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第47話ー2
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翌日の1493年6月1日は、カプリコルノ国の第一王女ヴァレンティーナと、カンクロ国の王太子サルヴァトーレの誕生日パラータ。
ヴァレンティーナは成人となる15歳に、サルヴァトーレは1歳になった。
パラータの馬車には主役2人と共に、数時間前に霊廟から戻って来たばかりのフラヴィオも乗り込む。
「では、行ってくるのだアモーレ」
「いってらっしゃいませフラヴィオ様、ティーナ様、トーレ」
馬車が『下の中庭』から動き出し、大手門を潜って王都オルキデーアの中央通りへと続く緩やかな下り坂に入る。
その途端、懐から本日のヴァレンティーナのものとお揃いの小さなドレスを取り出したフラヴィオを見て、馬車の両脇にいる護衛――フェデリコとアドルフォが顔を引きつらせた。
「ちょ、兄上、まさかそれはトーレの…!? 一体、何度やれば気が済むのです……!」
「あとでベルにバレても、俺たちは知りませんからな……!?」
2人の顔を見て、「しーっ」と人差し指を口元に当てたヴァレンティーナも共犯らしい。
また、ヴェスティートを作ったのは、去年のフラヴィオの即位18周年祝賀パラータのときに続き、アヤメだろうと察する。
「大丈夫だ、帰りのこの坂でまた男用の服を着せるから。バレぬバレぬ」
とフラヴィオがいそいそとサルヴァトーレの男の子用の衣装を脱がし、ヴェスティートを着せ付ける。
親子の「ふふふ」が被った。
「かぁーわいいのだ、トーレ。今回は姉上とお揃いのヴェスティートだぞー」
「とっても似合うわ、トーレ。あなたはやっぱり、こうでなくっちゃ」
「さーて、国民の皆に褒めてもらおうなー」
ファンファーレが鳴り響き、熱狂している王都オルキデーアの中央通りへと馬車が入って行く。
「見てくれ、皆! 可愛いだろう? 今日のトーレは、5番目の天使とお揃いのヴェスティートなのだぞ。可愛いだろう? ははははは」
「ち、父上っ……!」
「どうしたのだ、ティーナ? ほら、皆もっとトーレを見てくれ! 可愛いだろう? 7番目の天使そっくりでブリブリヴェスティートがとっても似合うだろう? 可愛いだろう? ははははは」
「あ、兄上っ……!」
「どうしたのだ、フェーデ? ほらほら、皆もっともっとトーレを見てくれ! 可愛いだろう? 天上天下唯一無二の美幼女だろう? 可愛いだろう? ははははは」
「へ、陛下っ……!」
「どうしたのだ、ドルフ? ほーらほらほら、皆もっともーっとトーレを見て良いのだぞ! 可愛いだろう? これで男って信じられないだろう? どう考えても神が寝惚けて性別を間違えてしまったのだ。だって、こんなに可愛い男を他に知っているか? 知らないだろう? 可愛いだろう? はーっはっはっはっは! ――って、あれ? なんか国民の様子がおかしくないか?」
とフラヴィオが、隣に座っているヴァレンティーナや護衛2人を見ると、どれも顔色無しになっている。
さらに馬車が急停止し、「どうした?」と御者の方――前方を見るや否や、ようやくフラヴィオの視界にも入った呆れ顔のハナ。
そしてその傍らには、満面の笑みのベルがいた。
「フラヴィオ様?」
「アモモモモモモ」
パラータが無事であろうと無かろうと終わったら、カプリコルノ一同はカンクロ一同と共に、休む間もなくカンクロ国へ。
本日はカンクロ国の先王ワン・ジンとその母の命日でもある故に、陵墓へと向かう。
こちらの時刻はもう夜で、空には月と星が輝いている。
昨日のヴィットーリアの墓参りの順番の最後尾はフラヴィオだったが、こちらはベルとリエンだった。
ベル手作りの菓子と、ワン・ジンの好きだった楽器――筝を持って柩の前へとやって来る。
「はイ、ご主人様。女王陛下手作りのクッキーだヨ。女王陛下の料理もお菓子も食べてビックリ、カーネ・ロッソを制するネ」
