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DAY5
20
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だが、いつものように着替えを持ってサニタリールームに行くと、洗濯機の前で当の水元が「ああ、起きた?」と声をかけてきたので面食らった。
「シャワーだよな。もうすぐ終わるからちょっとだけ待って」
「面接はどうした?」
響野はたずねる。相手は「明日にずらしてもらった」と答えた。
「明日?」
「うん……聞いてみたらOKだって言ってもらえたから」
響野が何か応える前に、サニタリールームの中に電子音が響いて洗濯機が脱水終了を告げた。水元は腰をかがめて、洗濯機の中から衣類のかたまりを取り出していく。
かごに洗濯物を入れながら、相手は二階のベランダに干しても良いかどうかを聞いてきた。乾燥機ばかり使うのは電気代がもったいないということらしい。
かまわないけど、と答えたあとで、響野はさらにたずねる。
「何か急用でもできたのか?」
面接のことを聞いたつもりだった。理由もなく日程をずらすとは考えにくい。
しかし水元は、「うん、ちょっと」と答えるだけで、はっきり説明しようとしなかった。
内心、首をかしげたが、応募先に許可をもらい済みなのであれば、自分がしつこく問いつめる筋のことでもない気がする。
「余裕だな、内定をもらってるやつは」
「そういうわけじゃないけど。……どうぞ、終わったよ」
「シャワーだよな。もうすぐ終わるからちょっとだけ待って」
「面接はどうした?」
響野はたずねる。相手は「明日にずらしてもらった」と答えた。
「明日?」
「うん……聞いてみたらOKだって言ってもらえたから」
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かごに洗濯物を入れながら、相手は二階のベランダに干しても良いかどうかを聞いてきた。乾燥機ばかり使うのは電気代がもったいないということらしい。
かまわないけど、と答えたあとで、響野はさらにたずねる。
「何か急用でもできたのか?」
面接のことを聞いたつもりだった。理由もなく日程をずらすとは考えにくい。
しかし水元は、「うん、ちょっと」と答えるだけで、はっきり説明しようとしなかった。
内心、首をかしげたが、応募先に許可をもらい済みなのであれば、自分がしつこく問いつめる筋のことでもない気がする。
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