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4章:荳也阜縺ッ繝ッ繧ソ繧ッ繧キ縺ァ蜃コ譚・縺ヲ縺?k?
ようこそ、新異世界ハーレムへーー④
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そして、それでも、しばらくこのお城で過ごしてみてわかったこともある。
それは、この国の正真正銘の王様であるはずのマナカは、全然政治なんかしていないってことだ。
マナカのやってることといえば、日がな一日お城をつまらなさそうにブラブラしているか、お気に入りの女の子達のお部屋に入り浸るか、すぐにこのお城から出て行ってしまってしばらくしたらまたどこかで美少女を見つけてはこのお城に連れて戻ってくるくらい。
一方、肝心の政治の方はというと、国を治めることなんて本かなんかで聞きかじっただけの知ったかぶりの美少女数人に任せっきりで、自分の国のことを話題にすらしない。
いやいや、わたしだって政治なんか全然知らないけどさ、自身の国の人を治める者が国民と触れ合おうとしないなんておかしいじゃん、ってことはわかるよ。
その会議すらも紅茶とお菓子を嗜みながら至極優雅に行われ、そして、その政策は全くもってこの国の悲惨な現状にそぐわないものばかり。どう考えたっておかしい、ってことが無知な新参者であるわたしにだってわかるんだから、もはや何もしない方がいいまである。飢えと貧しさに喘ぐ国民にとって、心底どうでもいい他国との武芸大会など決して望んだものではないのだから。
彼女達は転生者ではないけど、なぜか無性に気が合わない。どうにも、彼女達のことが貌の無いただの人形のように見えてしまって、少し不気味に思っているからなのかもしれない。
このお城では、この物語では、マナカは紛れもなく魅力的な王様で、彼女達のマスターで、そして、この物語の主人公なんだ。でも、だからって、彼女達に貌が不必要だとは思えないけど。
ふふっ、だとしたら、わたしったら完全に悪役じゃない。思わず自嘲。
そうして、政治家気取りの彼女らによって戯れに提唱された政策は速やかにマナカに報告され、直ちに施策される。そこに検証や議論はない。だれもマナカに異を唱えられるものはいない、そもそもここにはマナカに心酔するものしかいない。
自分達の首すら絞めかねない政策がいともたやすく行われていく。迷いも後悔もなくまっすぐに破滅の道を歩み続けている。このお城のみんな、だれもそんなことにすら気づいていないの?
この国の扱いは悪意なき児戯より惨たらしい。
玉座に王様はいない。
会議室は機能していない。
国民はその実態すら知らされていない。
この国はいずれ滅びる。だれの目にだってそれは明らかで。でも、このお城だけは豪勢なまま残り続ける。そう、この国の腐乱死体の真ん中で威風堂々とそびえ立ちながら外界のことなんて気にも留めずに。
ああ、そんなのただの墓標じゃないか。王城の荘厳たる白さは積み上げられた骨のように虚飾じみていてなお不気味。
ーーAfter the day she’ll be a princess, and we won’t have any Briar Rose.
それは、この国の正真正銘の王様であるはずのマナカは、全然政治なんかしていないってことだ。
マナカのやってることといえば、日がな一日お城をつまらなさそうにブラブラしているか、お気に入りの女の子達のお部屋に入り浸るか、すぐにこのお城から出て行ってしまってしばらくしたらまたどこかで美少女を見つけてはこのお城に連れて戻ってくるくらい。
一方、肝心の政治の方はというと、国を治めることなんて本かなんかで聞きかじっただけの知ったかぶりの美少女数人に任せっきりで、自分の国のことを話題にすらしない。
いやいや、わたしだって政治なんか全然知らないけどさ、自身の国の人を治める者が国民と触れ合おうとしないなんておかしいじゃん、ってことはわかるよ。
その会議すらも紅茶とお菓子を嗜みながら至極優雅に行われ、そして、その政策は全くもってこの国の悲惨な現状にそぐわないものばかり。どう考えたっておかしい、ってことが無知な新参者であるわたしにだってわかるんだから、もはや何もしない方がいいまである。飢えと貧しさに喘ぐ国民にとって、心底どうでもいい他国との武芸大会など決して望んだものではないのだから。
彼女達は転生者ではないけど、なぜか無性に気が合わない。どうにも、彼女達のことが貌の無いただの人形のように見えてしまって、少し不気味に思っているからなのかもしれない。
このお城では、この物語では、マナカは紛れもなく魅力的な王様で、彼女達のマスターで、そして、この物語の主人公なんだ。でも、だからって、彼女達に貌が不必要だとは思えないけど。
ふふっ、だとしたら、わたしったら完全に悪役じゃない。思わず自嘲。
そうして、政治家気取りの彼女らによって戯れに提唱された政策は速やかにマナカに報告され、直ちに施策される。そこに検証や議論はない。だれもマナカに異を唱えられるものはいない、そもそもここにはマナカに心酔するものしかいない。
自分達の首すら絞めかねない政策がいともたやすく行われていく。迷いも後悔もなくまっすぐに破滅の道を歩み続けている。このお城のみんな、だれもそんなことにすら気づいていないの?
この国の扱いは悪意なき児戯より惨たらしい。
玉座に王様はいない。
会議室は機能していない。
国民はその実態すら知らされていない。
この国はいずれ滅びる。だれの目にだってそれは明らかで。でも、このお城だけは豪勢なまま残り続ける。そう、この国の腐乱死体の真ん中で威風堂々とそびえ立ちながら外界のことなんて気にも留めずに。
ああ、そんなのただの墓標じゃないか。王城の荘厳たる白さは積み上げられた骨のように虚飾じみていてなお不気味。
ーーAfter the day she’ll be a princess, and we won’t have any Briar Rose.
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