花言葉かるた

くさなぎ秋良

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【ほ】牡丹

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 花の王。そんな威厳のある『牡丹』はその花言葉も『王者の風格』という立派なものです。『高貴』『富貴』といった花言葉があらわすように、百花の王として人々に愛されています。

 日本文学に初めて登場したのは『枕草子』なんだそうです。日本と中国の文学だけでなく、俳句に絵画にも多く登場します。怖いものが苦手なのですが『牡丹燈籠』も有名ですね。そういえば『牡丹と薔薇』なんてドラマもありましたっけ。

 美人をあらわすのに『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』という言葉があるくらいですものね。それはもう華麗で見事な花です。

 薔薇や椿のように、たくさんの品種があり、その名前もロマン溢れるものばかり。『黄金の塔』『月宮燭光』『深夜の星』『不夜城』『白雲竜』『暁の雪』などなど。
 名前を見るだけで、まるで花が開くように童話の世界にも似たロマンが広がります。
 そう、牡丹を目にしたときというのは、満天の星空に圧倒されて息を呑む瞬間に似ています。名付け親はきっと、その花に言葉ではおいつかないほどの無限の憧憬と熱情を見出していたのでしょうね。

文字札:星空を抱く花

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