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第二章
王宮の裏話
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少女、香菜が兵士に連れられ、王の前から姿を消したころ。
「がっははははは」
という盛大な笑い声が王の間から響いた。
声の持ち主は言わずと知れたこの国の王である、バージニア・フォー・ドレイクその人である。
笑いの原因は、この国の王子の公開告白と公開失恋です。
つまりは自分の息子の失恋を見てこれほどの大笑いをしているのです。
当代国王は、その見事な手腕と民に対しての優しさから、賢王と呼ばれ称えられています。
しかし今の彼の姿からその影は一切うかがえません。
それに王はただ笑うのでなく、座っていた玉座から転がり落ち、絨毯の上を転がりながら、
「腹が痛いー」と叫びながら尚も笑い続けています。
当の原因である王子は、かわいそうに涙目になりながらも、笑い続ける王をにらんでいます。
王はその視線に気づいてるが笑い続けます。
王は笑いを止めないのでなく、止められないようです。
どちらも同じような気がしますが。
そして王が笑い始めて30分ほどがすぎてやっと、王も落ち着いてきたようです。
30分も笑い続ける王って・・・
王はまだ顔がにやけたままで、自分の玉座に座りなおしました。
そしてもう一度、王子を見て吹き出してようやく、王子に向き直りこう言いました。
「なかなかの娘を見つけたではないか?」
と王子は先ほどまで流していた涙を、乱暴に手で拭きながら、
「はい、俺もそう思います、最初に一目惚れして次に言葉を交わすと、とても強い女だと感じました。俺の目に狂いは無いと思います」
「盛大にふられたのに言うじゃないか、くっく」
と息子の言葉で不意に思い出したのか王は、また笑いの発作がきたようです。
王子は父の態度にむっとしたようですが、怒鳴るようなことはしませんでした。
変わりに釘を刺すように、
「あの子は俺が見つけたんですから手、出さないでくださいよ」
と言い、それを聞いた王は驚いたように息子を見返しました。
王子は父である国王をとても尊敬していて、あまり反抗をしない子供でした。
しかしたった一人の女性を男として、愛するようになったからか初めての反抗期のようです。
王は息子のこの言葉に驚き以外に、うれしさも感じてました。
息子の釘刺しに王はニヤニヤしながらこう返しました。
「わからんぞ?私とて、愛の感情まではコントロールできん。もしあの娘を私も愛してしまった 場合、私も手に入れたくなってしまうだろう」
と息子としてはとてもいやな返事を父は返しました。
だから当然、
「そんなのやめてくれー」
と今日一番の悲痛な叫びが王子の口から飛び出ました。
そしてその日は歴史に残るほど、騒がしい一日になったそうだ。
「がっははははは」
という盛大な笑い声が王の間から響いた。
声の持ち主は言わずと知れたこの国の王である、バージニア・フォー・ドレイクその人である。
笑いの原因は、この国の王子の公開告白と公開失恋です。
つまりは自分の息子の失恋を見てこれほどの大笑いをしているのです。
当代国王は、その見事な手腕と民に対しての優しさから、賢王と呼ばれ称えられています。
しかし今の彼の姿からその影は一切うかがえません。
それに王はただ笑うのでなく、座っていた玉座から転がり落ち、絨毯の上を転がりながら、
「腹が痛いー」と叫びながら尚も笑い続けています。
当の原因である王子は、かわいそうに涙目になりながらも、笑い続ける王をにらんでいます。
王はその視線に気づいてるが笑い続けます。
王は笑いを止めないのでなく、止められないようです。
どちらも同じような気がしますが。
そして王が笑い始めて30分ほどがすぎてやっと、王も落ち着いてきたようです。
30分も笑い続ける王って・・・
王はまだ顔がにやけたままで、自分の玉座に座りなおしました。
そしてもう一度、王子を見て吹き出してようやく、王子に向き直りこう言いました。
「なかなかの娘を見つけたではないか?」
と王子は先ほどまで流していた涙を、乱暴に手で拭きながら、
「はい、俺もそう思います、最初に一目惚れして次に言葉を交わすと、とても強い女だと感じました。俺の目に狂いは無いと思います」
「盛大にふられたのに言うじゃないか、くっく」
と息子の言葉で不意に思い出したのか王は、また笑いの発作がきたようです。
王子は父の態度にむっとしたようですが、怒鳴るようなことはしませんでした。
変わりに釘を刺すように、
「あの子は俺が見つけたんですから手、出さないでくださいよ」
と言い、それを聞いた王は驚いたように息子を見返しました。
王子は父である国王をとても尊敬していて、あまり反抗をしない子供でした。
しかしたった一人の女性を男として、愛するようになったからか初めての反抗期のようです。
王は息子のこの言葉に驚き以外に、うれしさも感じてました。
息子の釘刺しに王はニヤニヤしながらこう返しました。
「わからんぞ?私とて、愛の感情まではコントロールできん。もしあの娘を私も愛してしまった 場合、私も手に入れたくなってしまうだろう」
と息子としてはとてもいやな返事を父は返しました。
だから当然、
「そんなのやめてくれー」
と今日一番の悲痛な叫びが王子の口から飛び出ました。
そしてその日は歴史に残るほど、騒がしい一日になったそうだ。
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