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学園編
ヒロイン、おかしくなってないか?
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結局、私はヒロインとの一件以来、ベガクラスで孤立し、高校デビューならぬ学園デビューは散々な結果になってしまった。
双子は特に態度を変えなかったけれど、ヒロインに普通に話しかけられても空返事ばかりで、双子もベガクラスでは孤立するようになっていて、私と双子以外の人間はヒロインの信者みたいになっていた。
それは初日のオリエンテーションから一週間で起きた現象である。
私の頭の中ははてなマークでいっぱいになり、入学してから一週間の区切りにあったテストで、手を抜くのを忘れてオール満点にしてしまうくらいに混乱していた。
なんで、ヒロインがあんな不思議ちゃんになってるんだろう?
言ってる意味がまるでわからないのになんで私が悪者になってヒロインが全て正しいみたいな構図が出来上がってるの?
そして、当初の目的であるヒロインと攻略対象をくっつけさせないっていうのはほぼムリくない?
だってリシュアンもラファーももう既にまるでヒロインの恋の奴隷ですって感じで所かまわずイチャイチャしてるし、二人とも結構プライド高いはずなのに、ヒロインを独占してないし。
うーん、もしかしてこれはハーレムルートかな?
でもハーレムルートだと先に先生の攻略をしないとだったはずだけど、見た感じティーシェン先生はヒロインに話しかけられても普通に対応してたし、むしろ私のほうをかまってくるんだよねぇ。
入学二日目の放課後に話があるからって応接室に連れてかれて、久しぶりの挨拶と入試のことを聞いてきて、今どこに住んでるのとか近況を聞かれたし。
ベガクラスの学級委員をやってほしいって言われて、あの顔面で頼まれたら断れなかった。
この学園の学級委員の役目は基本的に先生の手伝いプラス、クラス全体のリーダー的な役目で、ほぼ孤立状態の私がやるのは微妙な気はした。
ゲームではリシュアンがやったはずだけど、ここもシナリオから外れてる。
学級委員には補佐を指名することができるので、ルイにお願いした。
ロイには即効で断られた。
孤立しているといじめとかがありそうなものだけど、ヒロインはそういったことは先生の前ではさせないようにしているっぽい。
いないところではちょっとしたいじめっぽいことはされたけど、今のところ物を捨てられたりするだけだから、ごみ箱チェックが日課になった。
暴力に発展されるのは困るけど対処はできるから、まあ別にいいんだけど。
なーんか、意味がわからない行動を取るわりに、ティーシェン先生の前で私に変なことを言ったりしたりはしないんだよなー。
おまけに他の生徒が私に嫌がらせというほどでもないけど、先生の前でしようとするときはなんか止めようとしてるし。
先生が見てるときゴミ箱チェックをしようとする私よりも早く捨てられた私の私物を落ちてたよって言って渡してくるし。
んー、流石に考え過ぎだよね、乙女ゲームのヒロインともあろうものがそんなこと、するわけないよね。
リアが学園に入学して、三か月が経った。
この学園は三か月に一度、クラス替えの試験がある。
生活の違いにより勉強速度が違う学生達もいるだろうと、数代前の学園長が考案したことで、入試成績が悪くとも入学して学校で学ぶ意欲があれば上のクラスを目指せるという状況にすることで、生徒達に学力向上をさせるという目的があったと思われる。
そして、逆に入試で上のクラスに入っても、天狗にならずに勉強をしないと下のクラスに落ちる可能性をちらつかせることで、上のクラスの生徒にも危機意識を持たせることができると、一石二鳥にも三鳥にもなるわけだ。
リアが入学し、三か月が経った今、そのクラス替えの試験が行われた。
ヒロインの行動でかなり動揺していたリアは、うっかりその時の試験を何も考えずに受けてしまった。
つまりは手を抜くのを忘れていたということだ。
その結果、彼女は当然のようにデネブクラスに上がってしまう。
また、全教科の試験を考えたベガクラスの担任ティーシェンは、授業でまだ教えていない範囲のテストを用意していた。
その行動の理由は、生徒達の予習力を試すというものだと他の教師には言ったが、目的はそうではなかった。
ティーシェンが出したテストの範囲は、本来であればこの学園の三年になってから習うはずのもので、他の教師もそこまで広げるのはどうかと言った。
だが、全問正解しなくてもいい、ただ、意識を高く持たせたいというティーシェンの意見に無理やり納得した。
ティーシェンはほぼ確信していたが、他の教師は、この試験を一年生がオール満点でクリアできるはずがないと思っていた。
実際、リア以外はほぼ全問未回答か全問不正解、デネブクラスの何人かとベガクラスのリシュアン、ヒオウギの留学生である双子の二人が数問正解という結果だった。
試験を受ける時、リアが正常の状態であれば学園の授業でまだ習ってないと、その場で気づいたかもしれないが、リアにとっては残念なことに、その時彼女の動揺はかなりのものであり、全く気にすることができなかった。
もっと残念なことは、試験の点数及び順位は、全ての生徒に開示される決まりとなっていることだろう。
双子は特に態度を変えなかったけれど、ヒロインに普通に話しかけられても空返事ばかりで、双子もベガクラスでは孤立するようになっていて、私と双子以外の人間はヒロインの信者みたいになっていた。
それは初日のオリエンテーションから一週間で起きた現象である。
私の頭の中ははてなマークでいっぱいになり、入学してから一週間の区切りにあったテストで、手を抜くのを忘れてオール満点にしてしまうくらいに混乱していた。
なんで、ヒロインがあんな不思議ちゃんになってるんだろう?
