17 / 27
1章 追放からの仲間集め編
努力の男
しおりを挟む
ダンジョンを数回回り、コハダさんのレベルは3に上がった。
伝説のヒーラーとまで言われた男がなぜヒーラーをやめたのか興味があったが、自分では聞きづらかったのでニコを使って聞き出す
「コハダさんなんでヒーラーやめたんですか?」
「うーん、人を癒やすのに疲れた…俺は癒やされたい人間だったんだ」
妙に真剣な顔でくだらないことを言ってやがる。
「DPSが癒やされれたら、だめじゃん」
ガヤさんがそれとなくツッコミを入れる
「だってタンク痛そうなんだもん」
「ですよねー」
ニコがなぜか納得している。
別にタンクだから痛みを感じるというわけではないのだが…
「もう医術士はやらないんですか」
「おうよ、狩人でトップ目指すぜーーそれにペット可愛いし」
「ですよねーペットに癒やされます」
チュートリアルもやらない人間がトップ目指せるものなのか…まあヒーラーで頂点にたどり着いたと言って過言ではない男だ、狩人もすぐになれて…
はい誤算でした。
「うりゃああああああ、とりゃーーーーー」
「コハダさん、攻撃外してますよ…」
「ごめんンゴ、焦ってターゲットサークル出る前に撃っちゃう」
「気合い入れても当たらないので気をつけて下さい」
俺は冷静にツッコミを入れる
普通ヒーラーがあそこまで上手ければ、他のロールもそつなくこなせそうなのにな…なんとかヒーラーやってくれないだろうか…
「ニコ、コハダさんにヒーラーやってもらうようにお願いできないかな?」
「嫌です!!!」
「ですよねー」
ニコに怒られた…
狩人というジョブは、物理遠隔で弓矢を使って攻撃するジョブである。ペットと呼ばれる動物たちを呼び出すことができ、それぞれの動物に効果が着いており、犬を呼び出すと周囲に攻撃力をアップするバフを付与できたり、鷹を呼び出すと、MPが持続的に回復できたりする効果があったりする。
それらのペットを状況に合わせて、使いこなすことで戦いを有利にしていく。
アビリティには、毒矢、火矢などのDoTや、3本射といよばれる1回の攻撃で3回ヒットとなる攻撃もある。
また、動きながら遠隔から攻撃できるジョブであるので、ギミックの処理を任されることが多い。
コハダさんのレベルではペットを呼び出したりすることはできないため、攻撃に専念できるのだが、あれでは…
ま、まだ最初だ、そのうちなれて…
◇
ダンジョン周回中
コハダさんのレベルは5になった。
「うりゃあああああああああああ、とりゃああああああ」
「コハダさん、3回に1回はまだターゲットサークル前に撃ってますよね?」
「撃ってないもん!」
「そうですか?自分の目には早く撃ってるように見えるのですが…」
「そ、それはラグだよ、ラグ、ああああこの時間ラッグいわー」
「今、平日の深夜2時回ってるんですけどコハダさんだけ回線混んでるんですね」
「そうそう、プロバイダーがさー」
「はい、はい」
「ニコちゃーーん、タナカが僕のこといじめるーーー」
「悪いタナカさんは私が退治します!」
あいつ完全にニコを取り込みやがった…
今日は時間も時間と言うことでここで解散となった。
「コハダさん、明日は必ず当てるようにしてくださいよ!」
俺は念を押しそのままログアウトする。
朝5時
「うーーん、変な時間に目が覚めた、あ!畑に水撒くのわすれてた!」
FG3にログインする。ログアウトした場所が木人練習場であったため、木人練習場に現る。
「うおりゃーーーーー、とりゃあああああああ」
木人に矢を撃ちながら大声をだしている人がいた。
あれは…コハダさん…
その矢は全て、木人に当たっている。
そうか、コハダさんは、ヒーラーだってはじめから上手かった訳じゃないんだ…あーやって努力して、人の何倍も試行錯誤や努力して上手くなっていったんだ。
