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それから
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エロール夫人に
『賭けで貰ったものだよ』
とカミール伯はそう言いながら馬車の中で解呪の魔宝具をつけてあげる。
夫人は少し頬を染め嬉しそうだ。
「ありがとうございます」
「わぁ、綺麗、綺麗!」
エロールよりもクララの声が大きい。エロールはクララに
「じゃあ、寝る時に貸してあげる。そしたらゆっくりつけてられるでしょ?」
クララは満面の笑みで頷いた。
と、いうようなことを臨場感たっぷりに父親はお祖父様に芝居がかって報告している。
「賭けの結果、というのは良かったな。で、クララはそのまま?」
「ええ、コリニー侯爵にお渡ししました」
「エロールは?」
父親は肩をすくめて
「出て行きました。芝居小屋の誰かに入れ上げて」
肩をすくめる父親は、エロールさんと結婚する前の極楽とんぼな空気に戻ってます。お祖父様は結局父親が何かしでかして私に瑕瑾を作りたくないので監督下に置いておくことにしたそうです。
ドレスタス伯爵が絡まないとカードもそれなりの遊びしかしないので目を瞑る、とお祖父様。
コリニー侯爵とお祖父様は何か遺恨があったらしいのですが、直接の顔合わせの後長い長いしがらみを解消したようです。お祖父様曰く
『少年時代の話だよ』
だそうです。
クララさんが消滅してから学園内の嫌な空気は解消され、シモーヌ嬢と義兄のバカップルぶりが有名になって、今は違う意味で私には女子からの突き上げが酷くなってます…。
クロエも義兄のことを
『ちょっと惜しかったなー』
みたいなことを言うので、案外本気で狙い目だと思っていたのかも。
義兄は父親の『預かり子』として父親が保護者になることになりました。シモーヌ嬢と結婚するためにコリニー侯爵とそんな話になったそうで。
ドレスタス伯爵はまだ、コリニー侯爵の追及を受けてるらしい。実はエロールさんもそこにいるらしく。
父親はエロールさんが出ていったと思ってるみたいだけど。エロールさん、前の国の時からクララさんと繋がってたらしく、ドレスタス伯爵はそこに一枚噛んでたらしく…。
クロエは早々に離婚する母親について行くと。ただ母親は裕福な侯爵家の三女なので王都に別邸を貰ってそこに住むらしいです。
『正直、今までより楽に暮らせそう。父親のカードの借金も無くなるし』
とドライにクロエは言っておりました。
『賭けで貰ったものだよ』
とカミール伯はそう言いながら馬車の中で解呪の魔宝具をつけてあげる。
夫人は少し頬を染め嬉しそうだ。
「ありがとうございます」
「わぁ、綺麗、綺麗!」
エロールよりもクララの声が大きい。エロールはクララに
「じゃあ、寝る時に貸してあげる。そしたらゆっくりつけてられるでしょ?」
クララは満面の笑みで頷いた。
と、いうようなことを臨場感たっぷりに父親はお祖父様に芝居がかって報告している。
「賭けの結果、というのは良かったな。で、クララはそのまま?」
「ええ、コリニー侯爵にお渡ししました」
「エロールは?」
父親は肩をすくめて
「出て行きました。芝居小屋の誰かに入れ上げて」
肩をすくめる父親は、エロールさんと結婚する前の極楽とんぼな空気に戻ってます。お祖父様は結局父親が何かしでかして私に瑕瑾を作りたくないので監督下に置いておくことにしたそうです。
ドレスタス伯爵が絡まないとカードもそれなりの遊びしかしないので目を瞑る、とお祖父様。
コリニー侯爵とお祖父様は何か遺恨があったらしいのですが、直接の顔合わせの後長い長いしがらみを解消したようです。お祖父様曰く
『少年時代の話だよ』
だそうです。
クララさんが消滅してから学園内の嫌な空気は解消され、シモーヌ嬢と義兄のバカップルぶりが有名になって、今は違う意味で私には女子からの突き上げが酷くなってます…。
クロエも義兄のことを
『ちょっと惜しかったなー』
みたいなことを言うので、案外本気で狙い目だと思っていたのかも。
義兄は父親の『預かり子』として父親が保護者になることになりました。シモーヌ嬢と結婚するためにコリニー侯爵とそんな話になったそうで。
ドレスタス伯爵はまだ、コリニー侯爵の追及を受けてるらしい。実はエロールさんもそこにいるらしく。
父親はエロールさんが出ていったと思ってるみたいだけど。エロールさん、前の国の時からクララさんと繋がってたらしく、ドレスタス伯爵はそこに一枚噛んでたらしく…。
クロエは早々に離婚する母親について行くと。ただ母親は裕福な侯爵家の三女なので王都に別邸を貰ってそこに住むらしいです。
『正直、今までより楽に暮らせそう。父親のカードの借金も無くなるし』
とドライにクロエは言っておりました。
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