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2章 初めてのレイド編
運命の門 開錠編3層、4層 「このパーティ優秀かも?」
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「やりました!」
ニコとクロスさんは大喜びをしている。
「当時は2層で心折れた人いっぱいいたからなぁ」
ボソっと俺がつぶやく
「クリアできてよかったです」
ニコには聞こえていたようであった。
「次は3層、4層だけど、それほど難しくはないかな」
「タンクがメインの層だしね」
イツカさんが話す。
「ヌエの雷受けぐらいでしょ、DPSが気をつけるのは」
「うん、とりあえずいってみようか」
◇
寺の境内のような場所の中心にヌエと呼ばれるボスがいる。
「雷でたら合図してね、足下にでるから」
クロスさんと、ニコに伝える
カウントダウンが0になると同時に盾が着弾し、戦闘が開始となる。
この層はそれほどトリッキーなギミックはなく、8人のうち2人にランダムで雷が落ちる。それを2人のタンクが受ける必要がある。避けると地面を雷が這い、タンク以外お亡くなりなるダメージを受ける。雷を食らうタンクも瀕死に近いダメージを受けるため、ヒーラーの腕が問われるギミックになっている。
あとは、タンクに向けての足の振り下ろし攻撃などがあるのだが、それらをバフを使って適切に耐える。振り下ろし攻撃の間隔が短いため、バフがなくなればタンクスイッチをしていく必要がある。
DPSもしっかりと火力を出さないとクリアすることができないようになっている。
2層に比べると、拍子抜けするようなギミック難易度だが、タンクとヒーラーの理解度が低ければ、クリアが難しい層でもある。
空に稲光が走る
「私!私に来てます」
ニコが手を挙げて、雷がきたことを知らせる
「イツカだ、俺にも来てる」
ニコの足下とイツカさんの足下に稲妻のマークが表示されている
俺がニコがいたところにいき、シュラさんがイツカさんのいたところにいく
ドカーンという音ともに、俺とシュラさんに雷が落ちる
即座にヒールが飛んできて、HPが元にもどる。
俺はバフをつかいながらヌエの前に立つと、足の振り下ろし攻撃がくる
雷が落ちてすぐのタイミングで振り下ろし攻撃を使ってくる
本当にいやらしい運営だ
これの繰り返しを行い、バフがなくなれば、シュラさんとメインタンクを変わりながら、攻略を進めていく。
そうしていくうちに、ヌエのHPはガンガン減っていきCOMPLETEの文字が表示される
ニコとクロスさんはきょとんとしている。
「まあ、ここはタンクとヒーラーが難しいところだから、経験者だからね」
ガヤさんがニコとクロスさんに話しかけている
「ここと4層やるときは、まだ微妙に緊張する」
俺はそういって笑う
「それはタナカが3流タンクだからよ、バフのタイミングが早いから降り下ろしの時にまにあわないかとおもってヒヤヒヤしてたんだから、その点シュラちゃんは完璧」
アリシャさんがすかさずツッコミを入れる
「…」
「タナカ返事」
「へい、へい」
やる気なく返事をする。
ニコが見かねて間に入る
「ま、まあクリアできたからよかったってことで」
アリシャさんはぷいっとそっぽを向く。
「じゃあ今日はこの辺でやめとこうか、いい時間だし」
時計は0時を回っていた。
「明日も9時集合でいいかな」
「いいとも!」
コハダさんが返事をする。
一体この人何歳なんだろうな…
他の人からもとくに意見もなかったことから、翌日9時に集合し4層、5層をめざすこととなった。
ガヤさんとニコが俺の家にいる
「4層はあれだけど、5層は時間掛かるだろうな」
「うん、5層は段違いに難しいからな、DPSチェック、ギミック」
「そうなんですか、私、頑張ります、4層ってどんな感じなんですか?」
「うん、通称鬼ヶ島」
「鬼ヶ島?」
「鬼が時間で沸くから、その鬼を次の鬼が沸くまで倒していかないとダメ」
「タンクのタゲ取りとDPSチェックがメインって感じ」
「なるほど…」
「まあ、俺とシュラさんがDPSが気持ちよく殴れるようにすることが重要な層だな」
「分かりました、任せます」
「タナカの腕の見せ所だな」
「アリシャさんには難癖つけられそうだけど」
「そうですね」
ニコとガヤさんは笑った
◇
翌日午後9時
メンバーがタナカの家に集合する
「んじゃ4層いくよ」
声を掛けて4層の申請をする
丸い島のような場所にテレポートしてくる
目の前には、青鬼と赤鬼が経っている
この鬼を倒すと、次の鬼がでてくるという寸法だ、だいたい30秒いないで倒していかないと次々鬼が沸きだしてしまう。
パーティDPSがしっかりと出すことと、タンクが沸いた敵のターゲットをすぐに取ることが重要な層である。
2年前のレイドであるが、嫌というほどやってきたので、大体の敵の沸きポイントは覚えているので、シュラさんと軽い打ち合わせをし、戦闘を開始する。
DPS面に関しての心配はそれほどいらないはずだ、クロスさん、ニコとも努力家で暇があれば木人叩いてるような連中だ、コハダさんに関しても問題ない、ガヤさんもブランクがあったとはいえ全盛期に近い火力は出せている。
あれ?うちのDPS陣ってもしかして優秀?