だから、人へのアドバイスも的確で上手く伝えることができるんだな
「あれ?タナカじゃん、何しに来たんだ?」
「畑の水やりに、コハダさんこそ、ずっと練習してたんですか?」
「ああ、これか、ターゲットサークル出現まえになんとか当てられねーかなと思ってね」
「全部当たってたじゃないですか」
「ああ、動かない相手なら全部、当たるようにはなってきたなー」
一流の狩人は手数を稼ぐためにターゲットサークル出現前に撃つものいるという話をきいたことがある。
コハダさんが、それを知っているか知らないかは、分からないけどこの人の考え方や発想のレベルは、一流の人間のそれと同じなんだ…
「コハダさん、俺達のパーティの狩人はあなたです」
心の中でいったつもりだったが声にでていたようだった。
「え?クビにするつもりだったの?」
「え?えええええええ、聞こえてました?」
「うん、まあレベル1の人間を誘うレイドパーティなんて他にねーからな」
コハダさんは笑いながら許してくれたようだった。
「うっそ、5時じゃん、今日朝から予定あったのに!」
慌ただしく、コハダさんは落ちていった。
俺は家にもどり、畑に水を撒き、ログアウトをした。
伝説のヒーラーとまで言われた男がなぜヒーラーをやめたのか興味があったが、自分では聞きづらかったのでニコを使って聞き出す
「コハダさんなんでヒーラーやめたんですか?」
「うーん、人を癒やすのに疲れた…俺は癒やされたい人間だったんだ」
妙に真剣な顔でくだらないことを言ってやがる。
「DPSが癒やされれたら、だめじゃん」
ガヤさんがそれとなくツッコミを入れる
「だってタンク痛そうなんだもん」
「ですよねー」
ニコがなぜか納得している。
別にタンクだから痛みを感じるというわけではないのだが…
「もう医術士はやらないんですか」
「おうよ、狩人でトップ目指すぜーーそれにペット可愛いし」
「ですよねーペットに癒やされます」
チュートリアルもやらない人間がトップ目指せるものなのか…まあヒーラーで頂点にたどり着いたと言って過言ではない男だ、狩人もすぐになれて…
はい誤算でした。
「うりゃああああああ、とりゃーーーーー」
「コハダさん、攻撃外してますよ…」
「ごめんンゴ、焦ってターゲットサークル出る前に撃っちゃう」
「気合い入れても当たらないので気をつけて下さい」
俺は冷静にツッコミを入れる
普通ヒーラーがあそこまで上手ければ、他のロールもそつなくこなせそうなのにな…なんとかヒーラーやってくれないだろうか…
「ニコ、コハダさんにヒーラーやってもらうようにお願いできないかな?」
「嫌です!!!」
「ですよねー」
ニコに怒られた…
狩人というジョブは、物理遠隔で弓矢を使って攻撃するジョブである。ペットと呼ばれる動物たちを呼び出すことができ、それぞれの動物に効果が着いており、犬を呼び出すと周囲に攻撃力をアップするバフを付与できたり、鷹を呼び出すと、MPが持続的に回復できたりする効果があったりする。
それらのペットを状況に合わせて、使いこなすことで戦いを有利にしていく。
アビリティには、毒矢、火矢などのDoTや、3本射といよばれる1回の攻撃で3回ヒットとなる攻撃もある。
また、動きながら遠隔から攻撃できるジョブであるので、ギミックの処理を任されることが多い。
コハダさんのレベルではペットを呼び出したりすることはできないため、攻撃に専念できるのだが、あれでは…
ま、まだ最初だ、そのうちなれて…
◇
ダンジョン周回中
コハダさんのレベルは5になった。
「うりゃあああああああああああ、とりゃああああああ」
「コハダさん、3回に1回はまだターゲットサークル前に撃ってますよね?」
「撃ってないもん!」
「そうですか?自分の目には早く撃ってるように見えるのですが…」
