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尋問ってこんなに簡単なんですか?!
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「ブランシュに手伝ってもらえると魔杖が使えるからね。魔杖があると魔法の精度が上がるしね」
兄様はそういうと侍女をジョーに抱えさせる。
「人は少ない方がいいな。……ジャック殿下、サラと父上に着いてください。シリル、ブランシュ一緒に」
兄様は隣室、応接間に向かう。まだ意識のない侍女を一人掛けの椅子に縛る。手首を足首を椅子の足や手すりに縛り付けウェストを椅子の背に縛った。
「ブランシュ、シリル、魔石を見ないようにね。ジョーも」
兄様はそういうと魔杖を握る。小さな声の呪文で魔石が光をともしたのを感じる。
「ブランシュ、石をみないようにしてこっちに来て」
ああ、杖を握ってろってことね。私は心得て兄様の反対側に腰かける。シリル様が侍女の耳元で声をかけると侍女はびくっとして目をさました。
「あっち、あれ見てくれる?」
甘い声。シリル様の声はちょっと怖い。なんでこの場面でこんな甘い声が出せるのか。侍女はわけがわからずに魔石をがっちり見たようだった。
「名前は?」
シリル様がそのまま尋問を続ける。
「ここではアリス、本当はアリアと申します」
「そう。どこの出身?」
「カルヴェ領の……特殊機関で育てられました」
ビンゴな名前。妾妃様のご実家の領地だ。
「そう。優秀だったんだね。卒業できたんだもの」
侍女、いやアリアは嬉しそうに笑う。普通のメイドに見えたんだけどな、この子。……優秀でもなく、でも大きな失敗はしなくて。少しマナーを知らない感じだったけど。
「ねぇ、アリア。洗濯場のマリーとは仲良しなの?」
「仕事仲間、です。彼女は……特殊機関の劣等生でしたから」
アリアにほんのり選民意識が滲んでいる。
尋問が進むにつれ、アリアがシリル様に堕ちていっているのがわかる。シリル様はにんまりと笑う。やっぱ女の敵だわ、この人。
「だいたいこんなところかな」
兄様の声でシリル様はアリアに囁くように耳元で何かを言い耳をかじる。
「あぁっ」
どうしようもない女の声があがる。そうして私たちがみているのにも関わらず、シリル様はアリアの口になにかを入れる。
「少し気持ちよくなる薬だよ。奥歯でかみ砕いて。そう。ゆっくり飲み下して」
暫くしてアリアはぼんやりし始めた。そこですかさずシリル様はアリアに口づけ……手は胸元に潜り込んでます。兄様が何も言わないので私も何も言いません。暫くしてアリアは痙攣し……やばいもの見てる?!
「はい、寝たよ。今頃淫夢でもみてるんじゃない?腰動いてるし」
……シリル様。
「と、こんなに楽にできたのもブランシュのおかげだな。魔石が安定して使えた。ありがとう」
「……これをサラ姉様に見せたくなかったんですね?」
「ちょっと大人な場面があるからね」
兄様は平然としてる。……この人はアルベルト殿下たちと違って非童貞なんだろうな。
「これ以上強烈に刷り込むなら部屋貸してもらえるとできるけど」
「やめとけ、この程度の小物ならシリルの魅了の力はひつようない」
え?シリル様魅了持ち?!私の視線に兄様は頷きで返す。
「我が家にシリルは無問題だ。ブランシュや母様、サラ姉様には効果ないし」
「僕にはメイド付けないでしょ、いつも」
私は思わず
「アリスは普段はかかっていた様子なかったですけど?」
シリル様はにやっと笑う。
「既にお手付き。それはもう……美味しくいただかせていただきました」
こいつ……。シリル様やっぱり女の敵。
「シリルに近づいてきた時に目はつけてたんだよ、隠し部屋に一緒に入るとは思わなかったけど」
アリスもといアリアが入って来たのは私とサラ姉様をメイド長が隠し部屋に押し込んだ瞬間に飛び込んできたんですよね、そういえば。ま、隠し通路を使うか悩んでた時に兄様に呼ばれて良かった気がします。アリアに隠し通路の場所バレなくてよかったし。いくら親戚でもサラ姉様に教えていいか躊躇してたんですよね、隠し通路。
「飛び込んできたんですよ」
私の言葉に兄様が答える。
「さもありなん」
兄様はそういうと侍女をジョーに抱えさせる。
「人は少ない方がいいな。……ジャック殿下、サラと父上に着いてください。シリル、ブランシュ一緒に」
兄様は隣室、応接間に向かう。まだ意識のない侍女を一人掛けの椅子に縛る。手首を足首を椅子の足や手すりに縛り付けウェストを椅子の背に縛った。
「ブランシュ、シリル、魔石を見ないようにね。ジョーも」
兄様はそういうと魔杖を握る。小さな声の呪文で魔石が光をともしたのを感じる。
「ブランシュ、石をみないようにしてこっちに来て」
ああ、杖を握ってろってことね。私は心得て兄様の反対側に腰かける。シリル様が侍女の耳元で声をかけると侍女はびくっとして目をさました。
「あっち、あれ見てくれる?」
甘い声。シリル様の声はちょっと怖い。なんでこの場面でこんな甘い声が出せるのか。侍女はわけがわからずに魔石をがっちり見たようだった。
「名前は?」
シリル様がそのまま尋問を続ける。
「ここではアリス、本当はアリアと申します」
「そう。どこの出身?」
「カルヴェ領の……特殊機関で育てられました」
ビンゴな名前。妾妃様のご実家の領地だ。
「そう。優秀だったんだね。卒業できたんだもの」
侍女、いやアリアは嬉しそうに笑う。普通のメイドに見えたんだけどな、この子。……優秀でもなく、でも大きな失敗はしなくて。少しマナーを知らない感じだったけど。
「ねぇ、アリア。洗濯場のマリーとは仲良しなの?」
「仕事仲間、です。彼女は……特殊機関の劣等生でしたから」
アリアにほんのり選民意識が滲んでいる。
尋問が進むにつれ、アリアがシリル様に堕ちていっているのがわかる。シリル様はにんまりと笑う。やっぱ女の敵だわ、この人。
「だいたいこんなところかな」
兄様の声でシリル様はアリアに囁くように耳元で何かを言い耳をかじる。
「あぁっ」
どうしようもない女の声があがる。そうして私たちがみているのにも関わらず、シリル様はアリアの口になにかを入れる。
「少し気持ちよくなる薬だよ。奥歯でかみ砕いて。そう。ゆっくり飲み下して」
暫くしてアリアはぼんやりし始めた。そこですかさずシリル様はアリアに口づけ……手は胸元に潜り込んでます。兄様が何も言わないので私も何も言いません。暫くしてアリアは痙攣し……やばいもの見てる?!
「はい、寝たよ。今頃淫夢でもみてるんじゃない?腰動いてるし」
……シリル様。
「と、こんなに楽にできたのもブランシュのおかげだな。魔石が安定して使えた。ありがとう」
「……これをサラ姉様に見せたくなかったんですね?」
「ちょっと大人な場面があるからね」
兄様は平然としてる。……この人はアルベルト殿下たちと違って非童貞なんだろうな。
「これ以上強烈に刷り込むなら部屋貸してもらえるとできるけど」
「やめとけ、この程度の小物ならシリルの魅了の力はひつようない」
え?シリル様魅了持ち?!私の視線に兄様は頷きで返す。
「我が家にシリルは無問題だ。ブランシュや母様、サラ姉様には効果ないし」
「僕にはメイド付けないでしょ、いつも」
私は思わず
「アリスは普段はかかっていた様子なかったですけど?」
シリル様はにやっと笑う。
「既にお手付き。それはもう……美味しくいただかせていただきました」
こいつ……。シリル様やっぱり女の敵。
「シリルに近づいてきた時に目はつけてたんだよ、隠し部屋に一緒に入るとは思わなかったけど」
アリスもといアリアが入って来たのは私とサラ姉様をメイド長が隠し部屋に押し込んだ瞬間に飛び込んできたんですよね、そういえば。ま、隠し通路を使うか悩んでた時に兄様に呼ばれて良かった気がします。アリアに隠し通路の場所バレなくてよかったし。いくら親戚でもサラ姉様に教えていいか躊躇してたんですよね、隠し通路。
「飛び込んできたんですよ」
私の言葉に兄様が答える。
「さもありなん」
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