俺とうさぎと異世界と

ミラタマ

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第4章

俺と武器とチョロウサと

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取りあえず武器を買わないと話にならないと思ったので武器屋に向かっている途中視線がチラチラこちらに突き刺さった。
何かおかしいのか白ウサを確認してみた。
「どうしたんですか?私の魅力にメロメロですか?節穴卒業ですね。おめでとうござい・・・」
グワシッと耳を掴み引っ張る。
「うさぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!」
更にひねりを加えてみると
「うさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
悲鳴を上げてる涙目の白ウサを見ていて
「ヤバい。何か新しい扉が開きかけている。すごく楽しい。いや、この気持ちを聞かれるのはヤバい。声を出さないようにしないと・・・」
「変なこと考えないで下さい!声が漏れててとっても怖いです。」
萌え白ウサがガクブルモードになっていた。

本題に戻り視線の話をする。白ウサに犯罪履歴(食い逃げ)がありそうなので聞いてみると
「いきなり犯罪者扱いは酷すぎます!しかも食い逃げとか。視線はアルヴァさんの服装のせいだと思います。」
言われてみれば死ぬ前の恰好。スーツ姿だった。この世界にスーツなんて存在するはずが無く奇抜なファッションで通じてくれるか不安だ。
「気が付いてるんだったら言ってくれよ!?食い逃げなんてしないで」
「だから食い逃げなんて・・・・してません!」
今の間は・・・気になるが武器屋の前に洋服店に入って行った。
適当な服を選び会計をすますスピーディーな予定が・・・
「ぜひ、この服を買わせては頂けないでしょうか?この手触り、この縫合、まさに完璧。すごすぎる!お願いします。どうか売って下さい。」
お店の店長に絡まれていた。さらに、
「この服とこのズボンでファッションは完璧です!」
何故か俺の洋服をコーディネートしている白ウサのセンスに、そこにいた子供が泣き出すというトラウマを植え付けていた。」
のちに、子供をしつけるのに悪いことをすると白いウサギがトラウマを刻み付けるわよ。と言われるようになったのは、また別の話。
また戻るかもしれないので何とか断り自分で服を選び、店から出るのだった。心のメモに白ウサのセンスはトラウマ並みと書いて置いた。
こちらの世界の服装に変えると今度こそ武具屋に向かう。
途中美味しそうな匂いがしたが誘惑を振り切って進み武具屋に入ると、いかにも昔は冒険者だって思えるガタイの良い親父が武器を拭いていた。
「おう!らっしゃい。色々あるから買って行けよ」と声を掛け、また武器を拭き始めていた。
取りあえず目を凝らして見ていると(武器効果表示)のスキルを覚えました。表示されたので効果を発動するとケースの中に入っている3本の武器に表示が出た。1本目は水が出て追加攻撃してくれる剣。2本目は火が出て攻撃する斧。3本目が風で鎌鼬かまいたちを起こすレイピアだった。
やっぱりこういう武器が欲しいよな~。と思い値段を見て諦めた。
「一番安くて金貨50枚って無理に決まってる。」
「ガラクタ剣なら樽に入ってるよ。稼いで買いに来い。」声が出ていたみたいで親父さんの鋭い突っ込みが入った。
俺は言われるまま樽の方を目にすると(在庫セール!どれでも1本金貨1枚)と立札があった。状態の良さそうな剣を掴むと手になじむ感覚が感じられた。
「白ウサどう思う?・・・て居ないし。」
絶対さっきの匂いに惹かれて行ったに違いない。食い意地だけは在りそうだしな。仕方なく手にした剣を買い、来た道を引き返すのであった。

匂いをたどり進むと丁度白ウサが3人の男に連れていかれる処だった。
「本当に奢ってくれるんですか?」
「マジマジ。おごちゃう。」
「あぁ、いくらでも奢っちゃうよ。お酒も沢山飲んで騒ごう。」
「楽しくて気持ちの良い後も待ってるしね。」
「わーい!嬉しいです。ありがとうございます!」
風に乗って聞こえた声に脱力し、
「これが白ウサクオリティーだな。」と呟くのだった。

それから数分後、白ウサが1人で店から出て来たのだった。
「どうだった?沢山食べられたか?ってその顔はやっぱり・・・」
「私と飲む人は必ず寝てしまうんです。1人じゃつまらないし。」
取りあえず部屋に帰って寝ようぜ。明日はダンジョン探検だからね。そう言って帰路に就くのだった。
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