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金魚
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今日も同じ景色をただただ見つめて同じ場所を回り続ける
ここから見る世界はかなり歪んで見えた。
空の下ぼーっと過ごす毎日は僕にとっての唯一の宝だった。
いつも練習で走ってる学生を見つけては心の中で応援し、道にゴミを捨てる人がいれば心に火をつけられる感覚だった。
ただ声を出すことが出来ない。
遠く暗い部屋でひとりただただ帰りを待つ人を探す。
3日ほど帰ってこない。
餌はそのへんにあるものを探してあさった。
なくなった時は水を飲んだ。飢えをしのぐ最後の方法だった。
外にも出れない。鍵がかかっているから。
なるべく動かぬようじっと耐えてた...。
大家さんは1週間に1度おにぎりを届けてくれた
3日後水が止められた。家では電気もガスも何もかもを止められていた...。
1週間後僕は死んだ
大家さんに見つかったが探しは見つからず...。
僕は人間という名の金魚
ここから見る世界はかなり歪んで見えた。
空の下ぼーっと過ごす毎日は僕にとっての唯一の宝だった。
いつも練習で走ってる学生を見つけては心の中で応援し、道にゴミを捨てる人がいれば心に火をつけられる感覚だった。
ただ声を出すことが出来ない。
遠く暗い部屋でひとりただただ帰りを待つ人を探す。
3日ほど帰ってこない。
餌はそのへんにあるものを探してあさった。
なくなった時は水を飲んだ。飢えをしのぐ最後の方法だった。
外にも出れない。鍵がかかっているから。
なるべく動かぬようじっと耐えてた...。
大家さんは1週間に1度おにぎりを届けてくれた
3日後水が止められた。家では電気もガスも何もかもを止められていた...。
1週間後僕は死んだ
大家さんに見つかったが探しは見つからず...。
僕は人間という名の金魚
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