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設定(≠核心)
―ーLIVE:【外装起因機関・電葬経土:七人姉妹】&【 】feat. ――⑩
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「そして、第三の鍵、キミが出会ったもう一つのイレギュラー、女神、とやらに言及しなければいけないね」
「そうよ、ラフィーナのことなんかよりきっとそっちの方が大事に決まっているわ!」
「……なんかラフィーナの扱いがぞんざいじゃない?」
そう、この物語がおかしな展開になってしまったのは、あの真っ黒なメイド少女、小鳥遊 小烏丸のせいなんだ。わたしのストーリーテラーとしてのセンスがないとかそういうことじゃない……はずなんだ。
「私達、“始源拾弐機関”がこの世界の始まりに特異点より非フィクション構造にて顕現した錯誤世界秩序機能なのだとしたら、神とはこの世界に住まう人々の信仰から人為的に発生した世界神話創世機能だと推測されるね」
完全にサイエンスフィクションの登場人物っぽい【外装起因機関・電葬経土:七人姉妹】から、神、なんて言葉が出るのがなんとなく不思議な感じ。まあ、なんとなく科学的な考察もされているから、やっぱりSF感はある。何言ってるのかはさっきからさっぱりだ。
「ただし……、」
神、と呼ばれるものの定義なんてわたしにはわからない。この世界の宗教もいくつか垣間見たけど、それぞれが独自の解釈で、神、あるいは救済者、と呼ばれる超常的存在を奉っていた。そして、いくら調べたってあの女神がどこから発生したのかはわからなかった。あれは、一体誰のための神なんだろうか。
「私達の機能をもってしても、神と呼ばれる存在を観測できたことはないけどね」
「ねえ、アナタったら観測不能なものが多すぎじゃない?」
「わお、確かにそうかも。私達はまだまだアップデートできるってことじゃん、ヤバ。けどさー、自身を、神、と名乗るもの、小鳥遊 小烏丸、ってのは、それともまたちょっと違うような気がするんだよねー」
観測と解析を信条……いや、機能とする彼女達としてはどちらかというと、失礼極まりなかったわたしの言葉よりも、やっぱり、測定不能な小鳥遊 小烏丸の存在の方が気になっているみたい。
「彼女の機能、あ、いや、彼女が神だというのならば、権能、としておこうか。とにかくそれは、神が行使するべきものとしては明らかに異質なんだよ」
「どういうこと?」
だって、あの破壊的な女神は、転生者大戦の時、わたし達……いや、世界の均衡を司るはずの【軌条空論・紙一重】をいとも容易く圧倒し、規格外の化物である転生者達を異世界から召喚し、そして、この世界をすっかり変えてしまったんだ。
そんな強大な力、神様以外に誰が持てるというの?
「キミは物語を作る時、大まかなあらすじ、つまり、骨組みを作るだろ? そして、そこに設定や登場人物なんかの肉付けをする」
「うん、そうね。大抵の物語ってそういう作り方をすると思うわ」
「キミが創ったのが世界のあらすじだとしたら、私達が作ったのは世界の設定ってこと。だからこその私達の機能なんだよね」
つまり、わたしが作ったこの錯誤世界、というあらすじに、【外装起因機関・電葬経土:七人姉妹】や他の“始源拾弐機関”という設定や世界観が肉付けされているってことか。
わたしにもわかるように説明してくれて、改めてそう考えると、なんだかホントにわたしがこの世界を創ったんだって実感が……いや、まだまだピンとはきてないけど、なんか、そうなんだなあ、とは思います。
「そうよ、ラフィーナのことなんかよりきっとそっちの方が大事に決まっているわ!」
「……なんかラフィーナの扱いがぞんざいじゃない?」
そう、この物語がおかしな展開になってしまったのは、あの真っ黒なメイド少女、小鳥遊 小烏丸のせいなんだ。わたしのストーリーテラーとしてのセンスがないとかそういうことじゃない……はずなんだ。
「私達、“始源拾弐機関”がこの世界の始まりに特異点より非フィクション構造にて顕現した錯誤世界秩序機能なのだとしたら、神とはこの世界に住まう人々の信仰から人為的に発生した世界神話創世機能だと推測されるね」
完全にサイエンスフィクションの登場人物っぽい【外装起因機関・電葬経土:七人姉妹】から、神、なんて言葉が出るのがなんとなく不思議な感じ。まあ、なんとなく科学的な考察もされているから、やっぱりSF感はある。何言ってるのかはさっきからさっぱりだ。
「ただし……、」
神、と呼ばれるものの定義なんてわたしにはわからない。この世界の宗教もいくつか垣間見たけど、それぞれが独自の解釈で、神、あるいは救済者、と呼ばれる超常的存在を奉っていた。そして、いくら調べたってあの女神がどこから発生したのかはわからなかった。あれは、一体誰のための神なんだろうか。
「私達の機能をもってしても、神と呼ばれる存在を観測できたことはないけどね」
「ねえ、アナタったら観測不能なものが多すぎじゃない?」
「わお、確かにそうかも。私達はまだまだアップデートできるってことじゃん、ヤバ。けどさー、自身を、神、と名乗るもの、小鳥遊 小烏丸、ってのは、それともまたちょっと違うような気がするんだよねー」
観測と解析を信条……いや、機能とする彼女達としてはどちらかというと、失礼極まりなかったわたしの言葉よりも、やっぱり、測定不能な小鳥遊 小烏丸の存在の方が気になっているみたい。
「彼女の機能、あ、いや、彼女が神だというのならば、権能、としておこうか。とにかくそれは、神が行使するべきものとしては明らかに異質なんだよ」
「どういうこと?」
だって、あの破壊的な女神は、転生者大戦の時、わたし達……いや、世界の均衡を司るはずの【軌条空論・紙一重】をいとも容易く圧倒し、規格外の化物である転生者達を異世界から召喚し、そして、この世界をすっかり変えてしまったんだ。
そんな強大な力、神様以外に誰が持てるというの?
「キミは物語を作る時、大まかなあらすじ、つまり、骨組みを作るだろ? そして、そこに設定や登場人物なんかの肉付けをする」
「うん、そうね。大抵の物語ってそういう作り方をすると思うわ」
「キミが創ったのが世界のあらすじだとしたら、私達が作ったのは世界の設定ってこと。だからこその私達の機能なんだよね」
つまり、わたしが作ったこの錯誤世界、というあらすじに、【外装起因機関・電葬経土:七人姉妹】や他の“始源拾弐機関”という設定や世界観が肉付けされているってことか。
わたしにもわかるように説明してくれて、改めてそう考えると、なんだかホントにわたしがこの世界を創ったんだって実感が……いや、まだまだピンとはきてないけど、なんか、そうなんだなあ、とは思います。
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