と言いながらビスコットをひとつ貰って口に入れたリエンが、「あのネ」と続ける。
「ご主人様が一番の大河の堤防を頑丈にしておいてくれたお陰デ、大雨が来ても氾濫しなくなったんだヨ! ウン千年ものあいだ民衆は悩まされてたみたいだけド、ご主人様のお陰で笑顔がとっても増えるネ!」
ベルが棺を見ながら微笑した。
持ってきた筝を置いて、その前に正座する。
「お見事でございます、ワン・ジン様。エミはあなたのために新曲を覚えて来ました」
「最高のご褒美だネ、ご主人様!」
去年のこの日と同じように、ベルが全身全霊を込めて筝を奏でる。
ワン・ジンはこのベルの――エミの笑った顔が好きだったことを知っている故に、微笑みを絶やさずに弦をはじく。
終わってみると、目前にワン・ジンの幸福の笑顔が見えた気がした。
「ついでに、あなたの興味の無さそうなことを話して行きます。今カプリコルノには、あなたのような子が2人います。そう、メッゾサングエです。つくづくあなたはどうでも良いって思われていることでしょうが……私は、そうは思えません。私はこの先、その子たちを幼少の頃のあなただと思って愛情を持ち、大切に育てていきます――」
ベルとリエンが外で待っていた一同と合流すると、来たときの人数よりも減ったように見える。
それはどんな人込みに居ても隠れられないほど輝かしく、眩しく、麗しい5番目の天使こと絶世の美王女ヴァレンティーナであったために、誰が居ないのかと考える間もなく分かった。
「フラヴィオ様、ティーナ様はどちらへ?」
とベルは問いながら、テレトラスポルト係のマサムネの猫4匹のうち、タロウも居ないことに気付いた。
「ティーナは今日の主役だからな。招待客を待たせるわけには行かないからと、さっきタロウと先に帰国して祝宴に向かったぞ」
「なるほど」
と、納得したベルだったが、すぐに不審に思う。
本日のもうひとりの主役であるサルヴァトーレは、フラヴィオの腕に抱っこされたままになっている。
「ティーナ様、トーレは連れて行かなかったのですね」
「トーレはまだ赤ん坊だから気を遣ったのだろう」
「そういう意味なら良いのですが……」
「うん?」
タロウが戻ってきた――
「ごめん。本当にごめん」
と、強張った顔でカプリコルノ一同の顔を見回し、続け様に「繋がって」と言った。
従った一同が手を繋いで輪を作ると、タロウが人間の目には見えない魔法の盾――バッリエーラを10枚掛けた。
ハナが「ん?」と眉を寄せる。
「すでに皆に5枚ずつバッリエーラ掛かってたのに。これからどこに行く気だ、兄貴?」
「うん、あのね……ハナ、ナナ・ネネ、「せーの」でアクアーリオの宮廷前へ飛ぶよ。砂浜がある門の方ね」
「は?」
「はい、せーの」
アクアーリオ国へやって来た。
時刻は昼下がり。
カンクロ国のリエンと内閣大学士たちは陵墓前に置いて来てしまったが、リエンもテレトラスポルトが使えるので大丈夫。
宮廷前の門衛が、カプリコルノ国王やカンクロ女王、サジッターリオ国王を目前にして「申し訳ございません」と震え声で謝罪する。
つまり、通してはくれないらしい。
タロウが「こっち来て」と、城壁に沿って歩いて行く。
アクアーリオ国にはヴィットーリアを死に至らしめたオオカミ型モストロ――ルーポ・ヴェレノーソが棲息しており、それから防衛するための城壁は、カプリコルノの宮廷の周りを囲っているものの倍近く背が高く出来ている。
それ故、すぐ近くを歩いていると、中の宮廷はまるで見えなかった。
タロウがある程度歩いたところで、「こっち」と直角に曲がって城壁から離れていく。
手入れのされていない自然界の伸び放題の草原の上をしばらく歩いたところで立ち止まり、振り返って「あれ見て」と斜め上を指差す。
そこを一同が見ると、宮廷の最上階にある部屋の窓から、ヴァレンティーナの姿が見えた。
またその傍らには、アクアーリオ王太子もいる。
「――は?」
