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5.たっくんと初めてのケンカ
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帰り道、さっそくたっくんに聞いてみる。
「たっくん、最近バイト先にいっぱい女の子達来てるって聞いたんだけど?」
「いっぱいなのかなあ?
わからないなぁ。
売り上げは増えてるって店長さん言ってたけど。」
「話しかけられたり、する?」
「するよ。
お付き合いしてる人いますか?って。」
いや、それがっつり誘われてるよ。
やっぱりたっくんは気づいてない。
「なんて返すの?」
「え、普通にいますって。」
まあ、嘘ついたりはしないか、たっくんだし。
でも、モヤっとする。
何かヤダ。
思わず、ぎゅーと目をつむる。
あれ?
これって嫉妬?
「え、イチカちゃん怒ってる?」
「いい気持ちはしないかな。」
「でも、僕、ちゃんと付き合っているって言ってるし、他で内緒で会ったりもしてないよ。」
おい、おい、デートにも誘われているし。
たっくんモテモテって言うんだよ、それ。
なんか、イライラしてくる。
「ねえ、断っているのにいっぱい来るの?」
「うん、断っているけど、お買い物には来る」
たっくんは困り顔。
もう、こっちだよ、やな気持ちになってるのは。
「もう、バイトやめたら?」
「ごめん、それはできないよ。」
即答なんだ。
ひどいよ、たっくん。
「たっくんのバカ。」
そう言うと走って先に家に帰る。
「イチカちゃん、待って、話し聞いて」
「ついて来たら、ダメ。」
今、話とか無理だよ。
たっくんを振り切って、泣きながら帰った。
「たっくん、最近バイト先にいっぱい女の子達来てるって聞いたんだけど?」
「いっぱいなのかなあ?
わからないなぁ。
売り上げは増えてるって店長さん言ってたけど。」
「話しかけられたり、する?」
「するよ。
お付き合いしてる人いますか?って。」
いや、それがっつり誘われてるよ。
やっぱりたっくんは気づいてない。
「なんて返すの?」
「え、普通にいますって。」
まあ、嘘ついたりはしないか、たっくんだし。
でも、モヤっとする。
何かヤダ。
思わず、ぎゅーと目をつむる。
あれ?
これって嫉妬?
「え、イチカちゃん怒ってる?」
「いい気持ちはしないかな。」
「でも、僕、ちゃんと付き合っているって言ってるし、他で内緒で会ったりもしてないよ。」
おい、おい、デートにも誘われているし。
たっくんモテモテって言うんだよ、それ。
なんか、イライラしてくる。
「ねえ、断っているのにいっぱい来るの?」
「うん、断っているけど、お買い物には来る」
たっくんは困り顔。
もう、こっちだよ、やな気持ちになってるのは。
「もう、バイトやめたら?」
「ごめん、それはできないよ。」
即答なんだ。
ひどいよ、たっくん。
「たっくんのバカ。」
そう言うと走って先に家に帰る。
「イチカちゃん、待って、話し聞いて」
「ついて来たら、ダメ。」
今、話とか無理だよ。
たっくんを振り切って、泣きながら帰った。
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