王道学園の堅物風紀委員長は天然無知なヤンキー君が好きらしいです。

逢流

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夕日が綺麗ですね。

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 時雨は1年生の時に俺と同じ、風紀委員をしていた数少ない友人だ。

 「それより、そろそろ挨拶の時間では?」
 「おっと、それもそうだな。せっかく間に合ったのに遅れるところだった」
 「早く行ってきて下さい」
 「分かった。ありがとう」
 「いえ」
 急ぎ足で体育館へと向かうと、既に理事長の挨拶が終わり、生徒会メンバーの挨拶が始まるところだった。

 「それでは、続いてのご挨拶を生徒会長様!お願いします!」

 生徒会長が舞台に出てくる。
 その瞬間…………



 キャャャャーーーーーーーーーー!!!!!!

男だと思いたくない程の高い声で、黄色い声が体育館中へと響く。

 (み、耳が………!!)

 声は中々鳴り止まず、そろそろ耳に限界がきたころ……

 「黙れ」

 生徒会長のその一言で、体育館が静寂に包まれた。

 「俺様がせっかく出てきてやったというのに騒ぐな。
俺の名前は常円寺 一喜じょうえんじ いっきだ。
俺様が言うことは一つ。
………くれぐれも、俺様に迷惑をかけるな。
以上だ」

 偉そう。その一言につきる挨拶をすると、常円寺はさっさと後ろに用意されていた無駄に豪華な椅子に座った。

 (ああいう、タイプは嫌いなんだ……)

 俺がそう思っていると、司会者が次の奴に挨拶を促していた。

「常円寺様!ご挨拶ありがとうございます!
続いてのご挨拶を副会長様!お願いします!」



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