タゲを取る、鬼達がすぐに溶けていく。
装備シンクしてるのに早い!
当時攻略していた速度よりも敵が溶けていくのが早く感じる
シャラさんもそう思ったらしく、慌ただしく沸きポイントに向かい、タゲを取る
ヒールに関しても、的確になってきている。
アリシャさんはいつもこっそりコハダさんにアドバイスをもらっているらしい
イツカさんもコハダさんにアドバイスもらっているようだ。
あれ?もしかしてこのパーティすっごく優秀?
1層、2層、3層と経ていくごとに歯車がかみ合っていく気がする。
そんなこんなであっけなく、4層が終わってしまった…
「へ?俺装備シンク忘れてた?4層ってこんなに簡単だっけ?」
「ちゃんと装備シンクしてますよ」
「パーティDPS、優秀かもしれない」
イツカさんが嬉しそうに話す
「ヒールもいい感じだよん」
コハダさんがヒーラー陣を褒めている
「あ、当たり前よ」
アリシャさんが照れているのが伝わってきた。
ニコが明るい声で話しかけてくる
「いよいよ、5層ですね」
「うん、5層だね、難易度が跳ね上がるから時間掛かるかもしんないけど、頑張ろう」
「はい!」
ニコとクロスさんは大喜びをしている。
「当時は2層で心折れた人いっぱいいたからなぁ」
ボソっと俺がつぶやく
「クリアできてよかったです」
ニコには聞こえていたようであった。
「次は3層、4層だけど、それほど難しくはないかな」
「タンクがメインの層だしね」
イツカさんが話す。
「ヌエの雷受けぐらいでしょ、DPSが気をつけるのは」
「うん、とりあえずいってみようか」
◇
寺の境内のような場所の中心にヌエと呼ばれるボスがいる。
「雷でたら合図してね、足下にでるから」
クロスさんと、ニコに伝える
カウントダウンが0になると同時に盾が着弾し、戦闘が開始となる。
この層はそれほどトリッキーなギミックはなく、8人のうち2人にランダムで雷が落ちる。それを2人のタンクが受ける必要がある。避けると地面を雷が這い、タンク以外お亡くなりなるダメージを受ける。雷を食らうタンクも瀕死に近いダメージを受けるため、ヒーラーの腕が問われるギミックになっている。
あとは、タンクに向けての足の振り下ろし攻撃などがあるのだが、それらをバフを使って適切に耐える。振り下ろし攻撃の間隔が短いため、バフがなくなればタンクスイッチをしていく必要がある。
DPSもしっかりと火力を出さないとクリアすることができないようになっている。
2層に比べると、拍子抜けするようなギミック難易度だが、タンクとヒーラーの理解度が低ければ、クリアが難しい層でもある。
空に稲光が走る
「私!私に来てます」
ニコが手を挙げて、雷がきたことを知らせる
「イツカだ、俺にも来てる」
ニコの足下とイツカさんの足下に稲妻のマークが表示されている
俺がニコがいたところにいき、シュラさんがイツカさんのいたところにいく
ドカーンという音ともに、俺とシュラさんに雷が落ちる
即座にヒールが飛んできて、HPが元にもどる。
俺はバフをつかいながらヌエの前に立つと、足の振り下ろし攻撃がくる
雷が落ちてすぐのタイミングで振り下ろし攻撃を使ってくる
本当にいやらしい運営だ
これの繰り返しを行い、バフがなくなれば、シュラさんとメインタンクを変わりながら、攻略を進めていく。
そうしていくうちに、ヌエのHPはガンガン減っていきCOMPLETEの文字が表示される
ニコとクロスさんはきょとんとしている。
「まあ、ここはタンクとヒーラーが難しいところだから、経験者だからね」
ガヤさんがニコとクロスさんに話しかけている
「ここと4層やるときは、まだ微妙に緊張する」
俺はそういって笑う
「それはタナカが3流タンクだからよ、バフのタイミングが早いから降り下ろしの時にまにあわないかとおもってヒヤヒヤしてたんだから、その点シュラちゃんは完璧」
アリシャさんがすかさずツッコミを入れる
「…」
「タナカ返事」
「へい、へい」
やる気なく返事をする。
ニコが見かねて間に入る
「ま、まあクリアできたからよかったってことで」
アリシャさんはぷいっとそっぽを向く。
「じゃあ今日はこの辺でやめとこうか、いい時間だし」
時計は0時を回っていた。
「明日も9時集合でいいかな」
「いいとも!」
コハダさんが返事をする。
一体この人何歳なんだろうな…
他の人からもとくに意見もなかったことから、翌日9時に集合し4層、5層をめざすこととなった。
ガヤさんとニコが俺の家にいる
「4層はあれだけど、5層は時間掛かるだろうな」
「うん、5層は段違いに難しいからな、DPSチェック、ギミック」
「そうなんですか、私、頑張ります、4層ってどんな感じなんですか?」
「うん、通称鬼ヶ島」
「鬼ヶ島?」
「鬼が時間で沸くから、その鬼を次の鬼が沸くまで倒していかないとダメ」
「タンクのタゲ取りとDPSチェックがメインって感じ」
「なるほど…」
「まあ、俺とシュラさんがDPSが気持ちよく殴れるようにすることが重要な層だな」
「分かりました、任せます」
「タナカの腕の見せ所だな」
「アリシャさんには難癖つけられそうだけど」
「そうですね」
ニコとガヤさんは笑った
◇
翌日午後9時
メンバーがタナカの家に集合する
「んじゃ4層いくよ」
声を掛けて4層の申請をする
丸い島のような場所にテレポートしてくる
目の前には、青鬼と赤鬼が経っている
この鬼を倒すと、次の鬼がでてくるという寸法だ、だいたい30秒いないで倒していかないと次々鬼が沸きだしてしまう。
パーティDPSがしっかりと出すことと、タンクが沸いた敵のターゲットをすぐに取ることが重要な層である。
2年前のレイドであるが、嫌というほどやってきたので、大体の敵の沸きポイントは覚えているので、シュラさんと軽い打ち合わせをし、戦闘を開始する。
DPS面に関しての心配はそれほどいらないはずだ、クロスさん、ニコとも努力家で暇があれば木人叩いてるような連中だ、コハダさんに関しても問題ない、ガヤさんもブランクがあったとはいえ全盛期に近い火力は出せている。
あれ?うちのDPS陣ってもしかして優秀?
タゲを取る、鬼達がすぐに溶けていく。
装備シンクしてるのに早い!
当時攻略していた速度よりも敵が溶けていくのが早く感じる
シャラさんもそう思ったらしく、慌ただしく沸きポイントに向かい、タゲを取る
ヒールに関しても、的確になってきている。
アリシャさんはいつもこっそりコハダさんにアドバイスをもらっているらしい
イツカさんもコハダさんにアドバイスもらっているようだ。
あれ?もしかしてこのパーティすっごく優秀?
1層、2層、3層と経ていくごとに歯車がかみ合っていく気がする。
そんなこんなであっけなく、4層が終わってしまった…
「へ?俺装備シンク忘れてた?4層ってこんなに簡単だっけ?」
「ちゃんと装備シンクしてますよ」
「パーティDPS、優秀かもしれない」
イツカさんが嬉しそうに話す
「ヒールもいい感じだよん」
コハダさんがヒーラー陣を褒めている
「あ、当たり前よ」
アリシャさんが照れているのが伝わってきた。
ニコが明るい声で話しかけてくる
「いよいよ、5層ですね」
「うん、5層だね、難易度が跳ね上がるから時間掛かるかもしんないけど、頑張ろう」
「はい!」
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