「そ、それはラグだよ、ラグ、ああああこの時間ラッグいわー」
「今、平日の深夜2時回ってるんですけどコハダさんだけ回線混んでるんですね」
「そうそう、プロバイダーがさー」
「はい、はい」
「ニコちゃーーん、タナカが僕のこといじめるーーー」
「悪いタナカさんは私が退治します!」
あいつ完全にニコを取り込みやがった…
今日は時間も時間と言うことでここで解散となった。
「コハダさん、明日は必ず当てるようにしてくださいよ!」
俺は念を押しそのままログアウトする。
朝5時
「うーーん、変な時間に目が覚めた、あ!畑に水撒くのわすれてた!」
FG3にログインする。ログアウトした場所が木人練習場であったため、木人練習場に現る。
「うおりゃーーーーー、とりゃあああああああ」
木人に矢を撃ちながら大声をだしている人がいた。
あれは…コハダさん…
その矢は全て、木人に当たっている。
そうか、コハダさんは、ヒーラーだってはじめから上手かった訳じゃないんだ…あーやって努力して、人の何倍も試行錯誤や努力して上手くなっていったんだ。
だから、人へのアドバイスも的確で上手く伝えることができるんだな
「あれ?タナカじゃん、何しに来たんだ?」
「畑の水やりに、コハダさんこそ、ずっと練習してたんですか?」
「ああ、これか、ターゲットサークル出現まえになんとか当てられねーかなと思ってね」
「全部当たってたじゃないですか」
「ああ、動かない相手なら全部、当たるようにはなってきたなー」
一流の狩人は手数を稼ぐためにターゲットサークル出現前に撃つものいるという話をきいたことがある。
コハダさんが、それを知っているか知らないかは、分からないけどこの人の考え方や発想のレベルは、一流の人間のそれと同じなんだ…
「コハダさん、俺達のパーティの狩人はあなたです」
心の中でいったつもりだったが声にでていたようだった。
「え?クビにするつもりだったの?」
「え?えええええええ、聞こえてました?」
「うん、まあレベル1の人間を誘うレイドパーティなんて他にねーからな」
コハダさんは笑いながら許してくれたようだった。
「うっそ、5時じゃん、今日朝から予定あったのに!」
慌ただしく、コハダさんは落ちていった。
俺は家にもどり、畑に水を撒き、ログアウトをした。
0
あなたにおすすめの小説
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
追放された【才能鑑定】スキル持ちの俺、Sランクの原石たちをプロデュースして最強へ
黒崎隼人
ファンタジー
人事コンサルタントの相馬司が転生した異世界で得たのは、人の才能を見抜く【才能鑑定】スキル。しかし自身の戦闘能力はゼロ!
「魔力もない無能」と貴族主義の宮廷魔術師団から追放されてしまう。
だが、それは新たな伝説の始まりだった!
「俺は、ダイヤの原石を磨き上げるプロデューサーになる!」
前世の知識を武器に、司は酒場で燻る剣士、森に引きこもるエルフなど、才能を秘めた「ワケあり」な逸材たちを発掘。彼らの才能を的確に見抜き、最高の育成プランで最強パーティーへと育て上げる!
「あいつは本物だ!」「司さんについていけば間違いない!」
仲間からの絶対的な信頼を背に、司がプロデュースしたパーティーは瞬く間に成り上がっていく。
一方、司を追放した宮廷魔術師たちは才能の壁にぶつかり、没落の一途を辿っていた。そして王国を揺るがす戦乱の時、彼らは思い知ることになる。自分たちが切り捨てた男が、歴史に名を刻む本物の英雄だったということを!
無能と蔑まれた男が、知略と育成術で世界を変える! 爽快・育成ファンタジー、堂々開幕!
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる