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明日の月は綺麗でしょうね。
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しおりを挟む「いや、仲間外れとかじゃなくて………………」
爽やかそうな生徒は必死にまりもを宥めようとしているが、まりもは興奮しているのか、先程同様聞き入れる様子はない。
「うるさい!!!!!!お前がそんな事言う奴なんて思わたかった!!!!!!!」
(滅茶苦茶だな……。)
「いや、ちがっ…………………」
「うるさい!!!!!!!」
まりもはそう言ったと同時に、右手の拳を思いっ切り振り上げた。
(やばい!!!)
まりもに近付きたくないから少し離れている所に居たので、反応が遅れた。
(間に合うか………!)
あの細っこい体にどれくらいの力があるのか……
まりもの拳は見るだけで分るくらいに重く痛いものだろう。
しかし、後ろから来たある人物によって、まりもの拳は止められた。
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