王道学園の堅物風紀委員長は天然無知なヤンキー君が好きらしいです。

逢流

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明日の月は綺麗でしょうね。

50

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 「!!、蛇島!!!」

 後ろから来たのは蛇島だった。

 蛇島はまりもの腕を制服の上から掴んでいる。
 相当力を入れているのだろう、2人共腕が小刻みに震えている。

 「なんだよ!!!お前!!!!!!」 
 「お前こそ、こんな場所で何してんの?」
 「お前に関係ないだろう!!!!
離せよ!!!!!」
 「言われなくとも。」

 蛇島はまりもの手をパッと離した。

 「うわっ!」
 
 さっきまで力を入れていたのでいきなり離された衝撃で尻もちをついて倒れた。

 「なんで離すんだよ!!!!!」
 「………。」

 蛇島は、呆れているのか何も言わず見おろしている。

 「おい、帰っていいか。」 

 ほぼ存在が無くなりつつあった常円寺が何故か俺に聞いてきた。

 「知らん。好きにしろそれより喋るな、バレるだろう。」
 「お前ら何話してんだよ!!!!」
 (ほら、バレた……。)
 「……お前。」
 
 蛇島がこちらに気付いた。
 
「蛇島…………!」

 俺は嬉しくてつい、笑顔で手を振ってしまった。



   






 それがいけなかった…………………













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