そんなベルの姿を見て、二人は顔を見合わせるなりくすりと笑いあっていた。
「今日は、俺からな」
どうやら、最初から挿れる順番は決まっていたようだ。
アルブスはズボンの前をくつろげると、すでに硬くなりつつある陰茎を取り出した。
「でも、ナカを柔らかくするのは俺だから」
アーテルはベルを軽々と抱き上げると、胡坐をかいた足の上にベルを乗せた。その際に手際よく下着を脱がせ、自身の指と尻尾を使って、巧みにベルのナカを蹂躙してくる。
「ぁん、ああふ、ん」
「尻尾気持ちよかった? なら、尻尾もナカに挿れてもっと気持ちよくしてやるよ」
指を二つ使って、秘所の入り口を開き、尻尾が堂々と侵入を果たす。指よりも太いが、陰茎よりは細い。そんな中間地点の尻尾は、指よりも陰茎よりも柔軟に動き、奥まで挿ってくる。ベルよりもベルの秘所のナカを熟知しているアルブスは、ベルのイいところを重点的に攻めてきた。しかしあと少しでイくというところで、攻めるのをやめてしまう。
「なん、で……」
「だって、お嬢ここでイっちゃうと体力持たないだろ?」
「でも」
「大丈夫、すぐにアルブスがイかせてくれるから」
アーテルが尻尾をずるりと抜き、すぐに別にモノが挿ってきた。
アルブスがベルのナカをならしている間に、アーテルもしっかりと準備をしていたのだろう。挿入された陰茎は、先程見たときよりも太くなって、ベルのナカに侵入をしてきた。
背後にアーテル、目の前にアルブス。双子の兄弟に挟まれてのセックスは、どこかいけない匂いがする。この世界では一妻多夫制が認められているから、別にやましいことをしているわけでもないのに、日本で生まれ育ったベルはその背徳感にたまに襲われる。けれど襲われるのは一瞬だけ。挿れられたあとは、全てを忘れてしまう。
「ああっん、ふっ、んぁ」
指や尻尾では到底及ばない質感に、声を上げずにはいられなかった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界から来た華と守護する者
桜
恋愛
空襲から逃げ惑い、気がつくと屍の山がみえる荒れた荒野だった。
魔力の暴走を利用して戦地にいた美丈夫との出会いで人生変わりました。
ps:異世界の穴シリーズです。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件
こいなだ陽日
恋愛
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに……。しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる