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第三十一話
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そんなある日。
いつものように鍛錬をしていると、定位置にディティラスの姿がないことに気がついた。
(ようやく飽きたのかな?)
そうも思ったが、よく考えてみれば、ディティラスは魔王。忙しくないはずがない。これまでが不自然すぎるほど時間があっただけだ。ただディティラスと会話をするわけでもないのに、その姿がなくなっただけで、ぽっかりと胸に開いたような感覚に陥った。
(なんで?)
内心首を傾げる。
どちらかといえば、ディティラスを恨んでいたし、興味もさしてなかった。
(最近ライトニングにディティラスのせいではないと聞かされたから?)
いや、違うと首を振る。最初からわかっていたのだ。
戦争には多くの上級魔族が参加している。ともに上級魔族だった両親は、他の魔族と同じように戦争に参加しただけなのだ。亡くなったのは、両親の力が足りなかっただけ。ただそれだけのことなのである。けれど子どもであるリディアリアは、わかっていても誰かに罪をなすりつけないと気がすまなかった。
だからディティラスに持っていた恨みは、お門違いなのだ。
鍛錬の休憩中に汗を拭いながら、ディティラスに対する罪悪感を覚えていると、ふと目の前に影がさした。いきなりできた影の正体を見ようと顔を上げると、そこにはディティラスがいた。
「ディ、……魔王、様」
心の中ではいつもディティラスと勝手に呼び捨てにしていたため、思わず呼び捨てで呼んでしまいそうになる。それを寸前のところで止め、頭を下げた。
そんなリディアリアをどう思ったのか、ディティラスは苦笑しながらディティラスでいいといってくれた。しかしリディアリアはまだ下級魔族。魔王であるリディアリアを呼び捨てにするなんて図々しいことできるわけがない。丁重に断りを入れると、命令だといってきた。
「わかりました」
命令ならば仕方ない。そう自身に言い訳をして、了承の旨を伝える。
「頭を上げろ。そのままでは話にくい」
すると、機嫌のいい声で命令をしてきた。
「はい」
別に反抗するつもりもなかったリディアリアは、素直に頭を上げる。そこに顔は、どこか面白げなことを見つけたような表情をしていた。
休憩しているリディアリアの隣に、服が汚れることも構わず座ると、まるで友人に声をかけるように話しかけてきた。
「リディアリア、鍛錬ばかりでつまらなくはないのか? お前くらいの年頃なら、遊びたい盛りだろうに」
「いえ、これは私が望んでやっていることですので。サキュバスの私でもこうして槍を持って、戦うことができる。早く戦場へ出向くことができるのなら、私はそれで構いません」
「……そうか。ならば精進するといい」
「はい。ありがとうございます」
ディティラスが思っていた反応と違ったのだろう。リディアリアが思っていることを正直に伝えると、ディティラスはリディアリアの頭を一撫でし、その場をあとにした。
「なんだったの? 一体」
両親にしか頭を撫でられたことなかったリディアリアは、突然の行動に頬を赤らめながら首を傾げた。
それからディティラスとの会話が増えたわけでもない。廊下ですれ違えば挨拶をし、鍛錬場で視線があえば軽く会釈をしたりするくらいの関係。前よりは少しだけ近くなった気もするが、ただそれだけの関係だった。
けれど、それをよく思わない魔族も存在する。
それはディティラスの妃の座を狙う魔族だ。
最初は些細な嫌がらせだった。眉を潜めるくらいのもので、別段困ったことにもならなかった。だから放置してしまったというのもある。それがいけなかったのかもしれない。嫌がらせは徐々にエスカレートしていき、ライトニングの仕事の手伝いの邪魔や、鍛錬に使う槍を隠されたりした。自身だけなら、我慢できる。けれど他人に迷惑をかけてまでの嫌がらせはいただけなかった。
ここでライトニングや元凶であるディティラスに泣きつけば、まだ可愛げがあるのだろう。しかし残念なことに、リディアリアはそんなたまではなかった。
いつものように嫌がらせをしてくる魔族の女性を待ち伏せし、止めるように直接告げたのだ。けれどそれを聞いた魔族の女性は逆上してきた。もしかしたら言い方が悪かったのかもしれない。そう気づいたときにはすでに手遅れだった。
「なによ! ライトニング様の娘になったからって良い気にならないで!!」
「別になってないし」
「なってるじゃない!! ディティラス様とあんなに仲良くしてるじゃない!!」
「ディティラスと……?」
言われて思い返してみるが、全然思い当る節が見当たらない。他の魔族と同じように廊下で会ったら、挨拶を交わし、頭を下げて道を譲る程度。あとは勝手にディティラスがリディアリアの鍛錬を覗きにきているだけだ。
「とぼけないで! 鍛錬場でいつもいちゃいちゃしてるじゃない!!」
「いや、してないけど」
鍛錬場ではたまに会話をするくらいだし、基本はライトニングと鍛錬をしているから、ディティラスと接する機会もそれほど多くはない。しかし目の前の女性から見たら、ディティラスがわざわざリディアリアのために鍛錬場へ通っているように見えるのだろう。
(実際は勝手にきているだけなのに)
リディアリアはまだ十歳。そんな子ども相手に百を超える歳を重ねてきた魔王が、相手をするはずがない。まだ決まった相手はいないとライトニングがぼやいていたが、周囲にはいつも美女がいるのだから尚更だ。
「嘘よ!!」
女性はリディアリアを睨みつけると、手に持ったナイフでリディアリアの顔を狙ってきた。大方顔でも傷つけば、リディアリアが恐怖を覚え、ディティラスは興味をなくすとでも思ったのだろう。
(私の義父はライトニング。それくらいなら、すぐに治せるっての)
今までも鍛錬で怪我したものは、全てライトニングが跡を残さず治癒してくれたのがいい証拠だ。
リディアリアは小さくため息をつくと、ナイフを持った手に視線を集中させ、それが己にあたる瞬間に体をわずかに横へとずらした。女性がナイフを持った手に手刀を入れ、手を離したナイフを地面に落ちる前にキャッチする。そしてそのナイフを自身の得物とすると、女性の背後に回り背中に突き付けた。
数カ月前のリディアリアならこんな動きはできなかった。これもライトニングとの鍛錬の賜物といえるだろう。
「嘘じゃないといってるでしょう。私はライトニングと鍛錬しているだけだし。……もし私の言葉が信じられないのなら、そこにいる本人に聞いたらどう?」
「え……? どうして、ここに」
リディアリアが指さした先にいたのは、張本人であるディティラス。少し前から気配を感じてはいたので、この場へ出てくるタイミングを窺っていたのだろう。
「たまたま通りかかっただけだ。それより俺とリディアリアの関係だったか? 確かにお前が勘ぐるような関係ではないと断言はできるな。まあ、それでもお前より仲がいいことは確かだが」
ディティラスはリディアリアたちの元まで歩いてくると、女性の顎を持ち上げた。ディティラスの美麗な顔が女性へと近づき、女性はこの状況であるにも関わらず頬を染めていた。
赤の瞳は冷酷な色を宿しており、リディアリアが見られているわけでもないのに、鳥肌がたった。その瞳の色を女性が理解したのは、ディティラスが次の言葉を放ったときだった。
「名前は知らんが、お前を妃に選ぶことは一生ないだろう」
女性はディティラスを慕っていて、妃になりたくてリディアリアに嫉妬をした。だからこそ、この言葉を選んだのだろう。
女性はその場に座りこんでしまった。どうしたものかと考えていると、ディティラスに鍛錬場へ行く途中なのだろうと腕を引っ張られてしまう。ディティラスの言う通りだし、女性になにか言葉をかけてあげる義理もない。
リディアリアはディティラスに腕を引っ張られるがまま、その場をあとにした。
いつものように鍛錬をしていると、定位置にディティラスの姿がないことに気がついた。
(ようやく飽きたのかな?)
そうも思ったが、よく考えてみれば、ディティラスは魔王。忙しくないはずがない。これまでが不自然すぎるほど時間があっただけだ。ただディティラスと会話をするわけでもないのに、その姿がなくなっただけで、ぽっかりと胸に開いたような感覚に陥った。
(なんで?)
内心首を傾げる。
どちらかといえば、ディティラスを恨んでいたし、興味もさしてなかった。
(最近ライトニングにディティラスのせいではないと聞かされたから?)
いや、違うと首を振る。最初からわかっていたのだ。
戦争には多くの上級魔族が参加している。ともに上級魔族だった両親は、他の魔族と同じように戦争に参加しただけなのだ。亡くなったのは、両親の力が足りなかっただけ。ただそれだけのことなのである。けれど子どもであるリディアリアは、わかっていても誰かに罪をなすりつけないと気がすまなかった。
だからディティラスに持っていた恨みは、お門違いなのだ。
鍛錬の休憩中に汗を拭いながら、ディティラスに対する罪悪感を覚えていると、ふと目の前に影がさした。いきなりできた影の正体を見ようと顔を上げると、そこにはディティラスがいた。
「ディ、……魔王、様」
心の中ではいつもディティラスと勝手に呼び捨てにしていたため、思わず呼び捨てで呼んでしまいそうになる。それを寸前のところで止め、頭を下げた。
そんなリディアリアをどう思ったのか、ディティラスは苦笑しながらディティラスでいいといってくれた。しかしリディアリアはまだ下級魔族。魔王であるリディアリアを呼び捨てにするなんて図々しいことできるわけがない。丁重に断りを入れると、命令だといってきた。
「わかりました」
命令ならば仕方ない。そう自身に言い訳をして、了承の旨を伝える。
「頭を上げろ。そのままでは話にくい」
すると、機嫌のいい声で命令をしてきた。
「はい」
別に反抗するつもりもなかったリディアリアは、素直に頭を上げる。そこに顔は、どこか面白げなことを見つけたような表情をしていた。
休憩しているリディアリアの隣に、服が汚れることも構わず座ると、まるで友人に声をかけるように話しかけてきた。
「リディアリア、鍛錬ばかりでつまらなくはないのか? お前くらいの年頃なら、遊びたい盛りだろうに」
「いえ、これは私が望んでやっていることですので。サキュバスの私でもこうして槍を持って、戦うことができる。早く戦場へ出向くことができるのなら、私はそれで構いません」
「……そうか。ならば精進するといい」
「はい。ありがとうございます」
ディティラスが思っていた反応と違ったのだろう。リディアリアが思っていることを正直に伝えると、ディティラスはリディアリアの頭を一撫でし、その場をあとにした。
「なんだったの? 一体」
両親にしか頭を撫でられたことなかったリディアリアは、突然の行動に頬を赤らめながら首を傾げた。
それからディティラスとの会話が増えたわけでもない。廊下ですれ違えば挨拶をし、鍛錬場で視線があえば軽く会釈をしたりするくらいの関係。前よりは少しだけ近くなった気もするが、ただそれだけの関係だった。
けれど、それをよく思わない魔族も存在する。
それはディティラスの妃の座を狙う魔族だ。
最初は些細な嫌がらせだった。眉を潜めるくらいのもので、別段困ったことにもならなかった。だから放置してしまったというのもある。それがいけなかったのかもしれない。嫌がらせは徐々にエスカレートしていき、ライトニングの仕事の手伝いの邪魔や、鍛錬に使う槍を隠されたりした。自身だけなら、我慢できる。けれど他人に迷惑をかけてまでの嫌がらせはいただけなかった。
ここでライトニングや元凶であるディティラスに泣きつけば、まだ可愛げがあるのだろう。しかし残念なことに、リディアリアはそんなたまではなかった。
いつものように嫌がらせをしてくる魔族の女性を待ち伏せし、止めるように直接告げたのだ。けれどそれを聞いた魔族の女性は逆上してきた。もしかしたら言い方が悪かったのかもしれない。そう気づいたときにはすでに手遅れだった。
「なによ! ライトニング様の娘になったからって良い気にならないで!!」
「別になってないし」
「なってるじゃない!! ディティラス様とあんなに仲良くしてるじゃない!!」
「ディティラスと……?」
言われて思い返してみるが、全然思い当る節が見当たらない。他の魔族と同じように廊下で会ったら、挨拶を交わし、頭を下げて道を譲る程度。あとは勝手にディティラスがリディアリアの鍛錬を覗きにきているだけだ。
「とぼけないで! 鍛錬場でいつもいちゃいちゃしてるじゃない!!」
「いや、してないけど」
鍛錬場ではたまに会話をするくらいだし、基本はライトニングと鍛錬をしているから、ディティラスと接する機会もそれほど多くはない。しかし目の前の女性から見たら、ディティラスがわざわざリディアリアのために鍛錬場へ通っているように見えるのだろう。
(実際は勝手にきているだけなのに)
リディアリアはまだ十歳。そんな子ども相手に百を超える歳を重ねてきた魔王が、相手をするはずがない。まだ決まった相手はいないとライトニングがぼやいていたが、周囲にはいつも美女がいるのだから尚更だ。
「嘘よ!!」
女性はリディアリアを睨みつけると、手に持ったナイフでリディアリアの顔を狙ってきた。大方顔でも傷つけば、リディアリアが恐怖を覚え、ディティラスは興味をなくすとでも思ったのだろう。
(私の義父はライトニング。それくらいなら、すぐに治せるっての)
今までも鍛錬で怪我したものは、全てライトニングが跡を残さず治癒してくれたのがいい証拠だ。
リディアリアは小さくため息をつくと、ナイフを持った手に視線を集中させ、それが己にあたる瞬間に体をわずかに横へとずらした。女性がナイフを持った手に手刀を入れ、手を離したナイフを地面に落ちる前にキャッチする。そしてそのナイフを自身の得物とすると、女性の背後に回り背中に突き付けた。
数カ月前のリディアリアならこんな動きはできなかった。これもライトニングとの鍛錬の賜物といえるだろう。
「嘘じゃないといってるでしょう。私はライトニングと鍛錬しているだけだし。……もし私の言葉が信じられないのなら、そこにいる本人に聞いたらどう?」
「え……? どうして、ここに」
リディアリアが指さした先にいたのは、張本人であるディティラス。少し前から気配を感じてはいたので、この場へ出てくるタイミングを窺っていたのだろう。
「たまたま通りかかっただけだ。それより俺とリディアリアの関係だったか? 確かにお前が勘ぐるような関係ではないと断言はできるな。まあ、それでもお前より仲がいいことは確かだが」
ディティラスはリディアリアたちの元まで歩いてくると、女性の顎を持ち上げた。ディティラスの美麗な顔が女性へと近づき、女性はこの状況であるにも関わらず頬を染めていた。
赤の瞳は冷酷な色を宿しており、リディアリアが見られているわけでもないのに、鳥肌がたった。その瞳の色を女性が理解したのは、ディティラスが次の言葉を放ったときだった。
「名前は知らんが、お前を妃に選ぶことは一生ないだろう」
女性はディティラスを慕っていて、妃になりたくてリディアリアに嫉妬をした。だからこそ、この言葉を選んだのだろう。
女性はその場に座りこんでしまった。どうしたものかと考えていると、ディティラスに鍛錬場へ行く途中なのだろうと腕を引っ張られてしまう。ディティラスの言う通りだし、女性になにか言葉をかけてあげる義理もない。
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