言ってる意味がまるでわからないのになんで私が悪者になってヒロインが全て正しいみたいな構図が出来上がってるの?
そして、当初の目的であるヒロインと攻略対象をくっつけさせないっていうのはほぼムリくない?
だってリシュアンもラファーももう既にまるでヒロインの恋の奴隷ですって感じで所かまわずイチャイチャしてるし、二人とも結構プライド高いはずなのに、ヒロインを独占してないし。
うーん、もしかしてこれはハーレムルートかな?
でもハーレムルートだと先に先生の攻略をしないとだったはずだけど、見た感じティーシェン先生はヒロインに話しかけられても普通に対応してたし、むしろ私のほうをかまってくるんだよねぇ。
入学二日目の放課後に話があるからって応接室に連れてかれて、久しぶりの挨拶と入試のことを聞いてきて、今どこに住んでるのとか近況を聞かれたし。
ベガクラスの学級委員をやってほしいって言われて、あの顔面で頼まれたら断れなかった。
この学園の学級委員の役目は基本的に先生の手伝いプラス、クラス全体のリーダー的な役目で、ほぼ孤立状態の私がやるのは微妙な気はした。
ゲームではリシュアンがやったはずだけど、ここもシナリオから外れてる。
学級委員には補佐を指名することができるので、ルイにお願いした。
ロイには即効で断られた。
孤立しているといじめとかがありそうなものだけど、ヒロインはそういったことは先生の前ではさせないようにしているっぽい。
いないところではちょっとしたいじめっぽいことはされたけど、今のところ物を捨てられたりするだけだから、ごみ箱チェックが日課になった。
暴力に発展されるのは困るけど対処はできるから、まあ別にいいんだけど。
なーんか、意味がわからない行動を取るわりに、ティーシェン先生の前で私に変なことを言ったりしたりはしないんだよなー。
おまけに他の生徒が私に嫌がらせというほどでもないけど、先生の前でしようとするときはなんか止めようとしてるし。
先生が見てるときゴミ箱チェックをしようとする私よりも早く捨てられた私の私物を落ちてたよって言って渡してくるし。
んー、流石に考え過ぎだよね、乙女ゲームのヒロインともあろうものがそんなこと、するわけないよね。
リアが学園に入学して、三か月が経った。
この学園は三か月に一度、クラス替えの試験がある。
生活の違いにより勉強速度が違う学生達もいるだろうと、数代前の学園長が考案したことで、入試成績が悪くとも入学して学校で学ぶ意欲があれば上のクラスを目指せるという状況にすることで、生徒達に学力向上をさせるという目的があったと思われる。
そして、逆に入試で上のクラスに入っても、天狗にならずに勉強をしないと下のクラスに落ちる可能性をちらつかせることで、上のクラスの生徒にも危機意識を持たせることができると、一石二鳥にも三鳥にもなるわけだ。
リアが入学し、三か月が経った今、そのクラス替えの試験が行われた。
ヒロインの行動でかなり動揺していたリアは、うっかりその時の試験を何も考えずに受けてしまった。
つまりは手を抜くのを忘れていたということだ。
その結果、彼女は当然のようにデネブクラスに上がってしまう。
また、全教科の試験を考えたベガクラスの担任ティーシェンは、授業でまだ教えていない範囲のテストを用意していた。
その行動の理由は、生徒達の予習力を試すというものだと他の教師には言ったが、目的はそうではなかった。
ティーシェンが出したテストの範囲は、本来であればこの学園の三年になってから習うはずのもので、他の教師もそこまで広げるのはどうかと言った。
だが、全問正解しなくてもいい、ただ、意識を高く持たせたいというティーシェンの意見に無理やり納得した。
ティーシェンはほぼ確信していたが、他の教師は、この試験を一年生がオール満点でクリアできるはずがないと思っていた。
実際、リア以外はほぼ全問未回答か全問不正解、デネブクラスの何人かとベガクラスのリシュアン、ヒオウギの留学生である双子の二人が数問正解という結果だった。
試験を受ける時、リアが正常の状態であれば学園の授業でまだ習ってないと、その場で気づいたかもしれないが、リアにとっては残念なことに、その時彼女の動揺はかなりのものであり、全く気にすることができなかった。
もっと残念なことは、試験の点数及び順位は、全ての生徒に開示される決まりとなっていることだろう。
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