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ユイ 出会い

3*

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 俺はシグという先輩にキョウ様親衛隊の部室に連れて行かれた。俺もまだ兄の話を聞きたかったし、素直に従ったんだ。

ところで親衛隊って部活なのか???

 部室には誰も居なかった。
シグがお茶を淹れてくれ、イスに座るよう促される。

「さて、ユイ様。あなたがアスラ様に害をなす気がない事は分かりました。私はあなたを信用いたしましょう。
ただ、あなたがキョウ様の弟だという事を親衛隊の中でも良く思わない人間もいます。
なので・・・ユイ様、私と付き合いませんか?私が守って差し上げますよ。」

「はぁあ??いきなり何言ってんの?!俺あんたの事全然知らないし、寧ろ怖いしキモイっての!!」

「ふふふ、そういうよく吠える所も好みですね。今は付き合っている方もいないようですし、お試しでいかがですか?」

「いやいやいや、俺ゲイに偏見はないけど、自分がそうなる気は全くないからな?恋愛対象は女性オンリー。」

「へぇ?」

なっ、何だ?シグのやたらと整った顔が近づいて来て・・・顎クイからのキッ、キス??!!

びっくりして若干開き気味だった唇と歯の隙間に迷う事なく舌をねじ込まれ口の中を舐めまわされた。
上顎や歯列を舌でなぞり、舌を絡ませようとしてくるシグ。溜まった唾液に溺れそうになりながら、必死で逃れようと抵抗するも、だんだんと体の力が抜けていく。

こんなキスは知らない。中学生の頃に付き合ってた女の子としたことはあるけど、唇と唇を合わせるだけのキスだった。

こんなの・・口の中を犯されてるみたいだ・・・

ストンと力が抜けた俺の体を支えながらシグが唇を離し、俺の口の端から垂れたどちらのものか分からない唾液をペロリと舐めとる。

「そんな顔をされると堪らないですね。我慢出来なくなる・・・」

シグは俺の目尻に貯まった涙を唇で吸い取り、もう一度深いキスをして来た。

何故か俺は全く抵抗出来なかった。それどころか下半身が反応してる???
嘘だろ・・・???!!

「おや?ユイ様は全然知らないキモイ男にキスされて、股間を硬くしてるんですか?先程ユイ様はお姉様の事をビッチだとおっしゃっていましたが、ユイ様の方がビッチなのでは?」

「ちがっ!違う、これは・・・」

「これは・・何ですか?」

シグは俺のモノに手を這わせ、ギュッと握り締めた。

「あぅっ!や、やめて!!」

「ユイ様のここは全くやめて欲しそうじゃありませんが??」

もう片方の手で俺の耳を触るシグ。
その手が下りて来て俺の制服の胸元に入る。

「耳に付けているピアスをここに付ける気はありませんか?絶対に似合うと思うのですが・・・?」

そう言ったシグに乳首をキュッと摘まれた瞬間、俺のモノは完勃ちになった。

「ふうん?想像だけでここまで硬く出来るんですね?とんだビッチだ。ビッチに様は要らないですね。
ユイ、もう一度聞きます。私と付き合いませんか?身も心も完全に満足出来るようにして差し上げますよ。」

すぐに拒否は出来なかった。が、流石に肯定も出来ない。

「このままじゃ辛いでしょう?どうして欲しいですか?ビッチなユイなら言えますよね?」

「んんっ?!いやいい。いらない!!離せよ!!」

「そうですね・・手で扱いてあげましょうか?それとも舐めて欲しいですか?」

「人の話を聞け!!」

シグの手が制服のズボン越しに動き出す。

「このままイってしまってもいいんですか?制服に精子の染みが付きますよ?家遠いんでしょ?精子の臭いを撒き散らして電車に乗るんですか?女には変態扱いされて、男には痴漢され放題ですね。流石ビッチ。」

「そ、それは嫌だ。お願いやめて!んんっ・・でももう出そう、ヤダ、どうし・・・」

そう俺が言うや否や、シグは俺の制服のズボンと下着をあっと言う間に下げ、俺のモノを扱き始めた。

「こんなに硬くして先走りも溢れさせて・・ユイは本当にビッチなんですね?」

「いや!ちがっ、違うから!!」

「では何故キスと言葉だけでここを勃たせてるんですか?」

「そんなの分かんないよ!自分でもわけ分かんない!!」

「それはユイが男に犯されて興奮するビッチだからですよ。自覚しなさい。私に犯されたいでしょう?」

「いや、無理!無理だから!!」

「・・まぁ、今は許してあげましょう。けどユイは自覚をせざるを得ないですよ。多分これからユイは沢山の男に狙われます。だってこんなモノ欲しそうな顔をして色気を振り撒いてるんですからね。」
「早い内に私のモノになったほうが良いですよ。不特定多数の男に犯されたくはないでしょう?あぁ、それともユイはビッチだからそうなりたいんですか?」

そう言いながら先走りを塗り付けてモノを扱くシグ。

「あっ!あぁっ!!もうイキそ・・・」

いきなりモノをパクリと咥えられた。

「えっ?えっ?!ん、ん、んああぁっ~!!!!」

根元を手で扱きながら先を舌で刺激された俺は、呆気なくイカされてしまった。

シグが顔を上げ、俺の目を見ながらゴクリと喉を鳴らす。

「の、飲んだの??!!!」

「ユイの蜜は美味しいですね。
制服が汚れるのは嫌なんでしょ?私もユイが電車で他の男に痴漢されるのは嫌ですからね。」

そう言って俺の頬を撫でた。
き、気遣いなのか?これ?

「さて、ユイ?男とするのはやっぱり嫌ですか?ずいぶんと気持ち良さそうに見えましたが?」
「あらためて聞きますが、私と付き合いませんか?」

 俺は何も答えられなかった。
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