一体そこで何をしているのかと一同が動揺する中、ヴァレンティーナが窓を開けて大声で叫んだ。
「私、母上の遺言通りアクアーリオ王太子殿下と結婚するわ! 認めてくれるまで、絶対に帰らないから!」
ヴァレンティーナは成人となる15歳に、サルヴァトーレは1歳になった。
パラータの馬車には主役2人と共に、数時間前に霊廟から戻って来たばかりのフラヴィオも乗り込む。
「では、行ってくるのだアモーレ」
「いってらっしゃいませフラヴィオ様、ティーナ様、トーレ」
馬車が『下の中庭』から動き出し、大手門を潜って王都オルキデーアの中央通りへと続く緩やかな下り坂に入る。
その途端、懐から本日のヴァレンティーナのものとお揃いの小さなドレスを取り出したフラヴィオを見て、馬車の両脇にいる護衛――フェデリコとアドルフォが顔を引きつらせた。
「ちょ、兄上、まさかそれはトーレの…!? 一体、何度やれば気が済むのです……!」
「あとでベルにバレても、俺たちは知りませんからな……!?」
2人の顔を見て、「しーっ」と人差し指を口元に当てたヴァレンティーナも共犯らしい。
また、ヴェスティートを作ったのは、去年のフラヴィオの即位18周年祝賀パラータのときに続き、アヤメだろうと察する。
「大丈夫だ、帰りのこの坂でまた男用の服を着せるから。バレぬバレぬ」
とフラヴィオがいそいそとサルヴァトーレの男の子用の衣装を脱がし、ヴェスティートを着せ付ける。
親子の「ふふふ」が被った。
「かぁーわいいのだ、トーレ。今回は姉上とお揃いのヴェスティートだぞー」
「とっても似合うわ、トーレ。あなたはやっぱり、こうでなくっちゃ」
「さーて、国民の皆に褒めてもらおうなー」
ファンファーレが鳴り響き、熱狂している王都オルキデーアの中央通りへと馬車が入って行く。
「見てくれ、皆! 可愛いだろう? 今日のトーレは、5番目の天使とお揃いのヴェスティートなのだぞ。可愛いだろう? ははははは」
「ち、父上っ……!」
「どうしたのだ、ティーナ? ほら、皆もっとトーレを見てくれ! 可愛いだろう? 7番目の天使そっくりでブリブリヴェスティートがとっても似合うだろう? 可愛いだろう? ははははは」
「あ、兄上っ……!」
「どうしたのだ、フェーデ? ほらほら、皆もっともっとトーレを見てくれ! 可愛いだろう? 天上天下唯一無二の美幼女だろう? 可愛いだろう? ははははは」
「へ、陛下っ……!」
「どうしたのだ、ドルフ? ほーらほらほら、皆もっともーっとトーレを見て良いのだぞ! 可愛いだろう? これで男って信じられないだろう? どう考えても神が寝惚けて性別を間違えてしまったのだ。だって、こんなに可愛い男を他に知っているか? 知らないだろう? 可愛いだろう? はーっはっはっはっは! ――って、あれ? なんか国民の様子がおかしくないか?」
とフラヴィオが、隣に座っているヴァレンティーナや護衛2人を見ると、どれも顔色無しになっている。
さらに馬車が急停止し、「どうした?」と御者の方――前方を見るや否や、ようやくフラヴィオの視界にも入った呆れ顔のハナ。
そしてその傍らには、満面の笑みのベルがいた。
「フラヴィオ様?」
「アモモモモモモ」
パラータが無事であろうと無かろうと終わったら、カプリコルノ一同はカンクロ一同と共に、休む間もなくカンクロ国へ。
本日はカンクロ国の先王ワン・ジンとその母の命日でもある故に、陵墓へと向かう。
こちらの時刻はもう夜で、空には月と星が輝いている。
昨日のヴィットーリアの墓参りの順番の最後尾はフラヴィオだったが、こちらはベルとリエンだった。
ベル手作りの菓子と、ワン・ジンの好きだった楽器――筝を持って柩の前へとやって来る。
「はイ、ご主人様。女王陛下手作りのクッキーだヨ。女王陛下の料理もお菓子も食べてビックリ、カーネ・ロッソを制するネ」
と言いながらビスコットをひとつ貰って口に入れたリエンが、「あのネ」と続ける。
「ご主人様が一番の大河の堤防を頑丈にしておいてくれたお陰デ、大雨が来ても氾濫しなくなったんだヨ! ウン千年ものあいだ民衆は悩まされてたみたいだけド、ご主人様のお陰で笑顔がとっても増えるネ!」
ベルが棺を見ながら微笑した。
持ってきた筝を置いて、その前に正座する。
「お見事でございます、ワン・ジン様。エミはあなたのために新曲を覚えて来ました」
「最高のご褒美だネ、ご主人様!」
去年のこの日と同じように、ベルが全身全霊を込めて筝を奏でる。
ワン・ジンはこのベルの――エミの笑った顔が好きだったことを知っている故に、微笑みを絶やさずに弦をはじく。
終わってみると、目前にワン・ジンの幸福の笑顔が見えた気がした。
「ついでに、あなたの興味の無さそうなことを話して行きます。今カプリコルノには、あなたのような子が2人います。そう、メッゾサングエです。つくづくあなたはどうでも良いって思われていることでしょうが……私は、そうは思えません。私はこの先、その子たちを幼少の頃のあなただと思って愛情を持ち、大切に育てていきます――」
ベルとリエンが外で待っていた一同と合流すると、来たときの人数よりも減ったように見える。
それはどんな人込みに居ても隠れられないほど輝かしく、眩しく、麗しい5番目の天使こと絶世の美王女ヴァレンティーナであったために、誰が居ないのかと考える間もなく分かった。
「フラヴィオ様、ティーナ様はどちらへ?」
とベルは問いながら、テレトラスポルト係のマサムネの猫4匹のうち、タロウも居ないことに気付いた。
「ティーナは今日の主役だからな。招待客を待たせるわけには行かないからと、さっきタロウと先に帰国して祝宴に向かったぞ」
「なるほど」
と、納得したベルだったが、すぐに不審に思う。
本日のもうひとりの主役であるサルヴァトーレは、フラヴィオの腕に抱っこされたままになっている。
「ティーナ様、トーレは連れて行かなかったのですね」
「トーレはまだ赤ん坊だから気を遣ったのだろう」
「そういう意味なら良いのですが……」
「うん?」
タロウが戻ってきた――
「ごめん。本当にごめん」
と、強張った顔でカプリコルノ一同の顔を見回し、続け様に「繋がって」と言った。
従った一同が手を繋いで輪を作ると、タロウが人間の目には見えない魔法の盾――バッリエーラを10枚掛けた。
ハナが「ん?」と眉を寄せる。
「すでに皆に5枚ずつバッリエーラ掛かってたのに。これからどこに行く気だ、兄貴?」
「うん、あのね……ハナ、ナナ・ネネ、「せーの」でアクアーリオの宮廷前へ飛ぶよ。砂浜がある門の方ね」
「は?」
「はい、せーの」
アクアーリオ国へやって来た。
時刻は昼下がり。
カンクロ国のリエンと内閣大学士たちは陵墓前に置いて来てしまったが、リエンもテレトラスポルトが使えるので大丈夫。
宮廷前の門衛が、カプリコルノ国王やカンクロ女王、サジッターリオ国王を目前にして「申し訳ございません」と震え声で謝罪する。
つまり、通してはくれないらしい。
タロウが「こっち来て」と、城壁に沿って歩いて行く。
アクアーリオ国にはヴィットーリアを死に至らしめたオオカミ型モストロ――ルーポ・ヴェレノーソが棲息しており、それから防衛するための城壁は、カプリコルノの宮廷の周りを囲っているものの倍近く背が高く出来ている。
それ故、すぐ近くを歩いていると、中の宮廷はまるで見えなかった。
タロウがある程度歩いたところで、「こっち」と直角に曲がって城壁から離れていく。
手入れのされていない自然界の伸び放題の草原の上をしばらく歩いたところで立ち止まり、振り返って「あれ見て」と斜め上を指差す。
そこを一同が見ると、宮廷の最上階にある部屋の窓から、ヴァレンティーナの姿が見えた。
またその傍らには、アクアーリオ王太子もいる。
「――は?」
一体そこで何をしているのかと一同が動揺する中、ヴァレンティーナが窓を開けて大声で叫んだ。
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